この記事は下記の悩みや要望を持つ人にオススメです。
- Vtuberにオススメのキャプボはどれ?
- キャプチャーボードってそもそも何?
- ゲーム配信をするためにはどれが良い?
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。

この記事ではVtuberにオススメなキャプチャーボードについて解説していきます。

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そもそもキャプチャーボードとは?
そもそもキャプチャーボードとは「任天堂SwitchやPS5などのゲームハード画面をPCへ取り込むための機材」です。
下画像のようにキャプチャーボードがゲーム機とPCを仲介する事で、ゲーム機の映像をPC本体へ表示し、録画や実況が出来るようになります。


キャプチャーボードを略して「キャプボ」と呼ぶこともあるよ
一般的には下画像のようにPCへ外付けするキャプボがよく知られていますが、PC内部へ取り付けるキャプチャーボードも存在します。
キャプボの価格については性能や機能によるため、2,000円~5万円と幅広いことも特徴的です。
実際に上画像の左「GC550 PLUS」はAmazonで約2万円ですが、上画像の右「HDMI キャプチャーボード」はAmazonで約2,000円です。
基本的には価格の高いキャプボを買っておけば、ゲームの実況や配信で問題が起きることは少ないです。

キャプボはほとんど「値段=性能」な製品!
とは言え、キャプチャーボードは種類が多く、高い製品を買えば必ずVtuber活動と相性が良い訳ではありません。
そこで、キャプボの特徴を解説しながら用途ごとにオススメを解説していきます。
【迷ったらコレ!】Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS
結論から言うと、Vtuber用のキャプチャーボードで1番のオススメは間違いなくAVerMediaの「Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS」です。

価格はAmazonで19,800円であり、主な機能については下記の通りです。
名前 | GC550 PLUS |
対応OS | Windows |
録画画質/fps | 1080p/60fps |
パススルー | 対応 |
パススルー画質/fps | 4K/60fps |
エンコード方式 | ソフトウェア |
GC550 PLUSの大きな特徴はパススルー機能であり、これによって遅延無しでゲームの録画や配信が出来ます。
パススルー:ゲームハードの映像をプレイ用のモニターと録画用のPCへ同時に表示する機能。
通常、PCへ表示されるゲーム映像は実際のプレイよりも遅れてしまうためゲームプレイで不利になりやすい。
そこで、パススルー機能を使って遅延が無い映像を他のモニターへ出力することで快適にゲームプレイが出来るようになる。

Vtuberのライブ配信でもゲームの上手さを求められることは多いため、遅延無しでゲームをプレイしながらライブ配信も出来るパススルー機能は必須です。
また、ゲームのライブ配信には配信ソフトが必要になりますが、GC550 PLUSであれば専用の録画・配信ソフトである「RECentral」も付いてきます。
RECentralのカスタマイズ性はOBSに少々劣りますが、初心者Vtuberでも使いやすいのでオススメのソフトです。

まあ、OBSの方が良いけどね
他にも高機能動画編集ソフトである「PowerDirector」が付属しているメリットも大きく、GC550 PLUSはコスパに優れた製品になっています。


Vtuberは配信がメインだけど、動画も大事
以上のことから、Vtuberがキャプチャーボードを使用するのであれば、GC550 PLUSが1番オススメです。
【キヨ使用】Live Gamer Portable 2 PLUS AVT-C878 PLUS
PCのスペックに自信が無い場合はAVerMediaの「Live Gamer Portable 2 PLUS AVT-C878 PLUS」がオススメです。

名前 | AVT-C878 PLUS |
対応OS | Windows、Mac |
録画画質/fps | 1080p/60fps |
パススルー | 対応 |
パススルー画質/fps | 4K/60fps |
エンコード方式 | ハードウェア |
価格はAmazonで18,900円であり、超人気ゲーム実況者「キヨ」さんはAVT-C878の前モデルを使っていました。

AVT-C878はGC550と同じようにパススルー機能を持っているうえ、「ハードウェアエンコード」を採用しています。
そもそもキャプチャーボードには下記2種類のエンコード方法があり、AVT-C878のハードウェアエンコードはPCへあまり負荷をかけません。
ハードウェアエンコード:キャプボ本体がゲームハードの映像をPCへ出力できるように処理すること。キャプボが処理するためPCに表示される映像は遅れる。
ソフトウェアエンコード:PC本体がゲームハードの映像をPCへ出力できるように処理すること。PCが処理するためPCに表示される映像は遅れにくい。
そのため、AVT-C878であればノートPCや低スペックPCでも快適にゲーム配信が出来ます。
しかも、GC550と同じように動画編集ソフトも付いてくるので、これからVtuberを始めたい人にオススメです。
【格安キャプボならコレ】Faunow HDMI キャプチャーボード
さっきまでのAVerMedia製品が高いと思った場合はFaunowの「HDMI キャプチャーボード」がオススメです。
価格はAmazonで2098円であり、AmazonChoiceに選ばれるほどの人気商品です。
名前 | HDMIキャプチャーボード |
対応OS | Windows、Mac |
録画画質/fps | 1080p/60fps |
パススルー | 非対応 |
パススルー画質/fps | 非対応 |
エンコード方式 | ソフトウェア |
先ほどのAVerMedia製品と違ってFaunowは非常にシンプルな製品であり、「パススルー」「録画・配信ソフト」「動画編集ソフト」などは一切ありません。
機能が全然無いと不安になりますが、「OBS」や「Bandicam」などの録画配信ソフトを使えば誰でもゲーム配信が出来ます。

とは言え、パススルー機能が無いのでFPSやレースゲームのような0.1秒のラグが勝敗へ大きく影響するゲームの配信にはオススメ出来ません。
一方で、ノベルゲームやバカゲーなどへ使用する場合はFaunowのHDMIキャプボでも十分なので、Vtuberとしての活動スタイルに合わせて選んでください。
【ゲーミングPCならオススメ】TreasLin HSV321
最後にオススメするVtuber用キャプチャーボードは「TreasLin HSV321」です。

価格はAmazonで8,000円であり、Amazonのベストセラー1位にも選ばれる人気キャプボです。
名前 | TreasLin HSV321 |
対応OS | Windows、Mac |
録画画質/fps | 1080p/60fps |
パススルー | 対応 |
パススルー画質/fps | 4K/30fps(1080pは60fps) |
エンコード方式 | ソフトウェア |
8000円という比較的低価格帯でありながらパススルー機能に対応しており、遅延無しでゲームプレイが出来ます。
AVT-C878と比較すると下記の点で劣りますが、使っているPCがゲーミングPCであれば2.は気になりません。
- 録画配信ソフトや動画編集ソフトが付いてこない
- ソフトウェアエンコードなのでPCへ負担がかかる
むしろ2.に関してはゲーミングPCの場合だと処理速度が早いため、パススルー機能を使わなくても遅延が少なくなります。

あるならパススルー使った方が良いけどね
そのため、既に「G-Tune」や「LEVEL-Infinity」などのゲーミングPCを持っているVtuberはTreasLin HSV321がオススメです。
一方で、ノートPCや低スペックPCで活動しているVtuberの場合はハードウェアエンコードの製品を優先した方が良いです。
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