はじめまして。Macでブログ運営をし、Windowsで動画投稿をしているちゃすくです。
この記事ではMacとWindowsの両方を利用している私が「MacからWindowsへ乗り換える時の注意点やオススメ対処法」を解説していきます。
MacからWindowsへ乗り換える時の注意点6選
MacからWindowsへ乗り換える際に注意したいことには下記があるため、くわしい内容を解説します。
キーボードで入力しにくい
私はブログ執筆でMacBookProを使っており、サイズ感が近いDellのinspironと比較するとキーボードで入力しやすいです。
と言うのも、MacBookProのキーボードは下画像のように各キーがギリギリまで大きくなっているので非常にタイピングしやすいです。
一方、DellのinspironはMacBookProのキーよりも隙間が大きく、各キーの大きさもMacに負けています。
これでもDellのinspironは比較的キーが大きいノートPCです
私はMacのようにキーが大きいモデルのほうがタイピングしやすいため、タイピング量が多い作業ではMacBookを優先的に使っています。
もしタイピング量が多い作業でMacからWindowsへ乗り換えると、タイピングにかかる時間が増えやすいため注意が必要です。
正直、Macのデザインを超えるPCは無いと思うので、Windowsの環境を用意したいだけならParallels でMacへWindowsの仮想環境を入れる方法がオススメです。
ディスプレイの比率が違う
Windowsを搭載したノートパソコンはほとんどのモデルが16:9のディスプレイであり、16:10のディスプレイを搭載したMacBookとは見え方が違います。
実際にWindowsとMacで全画面のスクショを比較すると下画像のようになり、Windowsは横、Macは縦に長い印象です。
また、Windowsの初期設定では常にタスクバーが表示されているので、縦方向に窮屈な印象を持ちやすいです。
慣れてしまえば大した違いではありませんが、ページをスクロールする作業が多い場合はMacの方が快適かもしれません。
ただし、Windowsは「タスクバーで右クリック」>「タスクバーの設定」>「タスクバーの動作」>「タスクバーを自動的に隠す」をオンにすればタスクバーが非表示になります。
実際にタスクバーの表示を消すと画面が少し広くなり、Macに近い表示になります。
タスクバーを表示したい時はMacと同じようにカーソルを画面下部へ移動すればOK
Macを使い慣れている場合はWindowsのタスクバーが邪魔になりやすいので、MacからWindowsへ乗り換える際は導入してみて欲しい設定です。
トラックパッドが使いにくい
最近はWindowsのノートPCもMacと同じように使いやすいトラックパッドになっていますが、やはりMacのトラクパッドには及びません。
WindowsのトラックパッドがMacよりも劣っていると感じる部分には下記があります。
- MacBookのトラックパッドは大きくて使いやすい
- Macは3本指操作でホーム画面に戻れる
- Windowsのトラックパッドは右側だと1本指でも右クリック判定
M1以降のMacは13.3型でも幅16cm&縦11.49cmのトラックパッドですが、Dellのinspironは14型なのに幅11.5cm&縦8cmしかありません。
Macよりも一回り小さいせいでトラクパッドの操作性が悪くなるので、MacからWindowsへ乗り換えるときは気を付けたいポイントです。
また、MacBookでは「1本指で左クリック」「2本指で右クリック」ですが、Windowsのトラックパッドは「左半分での1本指で左クリック」「左半分でも2本指は右クリック」「右半分は強制右クリック」という仕様です。
MacBookではトラックパッドの右半分でも左クリックが可能でしたがWindowsでは出来ないので注意してください。
もしMacのトラックパッドを活かしたままWindowsを使いたい場合はMac上でWindowsを動かせるParallels がオススメです。
iPhoneと連携しづらい
MacとiPhoneであればAirDropが使えますし、同じApple IDでログインしておけばiCloudやメモ内容も同期できます。
しかし、WindowsとiPhoneでは上記ができないため、写真やメモを転送する際に別アプリや外付けストレージを使わなければいけません。
私はiPhoneで撮った写真やメモをブログで頻繁に使うので、iPhoneと連携しにくいWindowsではブログを書きにくいです。
一応、Windowsのブラウザで「https://www.icloud.com/」へアクセスすればメモやメールを確認できますが、やはりMacとiPhoneの連携には勝てません。
もしiPhoneとMacを連携しながら利用することが多い場合、Windowsへの乗り換えよりも二刀流をオススメします。
不要ソフトが入っている
マウスコンピューターやパソコン工房などのBTOパソコンメーカー以外で販売しているWindows搭載PCには各PCメーカーのソフトやセキュリティソフトが入っています。
実際に先ほどから紹介しているDellのinspironにもDellの専用ソフトが9つ、マカフィーの無料体験も入っていました。
上記のソフトは全て不要なのにバックエンドでは常に実行されているので、パソコンを重くする原因になりやすいです。
アンインストールする時も待たされたので大変でした
一方、Macであれば初期状態はApple以外のアプリが入っていないので、わざわざ不要なアプリをアンインストールする手間が要りません。
Macしか使ったことがない人は不要アプリのアンインストールを忘れがちなので、MacからWindowsへ乗り換えた時は注意してください。
不要ソフトのアンインストールがめんどくさい場合はパソコン工房などで購入するのもオススメです。
ディスプレイが綺麗ではない
MacやiPhoneにはRetinaディスプレイという画素数が大きいディスプレイを搭載し、黒や白のコントラストもハッキリさせることで綺麗な画面を表示しています。
一般的なノートPCのディスプレイは1,920×1,080ですが、Macは2,880×1,800です
そのため、Macのディスプレイに慣れているとWindowsのディスプレイに対してボヤけたような印象を持ちやすいです。
私の場合はMac以外のディスプレイでも実務に支障はありませんが、イラストレーターや印刷業ではRetinaディスプレイが好まれやすいそうです。
MacからWindowsへ乗り換える時のオススメ対処法
MacからWindowsへ乗り換える時にオススメの対処法には下記があるため、詳しい内容を解説します。
Macと同等スペックは絶対に買わない
Macを使っている状態からWindowsへ乗り換える場合、使っているMacよりもスペックが高いWindowsの購入をオススメします。
Macと同等スペックでは使いやすさで負けやすく、Windowsはバックエンドで実行しているアプリが多いため、体感のスペックはMacよりも低く感じます。
実際に私はデスクトップとノートでWindowsを持っており、どちらもMacBookの性能を上回っていますが、やはり使い勝手はMacが一番良いです。
つまり、Macと同等スペックのWindowsでは乗り換えを後悔しやすいので、今のMacよりも明らかにスペックが高いPCがオススメです。
マウスコンピューターであればゲーミングPCとクリエイターPCのコスパがDellやLenovoよりも高いため、スペックが高いWindowsを求めている場合は参考にしてください。
MacにWindowsを導入する
MacからWindowsへ乗り換える理由が「Windowsでしか動かないソフト」の場合、Parallels Desktopを使えばMacにWindowsの仮想環境を作れます。
私もMacにはParallels を導入しており、「ゆっくりムービーメーカー」や「マスターデュエル」をMacで使うときに利用しています。
Parallels であれば約14000円の買い切りでWindowsの環境を用意できるので、新しくWindows搭載PCを買うよりもコストがかかりません。
使いたいソフトが正常に動作するかどうかは確かめてみる必要があるものの、Parallels の公式サイトでは無料体験版がちゃんと配布されています。
無料体験版は期間が決まっているだけなので、使える機能は正式な製品版と同じです
スマホと連携できるアプリを入れる
WindowsはChromeBookやMacよりもスマホとの連携が弱いため、スマホと連携しやすいアプリのインストールがオススメです。
私が使っているアプリには下記があり、特にAmazonPhotosはAmazonプライム会員なら容量無制限で使えるので便利です。
- AmazonPhotos
- iCloud(Windows用)
- Googleドライブ
上記のアプリがあればスマホのデータを簡単にWindowsへ転送できますし、ブラウザからiCloudにアクセスすればiPhoneのメールやメモもチェックできます。
Windows用アプリのiCloudはメモやメールをチェックできない…
私はMac以外の端末へ写真を転送する時にAmazonPhotosをよく使うので、スマホから写真を転送することが多い場合は使ってみてください。