「スマホでゲーム配信をしていると熱くなって落ちてしまう!」
「スマホが熱くてまともにゲームが出来ない!」
このような悩みはありませんか?
私も元々スマホでゲーム実況をしていたため、気持ちが非常によく分かります。
スマホが熱くなると配信がカクカクと重くなったり、アプリが落ちたりして大変ですよね!
そこで今回は元実況者である私が
配信中にスマホが熱くなった時の対処法
を解説します。
記事製作者
*ブログのアイキャッチ(サムネ)にはCanvaを用いています。
スマホが熱いとダメなのか?
そもそも、なぜスマホは熱くなるのでしょうか?
答えは、スマホ内部のCPU(スマホの頭脳にあたる部分)の熱を放出するためです。
ゲーム配信中のスマホはゲーム本体と配信アプリを同時に処理しています。
実は、スマホにとって配信アプリの負担は非常に大きいです。
配信アプリは
- ゲーム画面のキャプチャ(録画)
- キャプチャしたデータを転送用に変換
- データを配信サーバーへ転送
- 視聴者さん達のコメントの受信
4つのことを同時に行っています。
しかも、ゲーム自体も起動しているため、スマホにかかる負担はとんでもなく大きいです。
本来ならば、ゲーム配信はパソコン工房などで販売されているゲーミングpcで無いと高画質で配信することは出来ません。
それを小さなスマホで無理矢理配信しているため、どうしてもスマホ内のCPUやRAMに大きな負担がかかります。
CPUは処理の負担がかかると、お肉を焼けるくらい高温になってしまいます。
ゲーミングpcであれば高温のCPUを冷やせる大きなクーラーが内蔵されていますが、スマホにはクーラーが内蔵されていない為、スマホ全体に熱を伝えることでCPUの温度を下げようとしてスマホ自体が熱くなってしまいます。
そのため、スマホが熱くなるのは内部の温度を下げようとするスマホ本来の機能です。
したがって、スマホが熱くなる事は決してスマホが故障している訳ではありませんし、悪いことでもありません。
しかし、スマホが設定されている高温(機種による)にまで達すると、発火などを抑える為にアプリを強制終了したり、スマホ自体の電源が落ちるようになっています。
さすがに配信中に急に落ちてしまうと大問題になるため、スマホが高温にならないようにしなければなりません。
下ではスマホが高温にならないようにする方法を解説します。
スマホが熱くならない方法
スマホ自体を冷やす
一番手っ取り早い方法はスマホを直接冷やすことです。
ただし、絶対に保冷材や氷などでは冷やさないようにしてください!
スマホ内部のCPUは熱くなると調子が悪くなりますが、冷やし過ぎても調子が悪くなります。
また、精密機器は基本的に結露などを生み出す急激な温度変化にも弱いです。
そのため、異常に冷たいモノでスマホを冷やすことは絶対にしてはいけません!
保冷剤で冷やすと、故障の原因やスマホの寿命を縮めることになるので必ず常温程度のモノで冷やすことをオススメします。
もしスマホを冷やせるモノを持っていない場合は、下のような扇風機型のクーラー「スマホ用冷却ファンAksBlay」がおススメです。
リンク
上の商品はUSB接続で充電をして3時間分稼働します。
伸縮クリップで挟むため、大きめなサイズであるiPhoneXシリーズ以降でも装着することが可能です。
価格もAmazonでは1599円と安価で、夏場以外は上の商品で十分スマホの発熱を抑えることが出来ます。
また、スマホ用ではなくノートパソコン用ですが、下の商品「E-PRANCEノートパソコン冷却パッド」は夏場でも非常におススメです。
リンク
こちらの商品はノートpc用であるため、ファン(扇風機の羽)の大きさもスマホ用クーラーとは比にならないくらい大きくて冷却効果も高いです。
上のクーラーに直接スマホを置けばスマホ全体にクーラーが当たるため、夏場の暑い日でも余裕でスマホの発熱を抑えることが出来ます。
価格もAmazonで2499円と手頃だったので、私はノートpcと兼用目的で利用してしました(笑)
しかし、こちらのクーラーにはスマホの配信で使うには一つだけ弱点があります。
弱点とは、スマホ全体にクーラーが当たってしまうため、配信でスマホの内蔵マイクを使うとクーラーの風音が入ってしまうことです。
そのため、ノートpc用のクーラーを使う時のゲーム配信中は必ずマイク用のイヤホンをつける必要があります。
スマホケースを外す
スマホケースをしていると、スマホ全体の熱が外気に逃げにくくなってしまいます。
そのため、スマホで配信する前にスマホケースを外すことが大切です。
また、どうしてもスマホケースをしたまま配信がしたい場合はスマホの温度を下げる「サンハヤト 付けるだけで5℃冷えるスマホケース」がオススメです。
リンク
上の画像ではiPhone SEシリーズになっていますが、iPhone X以降の対応シリーズも選べます。
クーラーや保冷剤では無く、電子基板の熱を逃がす「熱伝導」を利用しているのでスマホ内部の電子部品にも優しいことが特徴です。
部屋を涼しくする
スマホを直接冷やすことが一番簡単な方法ですが、スマホの後ろにクーラーなどを取り付けたくない方もいると思います。
その場合は部屋の温度を下げることでも、スマホの熱に対処することが可能です。
特に、夏場は部屋の温度が余裕で30度を超えることも珍しくありません。
部屋の温度が高いと、その分スマホも熱を持ってしまう為配信アプリが落ちやすくなります。
そのため、スマホでゲーム配信をする時は部屋の温度が27度ほどになるようにエアコンをつけることがオススメです。
配信・ゲーム設定を下げる
スマホのゲーム配信はデフォルトの設定だと、HD(720p)またはフルHD(1080p)設定になっていることも珍しくありません。
しかし、フルHDの設定は普通のテレビ放送と同等の画質であるため、スマホで処理するには負担が大きいです。
そのため、ゲーム画面や配信の画質設定を下げることで、十分スマホで処理できるようになります。
画質設定をフルHD(1080p)やHD(720p)から480pに落とすことで、一気にスマホへの負担が減らせます。
一応、480pでも視聴者は十分配信を見ることが出来るので、スマホがすぐに熱くなる場合は画質設定を下げることがオススメです。
pcにスマホの画面を映す
厳密にはスマホの温度を下げる方法ではありませんが、スマホの画面をpcに映してpcで配信の処理をすることでスマホの負荷を一気に減らせます。
ゲーム配信の処理をpcに任せれば、スマホの処理負担は普通にゲームのみをしている時と変わらなくなるので熱くなりにくいです。
また、ゲーム自体はスマホで行っているためpc側の負担は大きくありません。
そのため、スペックがそれほど高くないノートpcや中古ゲーミングpcでも、十分安定した配信の処理をすることが出来ます。
安いpcを探している場合は大手パソコンメーカーであるパソコン工房を参考にしてみてください。
パソコン工房であれば、値段に合わせたノートpcや中古ゲーミングpc、リノベーションpcまで幅広く扱っているため予算に合わせたpcを購入できます。
また、スマホの画面は有線でも映せますが、下の無料アプリを使うと無線で簡単に行うことが出来ます。
配信用のタブレットを購入する
元も子も無い話ですが、配信用のタブレットを購入した方が熱を気にせずに快適なゲーム配信を出来ます。
特にタブレットはスマホと違って大きいため、内部の熱が全体に広がっていき、スマホよりも熱くなりにくいです。
さらに、タブレット内部で使われているCPUやRAMはスマホのものよりスペックに余裕がある場合が多く、基本的な処理スペックが高いです。
配信デバイスのスペックが高くなれば、熱を気にせずに安定したゲーム配信を行うことが可能です。
iOSの場合は「Apple iPad Pro」がおすすめです。
リンク
まとめ
- スマホ自体を冷やす
- 部屋を冷やす
- ゲーム・配信の設定を下げる
- pcにスマホ画面を映す
- 配信用のタブレットを購入
以上がゲーム配信中にスマホが熱くならない為の対処法でした。
ゲーム配信はスマホに負担がかかるため、配信前から対策しておくことがおススメです。
また、下の記事ではゲーム配信におススメゲームの特徴をまとめています。
合わせて読むとおススメです。