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ホットクックは食中毒になる?理由や気を付けるポイントを解説

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結論だけ先に言うと、ホットクックで食中毒になるリスクは十分低く、使用用途を守っていれば問題ありません。

レンタルで試してみることも可能なので、ホットクックのリスクが気になる場合は試してみるのもオススメです。

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ホットクックでの調理は食中毒になる?

ホットクックの特徴である予約調理はあらかじめ材料をセットし、出来上がり時間を設定することで、決まった時間に美味しい料理が食べられる機能です。

作ってすぐ食べる場合とは異なり、調理したまま保温し、放置するので食中毒の心配をしている方も多いのではないかと思います。

結論から言うと、ホットクックの予約調理で食中毒が起こるというリスクはありません。

ではなぜ、予約調理をしても食中毒になるリスクがないのか解説していきます。

食中毒に対するメーカーの見解

シャープ:ヘルシオの公式サイトでは以下のような回答をしています。

Q
予約機能で、「朝にセットして晩に調理」する場合、食材は傷みませんか?
A

炊飯器とは異なり、セット直後に1度火を通し、その直後に味を浸みこませる工程を経た後、食品が腐敗しやすい温度帯を避けた温度にコントロールします。
これにより、肉などの生鮮食品があっても食品が傷むことはありません。

ちなみに「食品が腐敗しやすい温度帯」とは以下のことをさします。

栄養素 でんぷん質、蛋白質等
水分 水分活性(Aw):0.92以上←例外もある
温度 5~45℃
   30~40℃で多くの菌が増殖

引用元:https://www.fsc.go.jp

つまり、ホットクックは細菌が最も増殖する30°C〜40℃の温度を避け、自動的にコントロールするので、食品が傷まないまま美味しく食べられます。

温度を自動設定してくれる機能があるからこそ、長時間放置しても食べられるヒミツだといえます。

保温機能は朝~晩までOK

メニューによって異なりますが、ホットクックは調理〜保温まで最大15時間の予約調理ができます。

ちゃすく
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予約調理の流れは以下の通りです

出典元:https://jp.sharp/hotcook/

上記のように調理する段階から食品が腐敗する温度にならないよう配慮した自動調理を行ってくれます。

また、仕上げを予約設定時間に合わせて行ってくれるので、帰宅時に出来立てアツアツの料理が食べることが可能です。

メニューに合わせて温度をきめ細かくコントロールしてくれるので、まさに「ほったらかし調理」が叶う家電だといえるでしょう。

最大12時間まで保温できる

ホットクックは予約調理後も最大12時間まで保温してくれるので、フルタイムで働く家庭でもあたたかいご飯がすぐに食べることが可能です。

ちなみに、ホットクック公式サイトでは保温機能について以下のように紹介されています。

保温・あたため直しもできる(全機種)
最大12時間保温ができます。また、一度調理が終わったものを、あたため直すことができるので、あたたかいお食事をいつでも召し上がれます。カレー4人分を12時間保温した場合、電気代は約9.9円※1です。
※1 KN-HW24E。新電気料金目安単価27円/kWh(税込)で試算。加熱後すぐに保温した場合の実測値 消費電力量3653Wh。

引用元:https://jp.sharp/hotcook/

ホットクックは予約調理が行えるだけでなく、鍋に移さずにそのまま温めなおせるので、すぐに料理が食べられます。

また、電気代も安くおさえられているので、長時間の保温もおまかせ可能です。

ホットクックの保温は万能でない4つの理由

ホットクックの予約調理や保温機能についてここまで紹介してきましたが、決して万能な機能ではありません。

ホットクックの保温機能が万能でない理由として以下の点があげられます。

  • 保温できない料理もある
  • 保温時間が長いと調理した食品の質が低下する
  • 保温機能を利用することで電気代がかさむ
  • 長時間保温の多用は内鍋が熱で劣化しやすい

理由1:保温機能がない料理もある

鍋やフライパンで料理するものの中には保温できないメニューがあるのと同じく、ホットクックにおいても保温できない料理があります。

一例ですが、ホットクックで保温できない料理は下記のような料理です。

  • 炊飯したご飯
  • 低温調理メニュー
  • 手動で行う無水ゆで機能
  • ヨーグルトなどの発酵食品
  • デザートメニュー など

調理後に保温できないメニューは、放置すると食中毒のリスクが高まる料理かつ保温に適していない料理ということです。

これらのメニューを調理する場合はほったらかしにせず、ホットクックからとりだして冷蔵保存するようにしましょう。

理由2:保温時間が長いと料理の質が低下する

最大12時間保温が可能なホットクックですが、保温時間があまりにも長いと料理の質が低下するおそれがあります。

先述したようにホットクックが保温する温度は食品が腐敗しない40℃以上を保って保存します。

高温のまま保温していると、下記のような状態になるリスクがあり、出来立てを保ったまま食べられるとは限りません。

  • 肉や魚をしっとり仕上げたにも関わらず、どんどん水分が飛ばされた
  • 野菜の水分が減ってパサパサになってしまう

少しでも料理の質を保った状態で食べる場合は保温時間に注意して利用しましょう。

また、料理の質の低下を防ぐためにも出来上がったらなるべく早めに食べるか、鍋に移して保存しておくと美味しく食べられるのでおすすめです。

理由3:保温機能は電気代がかさむ

ホットクックは全体的に電気代を安くおさえられる調理家電となっているものの、多少なりとも電気代がかかってしまいます。

保温せずすぐに食べるときにくらべて電気代がプラスにかかっているため、節電を意識している方は保温機能を利用するのに躊躇してしまう部分かもしれません。

ただし、ほったらかしで温度調整をこまめにしてくれる機能は利用すれば便利な機能だといえるでしょう。

理由4:内鍋が熱で劣化しやすくなる

短時間の保温であればさほど問題はないものの、長時間熱にさらされる保温は内鍋が劣化しやすくなるので頻繁に利用することはおすすめしません。

ホットクックの内鍋にはフッ素コートが施されていますが、熱や塩分に弱いといった特徴があり、内鍋を劣化させてしまう原因にもなります。

内鍋の劣化によるこびりつきを防ぎたい場合は長時間の保温機能を多用しない方がよいでしょう。

ホットクックで食中毒にならない4つのポイント

ホットクックの調理で食中毒にならないようにするには、以下のポイントに注意して利用しましょう。

  • 保温に適さないものはすぐに取り出して保存/食べる
  • できたてを食べるようにする
  • 再加熱する
  • 調理後は頻繁に蓋を開けない

保温できないものはすぐに取り出す・食べる

先述したように以下のような料理は保温に適しておらず、ホットクックよりも冷蔵保存がオススメです。

  • 炊飯したご飯
  • 低温調理メニュー
  • 手動で行う無水ゆで機能
  • ヨーグルトなどの発酵食品
  • デザートメニュー など

これらの保温できない料理は出来上がってからも放置せず、ホットクックから取り出して冷蔵保存するようにしましょう。

保温できない料理は菌が繁殖しやすく、そのまま常温保存をしておくと食中毒になるリスクがあります。

保温できないものは放置せずなるべく早く食べたり、別の容器に移し替えて保存すると美味しく安全に食べることが可能です。

できたてを食べるようにする

先述したように長時間の保温は料理の質を低下させ、美味しく食べられないことがあります。

長時間保温することで野菜の水分が抜けてパサパサになったり、肉や魚がかたくなってしまうなど、美味しく食べられなくなってしまいます。

できたてを食べられるときは保温機能を使用せず、すぐに食べるようにすると美味しく食べられるでしょう。

また保温が切れてしまう前に食べるようにし、なるべく温度が下がった状態で食べないようにすると食中毒のリスクを軽減させることも可能です。

ただし、お仕事や用事で長時間料理を放置しなければならないときは、無理せず保温機能を使うようにし、少しでも食中毒のリスクを減らすようにしましょう。

再加熱する

お仕事や用事で長時間料理を放置してしまった場合は、料理を再加熱しましょう。

再加熱を行うことで繁殖した菌を殺菌できるので、食べる前に再沸騰すると安全に食べられます。

ただし、一度温度が下がったまま放置した料理は菌が繁殖しやすく加熱では殺菌できないものもあります。

ホットクックで作った料理を移し替えるほどの時間がない場合は無理せず保温機能を使い、設定時間内に食べられるよう調整しましょう。

やたらと蓋を開けない

ホットクックは調理後、保温機能を使わないまま放置していると庫内温度はどんどん下がっていきます。

一度温度が下がった料理を食べるのは食中毒のリスクがあるのであまりおすすめしません。

特に蓋を開けたまま放置しているとより早く温度が下がってしまう恐れがあるだけでなく、菌が侵入して衛生面を保てなくなる可能性があります。

長時間保温を行う場合は蓋を頻繁に開けず、庫内温度を一定に保てるようにしておきましょう。

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