目次
- スタバの福袋を買い占めて転売しようとするのも身元がバレて大炎上へ…
- 深夜にボコられカードを奪われる事件が発生!転売目的か?
- 転売ヤーがポケセンで暴れた結果、商品がぐちゃぐちゃに…→再販決定で転売ヤー大爆死
スタバの福袋を買い占めて転売しようとするのも身元がバレて大炎上へ…
スタバの前に謎のイスが置いてある…?
時は2016年、「スタバ」の愛称で知られているスターバックスの福袋が買い占められる事件が起きました。
東京の二子玉川店のスターバックスは1月2日に朝7時から福袋の販売を開始しました。
二子玉川店では福袋を108個販売していましたが、福袋購入希望者の列の先頭には5脚の携帯イスが置かれていたのです。
携帯イスの持ち主5人は店近くに停めた車の中で待機(↓)しており、福袋販売開始時間になると列の先頭へ入って全ての福袋を買い占めました。

当然、2番手以降のグループは福袋を一切購入できませんでした↓

一応、スターバックスの店舗の中には「1人3個まで」のように購入制限が行われた店もありましたが、二子玉川店では購入制限が無く、転売ヤーによる買い占めが起きてしまったのです。
しかし、騒動はさらに大きくなります….
実は、スタバの福袋を買い占めたと思われるグループがInstagramで購入の様子を報告していました。


報告の内容には「お年賀として配らせていただきます」ともありましたが、果たして何人がその言葉を信じれたでしょうか….

当然、彼らのInstagramのアカウントは大炎上し、多くの人から非難の声が届いたうえ、Instagramの情報とアップされていた写真から名前や住所などが特定されました。
*現在では当該人物のアカウントは削除済みであり、閲覧できません。
そして、スタバで買い占めが起きた後、オークションサイトであるヤフオクでは大量の福袋が出品されました。
犯人一派と思われるヤフオクのアカウント「yuki9584022」は福袋に入っていたタンブラーやトートバッグ、マグカップなどのアイテムを一つ一つばらして一つ1万円前後で売っていました。
さらには福袋の袋まで出品し、ざっと計算すると転売で100万円以上の利益は出るはずでした。
しかし、すぐにInstagramで自慢していた人物たちだと特定されてしまい、大バッシングが始まります。
さらにはイタズラ入札が相次いで商品が思うように転売出来なくなり、転売ヤーたちは下画像のように「いたずら入札が多いため、新規での入札はお断り…」と一文を添えるようになります。

ただし、新規との取引をしないとなると過去に取引があったアカウントのみしか取引が出来ないため、福袋の中身を売り切ることは出来ないでしょう。
実際に当初は福袋の中身がバラされて出品されていましたが、気付けば福袋をまるごと出品しています。

価格もヤフオクの手数料や送料を考えると、赤字となっています。
もはや売るのが難しい不良在庫となっており、早く処分してしまいたいかのようにみえますね。
ちなみに転売ヤー達はこれまでにも数量限定のブランド品などを買い占めて高値で転売するビジネスを何度も行っており、その様子をInstagramにアップしていました。


まあ、自業自得ですね….
何故二子玉川店のスタバは購入制限を設けていなかった?
実は二子玉川店のスタバは住宅街に位置しているため利用客も地域の住民がメインです。
当然、過去に買い占めなどはなく、友達や家族から購入を頼まれた1人客などにも対応したいというサービス精神から、あえて個数制限は設けていませんでした。
今回の件はそんな噂を聞きつけた転売ヤー達がわざわざ押し寄せて来たから起きたみたいです。
また、今回の件を受けて近隣店舗のである玉川高島屋S・C店では、予定になかった個数制限(1人3個まで)を急遽設けて迅速に対応しました。
そして、スターバックス公式も「今回の買い占めは完全にイレギュラーなものでした」と述べ、長時間並んだのに購入できなかった客がいたことについて「お客様には大変申し訳無いことをしたと思っています。本人に対して出来る限りの対応を務めています」と謝罪しています。