はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
本記事では転売ヤー爆死事件の中でも有名な「スタバ福袋買占め事件」について解説します。
以前、スタバのマグカップを貰ったのですが、使いやすいサイズ感とオシャレさで気に入ってます
【転売ヤー爆死】スタバ福袋買占め事件【deking7777】
二子玉川のスタバに謎のイスが置いてある…?
時は2016年、「スタバ」の愛称で知られているスターバックスの福袋が買い占められる事件が起きました。
東京にある二子玉川店のスターバックスは1月2日に朝7時から福袋の販売を開始。
二子玉川店では福袋を108個販売していましたが、福袋購入希望者が並ぶ列の先頭には5脚の携帯イスが置かれていたのです。
携帯イスの持ち主5人は店の近くへ停めた車の中で待機しており、福袋販売開始時間になると列の先頭へ入って全ての福袋を買い占めました。
当然、2番手以降のグループは福袋を一切購入できませんでした↓
一応、スタバの中には「1人3個まで」のように購入制限を設けた店もありましたが、二子玉川店では購入制限が無く、転売ヤーによる買い占めが起きてしまったのです。
しかし、騒動はさらに大きくなります….
転売ヤーがInstagramで買い占めを自慢
実は、スタバの福袋を買い占めたと思われるグループ「deking7777」がInstagramで購入の様子を報告していました。
報告の内容には「お年賀として配らせていただきます」ともありましたが、果たして何人がその言葉を信じれたでしょうか….
当然、deking7777のアカウントは大炎上、多くの人から非難の声が届いたうえ、Instagramの情報とアップされていた写真から名前や住所などが特定されました。
現在、彼らのアカウントは削除済みであり、閲覧できません。
Instagramで炎上し、ヤフオクでは…
スタバで買い占めが起きた後、オークションサイトであるヤフオクではスタバの福袋が大量に出品されていました。
deking7777一派と思われるヤフオクのアカウント「yuki9584022」は福袋に入っていたタンブラーやトートバッグ、マグカップなどのアイテムを一つ一つばらして一つ1万円前後で売っていました。
さらには福袋の袋まで出品し、ざっと計算すると転売で100万円以上の利益は出るはずでした。
しかし、すぐにInstagramで自慢していた人物たちだと特定されてしまい、大バッシングが始まります。
イタズラ入札が相次いで商品が思うように転売できなくなり、転売ヤーたちは「いたずら入札が多いため、新規での入札はお断り…」と一文を添えるようになります。
ただし、新規との取引をしないとなると、過去に取引があったアカウントのみしか買えないため、福袋の中身を売り切ることは難しいです。
実際に、当初は福袋の中身をバラした状態で出品してましたが、気付けば福袋をまるごと出品しています。
価格もヤフオクの手数料や送料を考えると、赤字となっています。
もはや売ることが難しい不良在庫となっており、早く処分してしまいたいかのように見えますね。
deking7777はスタバ以外でも転売していた
ちなみに今回の転売ヤー達は数量限定のブランド品などを買い占めて転売するビジネスを何度も行っており、その様子をInstagramにアップしていました。
そのため、スタバ福袋事件の前から一定の注目を集めており、いつでも炎上しやすい状況にありました。
なぜ二子玉川店は購入制限が無かった?
実は二子玉川店のスタバは住宅街に位置しているため、利用客も地域の住民がメインです。
当然、過去に買い占めなどはなく、友達や家族から購入を頼まれた1人客などにも対応したいというサービス精神から、あえて個数制限は設けていなかったそうです。
今回の件はそんな噂を聞きつけた転売ヤー達がわざわざ押し寄せて来たから起きたみたいです。
また、今回の件を受けて近隣店舗のである玉川高島屋S・C店では、予定になかった個数制限(1人3個まで)を急遽設けて迅速に対応しました。
そして、スターバックス公式も「今回の買い占めは完全にイレギュラーなものでした」と述べ、長時間並んだのに購入できなかった客がいたことについて「お客様には大変申し訳無いことをしたと思っています。本人に対して出来る限りの対応を務めています」と謝罪しています。