「男性でVtuberやってるけど、全然伸びない!」
「やっぱり女性じゃないと伸びないの?」
このような悩みはありませんか?
現在でも人気なVtuber界隈ですが、男性Vtuberが伸びないという話は頻繁に出てきます。
しかし、実は男性Vtuberだから伸びないというわけではありません!
この記事では、男性Vtuberが伸びない本当の理由について解説していきます。
記事製作者cHask
男性Vtuberってどこまで?
まずは伸びない理由について解説する前にどういう人が男性Vtuberに当てはまるのか考えなければなりません。
男性Vtuberを広くとらえると以下の5つが候補になります。(個人的に番号が大きくなるほど男性要素が無くなっていると考えています)
- 中身が男性で見た目と声が男性のVtuber
- 中身が男性で見た目は女性、声が男性のVtuber
- 中身が男性で見た目と声が女性のVtuber
- 中身が女性で見た目と声が男性のVtuber
- 中身が女性で見た目が男性、声が女性のVtuber
1番は明らかに男性Vtuberですが、2番以降は男性Vtuberに分類していいのか微妙です。
特に、2番と3番に当てはまるVtuberは意外と多く、これらを男性Vtuberに含めるかどうかで男性Vtuberの母数も大きく変わってしまいます。
そこで、この記事では男性Vtuberは1番から3番までの中身が男性であるVtuberをさすことにします。
主な理由は、画面上は普通の女性Vtuberと変わらない3番であっても明らかに売り出し方やファンの需要が女性Vtuberと異なってくるからです。
実際に普通の女性vtuberであれば女性アイドル的な売り出し方をしたり、視聴者からのセクハラコメントも絶えませんが、中身が男性であるVtuberにはそのような傾向が見られません。
そのため、この記事では見た目や声に関わらず、中身が男性であるVtuberを男性Vtuberとして解説します。
男性Vtuberが伸びにくい理由
そもそもVtuberは女性の世界
やってみた系YouTuberやゲーム実況、解説チャンネルなど、YouTube上にあるほとんどのジャンルは男性YouTuberが開拓してきたジャンルです。
しかし、Vtuberのジャンルを開拓してきたのはほとんどが女性Vtuberです。
Vtuberの開拓者として知られている「四天王」と呼ばれる方々もほとんどが女性です。
- キズナアイ:女性
- 輝夜月:女性
- ミライアカリ:女性
- バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん(ねこます):見た目は女性、中身は男性
- 電脳少女シロ:女性
男性もいますが見た目は女性の姿をしているため、Vtuberは女性の力で切り開いた世界と言っても過言ではありません。
YouTubeのシステムの都合上、先に始めたチャンネルは基本的になんでも有利であるためチャンネルが大きく伸びます。
後続のチャンネルは先人の活躍を見て、どうすれば伸びるのか分析・参考にして自身のチャンネルに活かすことで伸びていきます。
つまり、後続のチャンネルは成功した先人と同じことをしようとした時、自身とどれだけ共通点があるかによって参考に出来る量が大きく異なります。
したがって女性が切り開いた世界であるVtuberの世界では、当然先人には女性が多いため女性Vtuberの方が参考に出来る部分や自身と先人の差を理解しやすく、自然と活動の改善に繋がりやすいです。
一方で男性Vtuberは先人たちを見ても、「そもそも性別が違うから参考にしてもなぁ」となりやすくてチャンネルの改善に繋がりにくいです。
その結果、上手くチャンネル運営が出来なくて、伸びない男性Vtuberが数多く存在することになります。
視聴者がほぼ男性
Vtuber業界の視聴者はほとんどが男性であることは明らかです。
そのため、恋愛感情にも似た好意を持ちやすい女性Vtuberの方が視聴者からの需要は大きいです。
しかし、理由はそれだけではありません。
同じ男性視聴者であっても人それぞれ特徴がありますし、好むものも違ってきます。
実際に、日本で登録者数トップクラスの男性YouTuber達の視聴者は男性の方が多いです。
つまり、VtuberとYouTuberの男性視聴者では性質・傾向が異なっています。
これには様々な理由が考えられますが、主な理由としてVtuberの男性視聴者は
- 女性と話すことがほとんどない
- 思春期の学生が多い
- 仮面を被っている男性Vtuberを嫌う
これらに当てはまることが多いです。
上二つは説明しなくても分かるので省略しますが、意外と大切なのは男性視聴者が「仮面を被っている男性Vtuberを嫌う」ことです。
基本的に多くの男性はメイクをしないので、女性がVtuberというメイクをしていても寛容的ですが、男性vtuberに対しては無意識的に拒否反応が出る人は少なくありません。
男性視聴者からすると、自分と同じ男性なのにガワを被って人気になろうとしていると見えるため、顔出ししている男性YouTuberに比べて純粋に応援しづらくなっています。
しかも、ガワを被っている男が自分の推しと仲良さそうにしていると余計に拒否反応が出る人も少なくありません。
その結果、男性Vtuberは男性視聴者のファンを獲得しづらくて伸びないようになってしまいます。
男性Vtuberで伸び悩んでいる方は逆にVtuberというガワを捨てた方が男ウケが良くなるので人気になるかもしれませんね。
意外と男性が多すぎる
Vtuberと聞くと基本的に見た目も中身も女性のVtuberを思い浮かべる人は多いと思います。
しかし、Vtuber全体で見ると男性Vtuberと女性Vtuberは半々です。
実際に「Vtuber 自己紹介」で最新のアップロード動画を検索してみると、おおよそ女性Vtuberと男性Vtuberが半々で出てきます。
上の二つの理由でも話した通り、男性Vtuberの需要は大きくありません。
それにも関わらず、男性Vtuberが半分もいるのは多すぎであり、明らかに供給過多となっています。
特にライバーが流行してからはVtuber自体が非常に増えたので、もうVtuberというだけで伸びる時期は終わりました。
ほとんどの伸びていないVtuberはただの底辺ゲーム配信者と変わらない扱いになっているのが、現状です。
需要に対して供給が多すぎるジャンルでは成功することが非常に難しく、誰にも負けないスキルや発想、運が必要になります。
配信ジャンルがビックタイトル以外
最近ではVtuber=ゲーム配信者と言ってもいい状況です。
男性Vtuberもゲーム配信をしますが、なぜか男性Vtuberの配信するゲームはミーハーがプレイするゲーム以外であることが多いです。
動画投稿であればライバルが多いビックタイトルを避けることは良い戦略ですが、ライブ配信の場合だとそもそも需要が無いので非常に伸びづらいです。
ミーハーゲームが嫌いな男性Vtuberもいるかもしれませんが、ライブ配信では実力が無くてもビックタイトルのゲームをしている方が伸びやすいです。
下の記事でゲーム配信におススメのゲームの特徴と当てはまるゲームを紹介しているので参考にしてみてください。
ゲーム配信にオススメゲーム5選!
また、どうしてもマイナー系ゲームをしたい場合は動画投稿もおススメです。
マイナーゲームの実況動画は爆発的に伸びることはありませんが、ライバルが少ないのでジワジワと伸びやすいです。
また、マイナーゲームの実況動画は字幕やbgmが付いていない動画が非常に多く、全体的に動画のクオリティは低いです。
高クオリティな動画を作っていれば着実に伸びていくので、マイナーゲームの動画投稿はオススメです。
性別関係なく伸びない条件に当てはまってる
今Vtuber市場はとんでもない大きさに広がっており、多くの企業や有名イラストレイヤー、有名作家がVtuberに参戦しています。
そのため、何の考えも無しにVtuber活動をしていても他の強すぎるVtuberの陰に隠れてしまいます。
これは性別に関係なく起きていることなので、絶対に対策しておく必要があります。
まずは、自分が伸びないVtuberの条件に当てはまっていないか確認することが大切です。
まとめ
- Vtuberは女性が開拓した世界であるため、参考に出来る人物が少ない
- 普通のYouTuberと違って男性視聴者から嫌われやすい
- 需要に対して男性Vtuberが多すぎる
- 配信ジャンルがビックタイトル以外
- 性別関係なく伸びない条件に当てはまる
これらが男性Vtuberが伸びない理由でした。
そもそも現在はVtuber自体が新規参入の壁が低く、企業も大勢参入しているため個人勢のVtuber自体活動しにくい状態になっています。
下の記事では今から参入しても伸びるように、人気Vtuberを分析した内容をまとめています。
【底辺新人Vtuber向け】人気Vtuberに共通する特徴10選!
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