はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論から言うと、メタバースの多くはゲーミングPCの利用を前提としており、低スペックPCでは重すぎて動かないケースが多いです。
特にVRヘッドセットを使うメタバースでは低スペックPCや一般的なノートPCではスペック不足になりやすいです。
マウスコンピューターのG-TuneシリーズであればノートPCでもメタバースが可能であり、手数料無料で分割払いも可能なのでオススメです。
メタバースは低スペックやノートPCでも可能?
メタバースには様々なゲームやツールがあるので、一概には言えませんが、低スペックPCやノートPCの場合は下記のようになります。
- 2Dメタバース:一部の低スペックやノートでも可能
- 3Dメタバース:ハイスペックなノートなら可能
- VRメタバース:ゲーミングデスクトップPCを推奨
2Dメタバース
2Dメタバースとは、主にドットなどを用いた2次元上の空間であり、昔のポケモンやドラクエに近い雰囲気のメタバースです。
具体例としてはMetaLifeやテラリアがあり、MetaLifeは主にメタバース上のバーチャルオフィスとして利用されています。
2DメタバースはPCだけでなく、スマホやタブレットにも対応している場合があり、幅広いデバイスでメタバースを利用できます。
ただし、MetaLifeの場合でもメモリは8GB以上が推奨されているので、7年以上前のノートパソコンなどで起動することは難しいです。
メモリはPCのデータを一時保存するストレージであり、CPUとストレージ間のデータ取り扱いをサポートする役割です。
作業台へ例えられることが多く、「作業台が広い=メモリの容量が多い」状態だと1度に処理できるデータ量も増えます。
複数のソフトウェアを同時に使用する場合は大容量メモリが推奨されています。
メモリが不足すると「PCが重くなる」「ソフトが急に落ちる」などの不具合で発生します
そのため、2Dメタバースの場合でも一般的な業務用ノートパソコン以上のスペックが欲しいです。
3Dメタバース
3Dメタバースとは空間上に縦・横・奥行きが存在するメタバースであり、代表的なゲームにはMinecraftやFortniteなどがあります。
2Dメタバースよりも現実に近くなりますが、2DよりもPCへ負担がかかるため、低スペックPCや一般的なノートPCでは重くなりやすいです。
実際にMinecraftの推奨スペックを確認すると、家電量販店で売られているパソコンでは推奨スペックを満たせません。
項目 | 必要動作環境 | 推奨スペック |
---|---|---|
OS | Windows 10 / macOS / Linux | Windows 10 |
CPU | Intel Core i3-3210以上 AMD A8 7600 APU 以上 | Intel Core i5 4690以上 AMD A10 7800 以上 |
メモリ | 4GB RAM | 8GB RAM |
GPU | Intel HD Graphics 4000 Geforce GTX 400シリーズ | NVIDIA GeForce GTX 700シリーズ AMD Radeon RX 200シリーズ |
ストレージ | 4GBの空き容量 | SSD:4GBの空き容量 |
映像処理に必要なグラフィックボードやミドルレンジ以上のCPUが推奨されてます
メタバースの中でも1番ユーザー数が多いですが、基本的にはゲーミングデスクトップやゲーミングノートを持っている人向けのコンテンツと考えるべきでしょう。
VRメタバース
VRメタバースとは、VRヘッドセットを利用することで自身がメタバース上へ入ったように感じられるコンテンツです。
有名なVRメタバースにはVR ChatやClusterなどがあり、メタバースの中を一人称の視点で楽しめます。
ただし、3DメタバースよりもPCへ負担がかかるため、低スペックPCでは起動すら怪しい場合があります。
Meta Quest 2であればPCなしでもVR ChatなどのVRメタバースを楽しめるため、低スペックPCしか持っていない場合はオススメです。
メタバースに必要なPCスペックと注意点3選
厳密なメタバースの必要PCスペックはありませんが、一般的には下表以上のPCスペックが推奨されています。
項目 | メタバースの必要スペック |
---|---|
OS | Windows10以降 |
CPU | Intel Core i5 10世代以上、AMD Ryzen 5 3世代以上 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 3060以上 AMD Radeon RX 5600 XT以上 |
メモリー | 16GB以上 |
ストレージ | SSD:500GB以上 |
価格帯で言えば15万円以上のゲーミングPCがメタバースに推奨されています。
しかし、ゲームや用途によっても必要なPCスペックが異なるため、詳しい注意点を解説します。
PCパーツの基本的な説明は下記を参考にしてください
PCへインストールしたソフトのアイコンをクリックするだけで起動するのはOSのおかげです。
OSにはWindows、MacOS、LINUXなど様々な種類がありますが、ソフトやデバイスによって対応OSが異なるので注意してください。
人間の脳に似ており、ソフトウェアの処理や動画の再生にも利用されます。
高性能なCPUを搭載すればPCの処理能力が上がり、高負荷な作業も快適に行えます。
PC全体へ影響を与えるパーツなのでPC選びでは重要です。
連続的な演算処理能力に優れており、PCゲームの描画や仮想通貨のマイニング、CADの3Dモデリングなどで重要になるパーツです。
一般的に「ゲーミングPC=グラボ搭載PC」と認識されています。
グラフィックボードと同じ機能ですが、演算処理能力はグラボよりも低く、PCゲームや動画編集などではスペック不足になりやすいです。
ただし、グラボを搭載しなくても良い分、PCの価格が安くなります。
作業台へ例えられることが多く、「作業台が広い=メモリの容量が多い」状態だと1度に処理できるデータ量も増えます。
複数のソフトウェアを同時に使用する場合は大容量メモリが推奨されています。
ストレージには「SSD」と「HDD」の2種類があります。
SSDは高速なデータ処理が可能であり、物理的な衝撃にも強いです。HDDは安価で大容量ストレージを用意できますが、SSDよりもデータ処理が遅いです。
注意点1:VRヘッドセットの有無で必要スペックは変わる
メタバース系のソフトやゲームではVRヘッドセットの使用も多いですが、VRヘッドセットを使う際は必要なPCスペックも上がります。
正直、VRヘッドセットを使わないメタバース系ゲームなら、5万円以内のノートPCでも動くことがあります。
しかし、定価20万円超えのVRデバイス「VIVE Pro Eye」の推奨PCスペックは下表であり、最低でも10万円程度のゲーミングPCは必要です。
コンポーネント | 推奨されるシステム要件 | 最小システム要件 |
---|---|---|
プロセッサ | Intel Core i5-4590 AMD FX 8350 の同等品以上 | Intel Core i5-4590 AMD FX 8350 の同等品以上 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1070/Quadro P5000 以上 AMD Radeon Vega 56 以上 | NVIDIA GeForce GTX 970 以上 AMD Radeon R9 290 以上 |
メモリ | 4 GB RAM 以上 | 4 GB RAM 以上 |
ビデオ出力 | DisplayPort 1.2 またはそれ以降 | DisplayPort 1.2 またはそれ以降 |
USB ポート | 1x USB 3.0 またはそれ以降 | 1x USB 3.0 またはそれ以降 |
OS | Windows 10, Windows 11 | Windows 7 SP1、Windows 8.1 以降、Windows 10 |
もちろん、メタバース系ソフト自体が重ければ上記以上のPCスペックが必要なので、14万円以上のゲーミングPCが推奨されています。
余裕のあるPCスペックがベスト!
マウスコンピューターのゲーミングブランド「GTune」であればメタバース向けモデルが多く、コスパも十分に高いです。
しかも、G-TuneならVRヘッドセットを簡単に取り付け・取り外しができるので、ヘッドセットユーザーにはオススメです。
注意点2:大人数メタバースならハイエンドPCも要検討
メタバースはゲームによって参加できる人数が異なっており、例えばVRChatなら同じ空間に10人以上が集まることもあります。
沖縄のラジオ体操は英語!?
— 小山芳姫@小山の鷲城の姫 (@1000Roku) August 20, 2022
重い・・・人が多くて重い・・・#VRChat #小山芳姫 pic.twitter.com/0LOZaJTH4H
しかし、自身の画面に多くの人や物が描写されるとPCへ大きな負担がかかるため、動作が急激に重くなります。
そのため、大人数系のメタバースをプレイしたい場合はCPUとグラフィックボードでハイエンドモデル以上も検討した方が良いです。
CPUのクラス | 超ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ローエンド | 超ローエンド |
---|---|---|---|---|---|
Intel | Core i9 | Core i7 | Core i5 | Core i3 | Pentium、Celeron |
AMD | Ryzen 9 | Ryzen 7 | Ryzen 5 | Ryzen 3 | Athlon |
用途や できること | 3Dゲーム開発 VRゲーム | PCゲーム プログラミング | 動画編集 軽量なPCゲーム | 動画視聴 文章作成 | ネットサーフィン 軽量なSNSの閲覧 |
具体的にはCPUへCore i7やRyzen7、グラボへRTX4080やRTX3090などを採用したハイエンドPCです。
注意点3:映像美を意識するならレイトレーシング必須
メタバース系ソフトでは映像美を楽しむコンテンツが多く、レイトレーシング対応ゲームも多いです。
一応、メタバースへカテゴライズされるMinecraftもレイトレーシングへ対応しており、映像の綺麗さが全く異なります。
そのため、メタバースの映像美を楽しみたいのであればレイトレーシングへ対応したグラボが必須です。
特にNVIDIAのGeForce RTXシリーズであればレイトレーシングだけでなく、DLSSにも対応しており、メタバースとも相性が良いです。
マウスコンピューターのG-TuneであればGeForceRTXシリーズを搭載したモデルがほとんどなのでオススメです。
メタバースにオススメの安いノートパソコン6選
ここからはメタバースに必要なスペックを満たしたオススメのゲーミングPCを紹介します。
パソコン工房 SENSE-15FH127-i7-UHSX
SENSE-15FH127-i7-UHSXは実店舗も多いBTOパソコンメーカーであるパソコン工房のエントリー向けノートパソコンです。
SENSE-15FH127-i7-UHSXの価格は104,800円であり、具体的なパソコンスペックは下表の通りです。
項目 | SENSE-15FH127-i7-UHSX |
---|---|
OS | Windows 11 |
CPU | Intel Core i7 12650H(10コア16スレッド) |
グラフィックス | Intel Iris Xe Graphics |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
価格 | 104,800円 |
Lenovo LOQ 15IRX9
LOQ 15IRX9は世界最大級のパソコンメーカーであるLenovoのゲーミングノートパソコンです。
LOQ 15IRX9の価格は110,000円であり、具体的なパソコンスペックは下表になります。
項目 | LOQ 15IRX9 |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i5-13450HX |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
Intelの13世代ミドルレンジCPUを搭載しており、ビジネス向けソフトやゲームもできるハイスペックPCです。
Lenovo LOQ 15IRX9(RTX4050)
LOQ 15IRX9(RTX4050)は世界最大級のパソコンメーカーであるLenovoのゲーミングノートパソコンです。
LOQ 15IRX9(RTX4050)の価格は144,870円であり、具体的なパソコンスペックは下表になります。
項目 | LOQ 15IRX9(RTX4050) |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i5-13450HX |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
Intelの13世代ミドルレンジCPUを搭載しており、クリエイティブソフトやゲームもできるハイスペックPCです。
パソコン工房 SENSE-15FX155-i7-PLSX
メタバースにオススメしたい3台目の安いノートパソコンは、パソコン工房のノートPC「SENSE-15FX155-i7-PLSX」です。
SENSE-15FX155-i7-PLSXの価格は184,700円であり、具体的なパソコンスペックは下表になります。
項目 | SENSE-15FX155-i7-PLSX |
---|---|
OS | Windows 11 |
CPU | Intel Core i7 13700H(14コア20スレッド) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4050 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
Intelの13世代ハイエンドCPUとNVIDIAのグラフィックボードを搭載しており、3DメタバースやPCゲームのプレイも可能なスペックです。
パソコン工房であれば36回まで分割払いでき、故障などがあっても各都道府県のパソコン工房実店舗やオンラインで修理をお願いできるのでオススメです。
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aは国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのWEB限定ゲーミングノートパソコンです。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aの価格は179,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | NEXTGEAR J6-A7G60GN-A |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 16GB(増設注文可能) |
ストレージ | SSD:512GB |
グラフィックスへRTX4060を採用しており、人気PCゲームをプレイできるほどのスペックがあります。
マウスコンピューター G-Tune E6-A7G70BK-A
メタバースにオススメしたい5台目の安いノートパソコンは、マウスコンピューターのノートPC「G-Tune E6-A7G70BK-A」です。
G-Tune E6-A7G70BK-Aの価格は279,800円であり、具体的なPCスペックは下記の通りです。
項目 | G-Tune E6-A7G70BK-A |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop |
メモリ | 32GB(増設可能) |
ストレージ | SSD:1TB |
コスパに優れたRyzen 7 7840HS、ノートパソコン向けグラボでトップクラスの性能を持つRTX 4070 Laptopを搭載したモデルです。
デスクトップPCのゲーミングPCにも負けないスペックがありながら30万円以内の低価格で購入できるため、破格の安さと言えます。
金額自体は大きいものの、最大36回まで分割払いできるため、メタバースを楽しみたい方にはオススメのモデルです。