この記事は以下の悩みや要望を持つ方にオススメです。
- ライブ配信で自分の姿やアバターを背景透過で映したい
- OBSでクロマキー合成する方法を知りたい
- StreamlabsOBSではクロマキー合成は出来ないの?
ライブ配信で自分の姿やアバターの姿を背景透過で映すときには多くの場合、”クロマキー合成”を行います。
この記事では実際にクロマキー合成している様子の画像も用いながら、解説していきます。
記事製作者cHask
ブログのアイキャッチ(サムネ)にはCanvaを用いています。
OBS/StreamlabsOBSでクロマキー合成する方法
【関連記事】OBS Studioのダウンロード方法から使い方まで解説!
クロマキー合成で背景透過させたいソースを用意する
まず、クロマキー合成で背景を透過させたいソースを用意します。
基本的にクロマキー合成する時は下画像の様に透過させたい物体以外を一色にしておく必要があります。
多くのクロマキー合成では緑か青が使われますが、上画像の様に背景が真っ赤でもOBS/SLOBSではクロマキー合成が可能です。
背景色と残したい物体(アバターなど)が同系色だと、残したい物体まで透過する可能性があるので出来るだけ上画像のように正反対の色を背景にするとオススメです。
Vtuber系のアプリやソフトであれば背景色を変えれるので、事前に変えておくと便利です。
また、生身の身体だけを映したい場合は下画像にあるグリーン/ブルーバックが必要になります。
リンク
上のアイテムであれば服装や髪色に合わせて緑と青をリバーシブルで使えるのでオススメです。
もしカメラが付いていないノートpcやデスクトップpcを使っている場合はウェブカメラが必要になります。
下に表示されているWEBカメラ eMeet C960は3000円の安さでありながらWindows/Macに対応しており、USB接続するだけで使えるアイテムです。Amazonのベストセラーにもなっているのでオススメです!
OBS/StreamlabsOBSでクロマキー合成を行う
では、本題であるクロマキー合成をOBS/StreamlabsOBSで行っていきます。
- OBS又はStreamlabsOBSを起動し、ソースに背景透過する対象を読み込む
私の場合は配信/録画の背景として座敷風画像を用意し、背景透過を行いたい画像として大根を持っている生物画像を用意しました。
この時、必ず背景透過を行いたい画像が上に重なるようにソースの順番を調整してください。 - 背景を透過を行いたい画像のソースを右クリックし、「フィルター」を選択する(OBSとStreamlabsOBSで表記が若干異なりますが、翻訳の違いなので読み替えて対応してください)
- 表示されたポップアップ内の「+」を選択し、フィルタータイプから「クロマキー」を選択する
- 下画像が表示されるので背景色にあった色を「色キーの種類」で選択する。オススメは「色キーの種類」を「カスタム」にして、スポイトマークで実際の背景色を選択すると綺麗にクロマキー合成出来ます。
色が透明になるとクロマキーのプレビュー画面では下画像のように黒色で表現されます。
あとは、色キーの種類の下にある「滑らかさ」や「色キーの流出減」のシークバーを調節すると、クロマキー合成の境界線やクロマキー色の範囲などを調整することが可能です。
- クロマキー合成の調整が終わったら「完了」をクリックして、配信のプレビュー画面で確認します。
上画像のようにきれいに透過されていれば、クロマキー合成は成功です。
もし失敗していた場合は再びソースを右クリックして「フィルター」を選択すれば調整出来ます。
まとめ
OBS/StreamlabsOBSで背景透過したい時は「フィルター」にある「クロマキー」を用いる。
デジタル映像であれば綺麗に透過出来ますが、生身の身体だと証明やシワの関係で上手くクロマキー合成出来ない時もあるので注意が必要です。
また、下の記事ではYouTube検索で動画が表示されない時に考えられる原因についてまとめてあります。
【参考記事】自分の動画がYouTube検索に出ない!原因5選と対策法
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