運動会にビデオカメラはいらない？理由7選とスマホが代わりになるのか解説

はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。

結論から言うと、運動会をスマホで撮影すると映像がブレやすく、綺麗に子供の様子を撮影できない可能性が高いです。

PanasonicのビデオカメラであればAPEXレンタル やGOOPASSなどで借りれるため、運動会でしか使わない場合はレンタルがオススメです。

運動会にビデオカメラはいらない？【いらない理由７選】

「運動会でビデオカメラはいらない！」と言われる理由には下記があり、やはりスマホの普及と高性能化が大きな理由になっています。

ただし、上記の理由にはビデオカメラに対する誤った知識があるため、詳しい内容をcHasLogで解説します。

理由1：スマホの撮影能力が十分に高い

iPhone Proシリーズの登場以降、iPhoneのカメラ性能はビデオカメラに匹敵しており、実際に比較してみると下記になります。

比較項目	iPhone Proシリーズ	ビデオカメラ
画質	〜4K	〜4K（8Kまで撮影できるモデルもあり）
ズーム倍率	3倍	20倍以上
手ブレ補正	優秀（ビデオカメラには劣る）	優秀（iPhoneよりもブレにくい）
音質	優秀（ビデオカメラと互角以上）	優秀（低価格モデルはiPhoneに負ける）
サイズ感	ポケットに入る	ハンディタイプでもポケットに入らない
価格	14〜20万円	6〜15万円

「ズーム倍率」と「価格」以外ではiPhoneとビデオカメラの性能が拮抗しており、運動会でビデオカメラの代わりにiPhoneを使う人がいるのも納得できる結果です。

ただし、上記の比較はあくまでもiPhone Proシリーズの場合なので、iPhone Pro以下の性能ではビデオカメラの勝る点が多くなります。

特に「ズーム倍率」と「手ブレ補正」はビデオカメラが得意としている分野であり、運動会との相性も良いです。

そのため、iPhone Proシリーズに近い性能スマホを持っている場合はビデオカメラが不要ですが、それ以外の場合はビデオカメラの使用を検討しても良いでしょう。

仮にiPhone Proを持っている場合でも、3倍以上のズームを使う予定であればビデオカメラがオススメです。

理由2：ビデオカメラの使い方を知らない

運動会でビデオカメラを使わない理由には「そもそもビデオカメラの使い方を知らない」というケースがあります。

ビデオカメラはスマホのカメラよりも機能が多い分、スマホのカメラよりも使うためのハードルが高くなりやすいです。

一方、スマホであれば普段から使い慣れているので、運動会で「カメラの使い方が分からない！」となることはないでしょう。

高性能なビデオカメラであっても使い方が分からなければ性能を引き出せないため、運動会であまり役に立たない可能性があります。

理由3：ビデオカメラの価格が高い

ビデオカメラは新品の場合だと6〜14万円ほどするため、決して安い買い物ではありません。

子供の運動会を撮るだけでは割高なので、元々持っているスマホのカメラで済ます人も多いです。

カメラをレンタルできるAPEXレンタル やGOOPASSであれば割高な問題も解決できるため、運動会でしか使わない場合はレンタルがオススメです。

理由4：スマホより見返すことが難しい

スマホで撮影した動画であればいつでも手軽に確認できますが、ビデオカメラの場合は下記いずれかになります。

一応、ビデオカメラ本体で運動会の動画は見れるものの、スマホで見る場合よりもお手軽とは言えません。

そのため、ビデオカメラで撮影した動画はPCやスマホへ転送することが多いです。

現在では無線LN接続やBluetoothを活用することでワイヤレスでPCやスマホへ転送できますが、それでもスマホより一手間増えていることは事実です。

もし運動会が終わった後に気楽に確認したい場合はビデオカメラよりもスマホで撮影した方が良いでしょう。

理由5：SNSなどで共有しにくいイメージ

スマホで撮影した動画であればLINEやYouTubeで簡単に共有できますが、ビデオカメラの場合は共有しにくいプラットフォームがあります。

ビデオカメラはLINEなどのプライベート性が高いSNSへ直接共有できないので、一度スマホやPCへ動画を転送しなければいけません。

一方、YouTubeなどの動画共有サイトへであればビデオカメラのアプリから直接アップロードできるモデルもあり、スマホよりもアップロード処理が早いケースもあります。

また、PCからSNSへ共有したい場合は最初からSDカードへ動画が保存されるビデオカメラの方が便利です。

理由6：そもそもビデオカメラが売ってない

「運動会にビデオカメラはいらない！」という話が出る以前の問題ですが、最近は家電量販に行ってもビデオカメラの数が非常に少ないです。

実際にビデオカメラ市場は2011年にピークを迎えてから年々減少し、今やSONYやキャノンも新しいビデオカメラを販売していません。

代わりにVlog用カメラやアクションカメラが人気を獲得しており、ビデオカメラが欲しくても売っていない場合があります。

10倍以上のズーム機能が不要であればVlog用カメラやアクションカメラでも運動会を撮影できますし、手ブレ補正もビデオカメラに負けない性能があります。

しかも、Vlog用カメラやアクションカメラはビデオカメラよりも価格帯が安いため、子供が小さいうちであればVlog用カメラなどでも問題ないでしょう。

理由7：ビデオカメラが重くて大きい

ビデオカメラはハンディタイプもありますが、スマホやGoProに比べれば明らかに重くて大きいです。

運動会は朝から夕方まで続く場合も多いため、ビデオカメラを長時間持っていると腕への負担が大きくなります。

また、スマホやGoProであればポケットやカバンにも入りやすいですが、ビデオカメラは専用のケースでなければ難しいです。

そのため、運動会を見ている時に途中からビデオカメラの存在が邪魔に感じかもしれません。

GoProであれば縦横のサイズ感はスマホ以下であり、厚みは缶コーヒー程度なので小さいカメラを求めている場合はオススメです。

運動会でビデオカメラを使うメリット５選

ここからは運動会でビデオカメラを使う下記のメリットについて詳しく解説していきます。

メリット1：ズームと強力な手ブレ補正

記事前半でも書きましたが、ビデオカメラのズーム倍率は20倍以上が多く、遠くで走っている子供を綺麗に撮影できます。

比較項目	iPhone Proシリーズ	ビデオカメラ
画質	〜4K	〜4K（8Kまで撮影できるモデルもあり）
ズーム倍率	3倍	20倍以上
手ブレ補正	優秀（ビデオカメラには劣る）	優秀（iPhoneよりもブレにくい）
音質	優秀（ビデオカメラと互角以上）	優秀（低価格モデルはiPhoneに負ける）
サイズ感	ポケットに入る	ハンディタイプでもポケットに入らない
価格	14〜20万円	6〜15万円

幼稚園の運動会くらいであればあまり距離が離れませんが、小学生以上になるとグラウンドが広いため、スマホのズームでは足りません。

また、ビデオカメラの手ぶれ補正には光学式と電子式の2種類があり、下記のような特徴があります。

ビデオカメラでは光学式の精度が非常に高いため、走って撮影しても手ブレが起きにくいです。

ビデオカメラであればGOOPASSなどで借りれるため、グラウンドが広くて動きも激しい運動会にはビデオカメラでの撮影がオススメです。

メリット2：逆光補正がある

ビデオカメラは外での動画撮影へ対応するために逆光補正が搭載されており、運動会で撮影する時に便利です。

運動会では基本的に保護者のスペースが決まっているため、場所によっては撮影時に逆光が発生します。

スマホでは逆光に対する補正が無いので綺麗に撮影ができず、逆光中は撮影を諦めるしかありません。

しかし、ビデオカメラであれば逆光が起きても綺麗に撮影できるため、どんなタイミングでも運動会を撮影しやすいです。

メリット3：スマホの充電が減らない

運動会の様子をスマホで撮影することは可能ですが、スマホで動画を撮れば撮るほど充電が減っていきます。

運動会中にLINEでのやり取りや電話があった場合は充電残量が大切になるため、スマホの充電残量を減らすのはリスクになります。

ビデオカメラを使えばスマホの充電残量を残しやすいため、あまり充電を減らしたくない場合は運動会当日のみビデオカメラを借りる方法もオススメです。

メリット4：三脚を使えば撮影が楽

ビデオカメラには大きくて重い特徴がありますが、三脚を使えばそもそも持つ必要がありません。

スマホの場合でも長時間撮影していれば疲れるため、三脚有りならビデオカメラの方が長時間撮影に適しています。

また、三脚があれば両手を自由に使えるので、運動会を撮影しながら水分補給や通話も簡単にできます。

実はカメラをレンタルできるGOOPASSやAPEXレンタル では三脚も借りれるので、長時間の動画撮影を考えている場合は参考にしてください。

メリット5：動画を管理しやすい

ビデオカメラで撮影した動画はSDカードへ保存されるため、動画の保管がスマホよりも楽です。

スマホも端末内へ保存されるので楽だと思う人は多いですが、実際には「容量の限界」と「スマホの買い替え」によって少し手間になります。

例えばiPhoneを新しいモデルへ買い替える場合、動画のデータも全て新しいiPhoneへ移行するのでとにかく時間がかかります。

また、スマホ内に保存してある動画の容量が増えれば買い替える際にストレージ容量が大きい端末が必要になるため、スマホの本体代が上がりやすくなります。

SDカードならPCがあればいつでも確認できますし、スマホやPCの容量を圧迫することもありません。