はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論から書くと、2023年6月からPayoneerでは年間アカウント手数料として「29.95米ドル」が発生するようになりました。
あくまで年間アカウント手数料が発生するのは「過去12ヶ月間で2000米ドル(相当額)の受取がない場合」のみですが、個人で2000米ドルも受け取るのは中々高いハードルです。
1米ドル=150円だと、30万円になります
もし年間アカウント手数料をかけずに外貨を受け取りたい場合は海外送金サービスのWiseを利用すると良いでしょう。
Wiseであれば年間の手数料が無料であり、専用のデビットカードを利用すれば外貨のまま支払いができるのでオススメです。
Payoneerの年間アカウント手数料は?【改悪】
2023年6月までPayoneerの年間アカウント手数料に関する条件は下記だったため、実質的に年間手数料は無料でした。
過去12ヶ月で1度も取引が無かった場合:29.95USDの年間アカウント手数料が発生する
しかし、2023年6月以降から下記の条件へ変更されたため、受け取り金額が小さい場合は29.95米ドルの手数料が発生するようになりました。
過去12ヶ月で2000米ドル(相当額)以上の受け取りが無かった場合:29.95USDの年間アカウント手数料が発生する
そのため、年間で2000米ドル相当以上の外貨を受け取っていない場合は29.95米ドルの手数料がかかります。
これはかなり大きな改悪…
Wiseであれば年間のアカウント管理手数料が完全に無料なので、Payoneerの年間アカウント手数料で困ってる場合はオススメです。
【Payoneer】年間アカウント手数料に関する詳細
Payoneerの年間アカウント手数料に関する詳細は下記の通りなので、このブログで共有しておきます。
- 2023/6/23から有効とのことだけど、どの期間で判定する?
2023/6/23から過去12ヶ月間で判定される。 - 例えば、2023/4に開設したユーザーはまだ12ヶ月間経っていないが、いつ判定される?
アカウント登録日から、12ヶ月後に判定される。 - 判定チェックはいつ行われる?
毎日過去12ヶ月チェックされる。一度年間アカウント手数料を払った場合は、その後1年間は追加で請求されることはない。 - どうやって請求される?
Payoneerアカウント残高から差し引かれる。(よって、残高0の人からは差し引かれない) - 2023/6/23から有効ということは、6/23までに2000USD到達すれば請求されない?
請求されない。
Payoneerの年間アカウント手数料を回避する方法3選
Payoneerの年間アカウント手数料を回避する方法には下記があるため、詳しい内容を解説していきます。
- 2000米ドルを受け取る
- 代わりにWiseを利用する
- 2000米ドルを振り込む
回避方法1:2000米ドルを受け取る
Payoneerの年間アカウント手数料を回避したい場合、年間2000米ドル相当以上を稼げば回避できます。
例えば現在の外貨を受け取っている仕事にl加えて「海外クラウドソーシング」や「海外アフィリエイト」などを利用すれば2000米ドル以上の収益を得られるかもしれません。
元々、Payoneerで受け取っていた事業をさらに頑張るのもオススメ
回避方法2:代わりにWiseを利用する
Payoneerでは年間アカウント手数料がかかりますが、似たサービスであるWiseであれば年間の維持費が無料なのでオススメです。
Wise(旧称:TransferWise)は、国際送金サービスを提供するイギリスの企業です。2011年にエストニア出身のクリスタ・カーマンとターヴェット・ヒンリクスによって設立されました。
Wiseでは、銀行や従来の送金サービスよりも低い手数料と実際の為替レートで国際送金を可能にしており、米ドルと日本円の換金であれば0.62%の手数料しかかかりません。
クレカで外貨を支払うと為替レート+5%の手数料を支払うので、Wiseなら約4.4%もお得です
また、Wiseはマルチカレンシーの口座を提供しており、50以上の通貨での送金&受取が可能です。ユーザーは異なる通貨の間でお金を交換したり、複数の国の銀行口座番号を取得したりすることができ、海外で働いている人や留学生、多国籍企業などが手数料を抑えて容易に国際取引を行えます。
Wiseであれば米ドルや中国の元などを外貨のまま受け取れるため、Payoneerの代わりに外貨を受け取る口座として利用できます。
しかも、Wiseであれば0.62%の手数料で日本円を米ドルに換金でき、Wiseのデビットカードを利用すれば米ドル残高からそのまま支払いを行えます。
もちろん、日本円へ換金すれば日本の銀行口座にも出金できるため、Payoneerの代わりとして使う分には問題ありません。
回避方法3:2000米ドルを振り込む
強引な方法ですが、Payoneerのアカウントへ2000米ドルを振り込めば年間のアカウント手数料を無料にできます。
ただし、Payoneerは個人名の銀行から売り込みをできないので、法人名義の銀行口座などを取得する必要があります。
利用できる人は限られていますが、覚えておけばアカウント維持手数料を減らせるかもしれません。
個人の場合はWiseで受け取る方法がオススメです