はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論から書くと、原神をグラフィックボードなしのノートPCでプレイするとノートパソコンが壊れる可能性が十分にあります。
グラフィックボード(グラボ)は画面の描画を担当するパーツであり、「GPU」と呼ばれる演算用プロセッサが搭載されています。
連続的な演算処理能力に優れており、PCゲームの描画や仮想通貨のマイニング、CADの3Dモデリングなどで重要になるパーツです。
一般的に「ゲーミングPCやクリエイターPC=グラボ搭載PC」と認識されています。
原神は「NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB」以上のグラボを推奨しており、グラボなしノートPCでは推奨グラボ以上のグラフィックス性能がありません。
推奨スペックを満たしていないノートPCで原神をプレイするとノートパソコンに負荷がかかりすぎるため、パソコンの寿命を急速に縮め、いずれは壊れてしまいます。
そのため、原神をノートパソコンでプレイしたい場合は下記どちらかの対処法がオススメです。
本記事では上記の詳しい対処法を解説していきます
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原神はグラボなしのノートPCでプレイできる?壊れる?
冒頭でも書いた通り、原神をグラボなしノートパソコンでプレイするとパソコン本体が壊れてしまうリスクがあります。
原神の最低動作スペックと推奨スペックは下表のようになっており、最低動作スペックの段階でグラフィックボードが必要になっています。
項目 | 必要動作PCスペック | 推奨PCスペック |
---|---|---|
OS | Windows 7 SP1 64-bit、Windows 8.1 64-bit、 Windows 10 64-bit 以上 | Windows 7 SP1 64-bit、Windows 8.1 64-bit、 Windows 10 64-bit 以上 |
CPU | Intel Core i5(第4世代以上) | Intel Core i7(第4世代以上) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GT 1030以上 | NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB以上 |
メモリ | 8G | 16GB |
ストレージ | 30GB以上 | 30GB以上 |
「NVIDIA GeForce GT 1030」であれば2018年に発売されたエントリー向け、「NVIDIA GeForce GTX 1060」は2016年に発売されたミドルクラス向けグラボなので、最新のノートPCであってもグラボなしではプレイできないでしょう。
グラボなしノートPCでも原神は起動しますが、プレイ中に壊れるリスクがあります
グラボなしノートPCでは原神をプレイできない原因は「ノートパソコンで原神が重い・壊れる原因4選と解決法」で詳しく解説していくので、原神用のPCを選んでいる場合は参考にしてください。
原神にオススメの高コスパノートパソコン5選
原神にオススメしたい高コスパノートパソコンは下記なので、詳しい内容や特徴を解説していきます。
マウスコンピューター G-Tune P6-I7G50BK-A
原神を快適にプレイできるオススメのゲーミングノートPC1台目は、マウスコンピューターの「G-Tune P6-I7G50BK-A」です。
G-Tune P6-I7G50BK-Aの価格は114,800円であり、具体的なPCスペックは下表になります。
項目 | G-Tune P6-I7G50BK-A |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7 12650H |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4050 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A5G60GN-A
原神を快適にプレイできるオススメのゲーミングノートPC2台目は、マウスコンピューターの「NEXTGEAR J6-A5G60GN-A」です。
NEXTGEAR J6-A5G60GN-Aの価格は139,800円であり、エントリークラスのゲーミングノートPCです。
項目 | NEXTGEAR J6-A5G60GN-A |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen 5 7535HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
AMDのミドルレンジCPUとNVIDIAのノートPC向けグラボを採用しており、PC版原神を高グラフィック設定でプレイできるノートパソコンです。
CPU性能は少し控えめですが、グラフィックス性能が高いのでゲームプレイであれば全く問題なし!
ディスプレイが165Hzまで対応できるため、原神だけでなく、他のPCゲームを高フレームレートでプレイしたい場合にもオススメのモデルです。
マウスコンピューター G-Tune E4-I7G60DB-B
原神を快適にプレイできるオススメのゲーミングノートPC3台目は、マウスコンピューターの「G-Tune E4-I7G60DB-B」です。
G-Tune E4-I7G60DB-Bの価格は179,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | G-Tune E4-I7G60DB-B |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | Intel Core i7-12700H |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
IntelのハイエンドCPUとNVIDIAのノートPC向けグラボを採用しており、PC版原神のゲーム配信も可能なスペックです。
高いグラフィックス性能を持つRTX4060のおかげでゲーム配信ができるスペックなのに、20万円以内で買えるのは高コスパ!
しかも、ディスプレイが165Hzまで対応できるので、他のPCゲームを144fpsで遊びたい場合にもオススメです。
マウスコンピューター G-Tune E6-A7G70BK-A
原神にオススメのノートPC4台目は、マウスコンピューターのノートPC「G-Tune E6-A7G70BK-A」です。
G-Tune E6-A7G70BK-Aの価格は279,800円であり、具体的なPCスペックは下記の通りです。
項目 | G-Tune E6-A7G70BK-A |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD:1TB |
パソコン工房 LEVEL-17WG181-i7-VLSX
原神にオススメの安いノートパソコン5台目は、パソコン工房の「LEVEL-17WG181-i7-VLSX」です。
LEVEL-17WG181-i7-VLSXの価格は406,800円であり、ハイエンドモデルのゲーミングノートPCになります。
モデル名 | LEVEL-17WG181-i7-VLSX |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7 13700HX |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4080 laptop |
メモリ | 32GB (16GB×2) |
ストレージ | 500GB(M.2 SSD) |
ノートパソコン向けグラフィックボードとして最高クラスのGeForce RTX 4080を採用しており、原神だけでなく、ゲーム開発やモデリングにも使える高スペックPCです。
パソコン工房であればPayPayの大還元キャンペーンやセールがあるため、定価よりも安く購入できる可能性があります。
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ノートパソコンで原神が重い・壊れる原因5選と解決法
ノートパソコンで原神が重くなる原因には下記があり、最悪の場合はPCが壊れる原因にもなります。
上記原因の詳細と解決法をゲーミングPC使用歴7年超えのちゃすくが解説します
壊れる1:ノートPCの冷却性能が足りていない
ノートPCの冷却性能が低いと、原神をプレイしている時にノートPCの内部が熱くなり、CPUやグラフィックボードの処理性能が落ちてしまいます。
原神してるとPC温度80℃超えて左手が熱い、落としてファンをターボにするとここまで下がるから負荷がエグイ
— くるみぱん (@kupan_uma0) August 25, 2022
ASUSゲーミングノートだから排熱が弱いのよね・・・うーーーん冷却台買うべきか
ファン音もっとうるさくなりそう pic.twitter.com/KbkVUYFSQa
あまりにも熱が溜まると、PCパーツが壊れる原因にもなります
特にゲーミングノートPCはデスクトップPCよりも冷却性能が低いので、原神が重たい時は下記のような解説法が必要です。
解決法 | 詳細 |
---|---|
処理が重くなったらPCを休ませる | ノートPCが熱くなったら、原神を終了してからスリープモードへ変更する。 熱くなる度にスリープモードが必要だが、壊れるよりはマシ。 |
外部冷却ツールを使用する | 冷却パッドや外付けファンを利用し、ノートPCを冷却する。 冷却パッドは少ない消費電力でノートPCの温度を下げられるのでオススメ。 |
デスクトップPCへ変更する | デスクトップPCはPC内部の空間が大きく、冷却ファンも複数搭載している。 高い冷却性能によって、CPUやグラボの性能が落ちにくい。 |
まずはノートPC用の冷却パッドを導入し、それでも冷却性能が足りない場合はデスクトップPCへの乗り換えがオススメです。
壊れる2:ノートPCのメモリ不足
原神はあまり重くないゲームですが、メモリの使用量は大きいのでメモリ不足へ陥りやすいです。
今更気づいたけど原神はメモリ食うゲームらしい(軽くクローム3窓の約10倍)驚いた😅#原神 pic.twitter.com/3FoJ6nxt2q
— ミリア@XV in ZOTAC (@Millia44261540) September 7, 2021
実際、原神の推奨PCスペックでもメモリは16GB以上が推奨されており、8GB以下では動作が重くなりやすいです。
項目 | 推奨PCスペック |
---|---|
OS | Windows 7 SP1 64-bit、Windows 8.1 64-bit、 Windows 10 64-bit 以上 |
CPU | Intel Core i7(第4世代以上) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB以上 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 30GB以上 |
しかも、ノートPCなら常に動作しているソフトが多いので、原神をプレイする場合は最低でも16GB以上が必須です。
一般的な家電量販店に売ってるノートパソコンだとメモリが8GBしかないモデルもあるので、そういうモデルだとノートパソコンが壊れるリスクがあります…
マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」であれば16GB以上のメモリを搭載しており、コスパも高いです。
何かトラブルが起きた場合でも各都道府県の実店舗で相談できるので、初めてゲーミングPCを買う人にはオススメです。
壊れる3:グラフィックスの設定が高い
PC版原神の推奨スペックではGTX 1060以上のグラフィックボード(グラボ)が必要であり、このスペックを満たしていない場合はグラフィックス性能を下げなければいけません。
項目 | 必要動作PCスペック | 推奨PCスペック |
---|---|---|
OS | Windows 7 SP1 64-bit、Windows 8.1 64-bit、 Windows 10 64-bit 以上 | Windows 7 SP1 64-bit、Windows 8.1 64-bit、 Windows 10 64-bit 以上 |
CPU | Intel Core i5(第4世代以上) | Intel Core i7(第4世代以上) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GT 1030以上 | NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB以上 |
メモリ | 8G | 16GB |
ストレージ | 30GB以上 | 30GB以上 |
一般的な家電量販店で販売されているノートパソコンは上表のようなグラフィックボードを搭載していないので、原神の高グラフィックスを処理できません。
無理なグラフィックス設定だと、壊れる原因になります
上表の推奨スペックを満たしていた場合でもPCのバックエンド処理によって性能が足りないこともあるので、下記のような対策が必要です。
- グラフィックの設定を下げる
- グラボ等のPCパーツを強化する
「ノートPCが重たいけど、設定関連がよくわからない」という時は、「低」または「最低」への変更がオススメです。
ただし、低以下設定の場合はフレームレートが30に自動で変更されるので、60を維持したい時は気をつけてください。
もし原神の画質やフレームレートを下げずにプレイしたい場合は「原神にオススメの高コスパノートパソコン5選」を参考にしてください。
GeForceNOWを使えばグラボなしノートPCでも原神をプレイできるので、そちらもオススメ!(詳細はこちら)
壊れる4:ノートPCのスペックが足りていない
原神の推奨スペックは下表ですが、推奨PCスペックを満たした場合でも必ず快適に動作するわけではありません。
項目 | 必要動作PCスペック | 推奨PCスペック |
---|---|---|
OS | Windows 7 SP1 64-bit、Windows 8.1 64-bit、 Windows 10 64-bit 以上 | Windows 7 SP1 64-bit、Windows 8.1 64-bit、 Windows 10 64-bit 以上 |
CPU | Intel Core i5(第4世代以上) | Intel Core i7(第4世代以上) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GT 1030以上 | NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB以上 |
メモリ | 8G | 16GB |
ストレージ | 30GB以上 | 30GB以上 |
実際、推奨スペックを満たしたPCでも「エフェクトが多い」「多数のキャラが動いている」などによってPCが重くなることはあります。
推奨スペックを満たしていればノートパソコンが壊れることはないけど、快適にプレイできない可能性があります
もし原神に合わせてノートPCのスペックを上げたい場合は「原神にオススメの高コスパノートパソコン5選」、クラウドゲーミングを利用する場合は「GeForceNOWならグラボなしノートPCで原神を遊べる」を参考にしてください。
壊れる5:ネット回線が遅い
原神で推奨されている回線速度は上り下り共に200Mbps以上であり、可能であれば300Mbps以上の回線速度がほしいです。
下の計測で200Mbps以上でていれば問題なしだけど、200Mbps未満の場合は光回線の乗り換えがオススメ
200Mbps未満だとパソコンのスペックが高くても回線が遅いせいで原神が重くなり、ラグも目立つようになります。
詳しい対処法やおすすめ光回線は「原神の推奨回線速度の目安は?おすすめ回線やMSの改善策4選も解説」を参考にしてください。
GeForceNOWならグラボなしノートPCで原神を遊べる
グラボなしノートPCで原神をプレイすると壊れるかもしれませんが、実はPontaパスで提供さrているクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」を使えばノートPCでも快適にプレイできます。
GeForce NOW(ジーフォースナウ)とは、クラウドゲーミングサービスのことであり、低スペックPCやスマホでも高負荷のゲームを楽しめます。
なぜなら、クラウドゲーミングではゲームの処理をGeForce NOWのサーバー側が負担しており、私たちのスマホやPCには負担が無いからです。
私たち利用者はまるで「高スペックゲーミングPCを遠隔操作している状態」なので、普段は遊べない重いゲームも快適にプレイできます。
ノートPCでも原神を楽しめる!
au版のGeForce Nowはauユーザー以外でも使えるので、ドコモやSoftBankユーザーでもGeForce Nowでゲームを楽しめます。
Pontaパスとは、月額548円で利用できる映像・音楽・書籍・ゲームの総合サービスです。
auユーザー以外でも利用でき、具体的なサービスには下記などがあります。
- テレビ朝日の動画配信サービス「TELASA」
- 音楽や電子書籍が聴き読み放題
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- GeForceNOWの無料利用
- auPAYマーケットのクーポンや還元率UP
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個人的には映画の割引特典がメリットとして大きく、毎月1回以上の映画閲覧で月額料金よりもお得になります。
GeForceNOW以外のメリットも大きいため、グラボでなしPCや低スペックPCでPCゲームをしたい時にオススメです。
実際に私もGeForceNOWを使っており、グラボなしノートPCやタブレットでも高画質&高フレームレートでゲームをプレイしています。
iPadでGeForceNowを使い、Fortniteをプレイしてみた映像
— ちゃすく(cHask)@ちゃすろぐ (@cHaskVideo) November 29, 2022
画面上部の中央にフレームレートが出てるけど、だいたい90〜120fpsくらい
遅延は動画の通り、かなり抑えられてる pic.twitter.com/IO91rbCZos
Pontaパス(月額548円)に加入すればGeForceNOWを無料で利用できるため、グラボを搭載していないノートPCでも原神をプレイできるようになります。
詳しい始め方や特徴は下の「GeForceNOWで原神はできない?無料方法と手順を解説」にまとめてあるので、ノートパソコンで原神をプレイしたい場合はオススメです。