はじめまして。ブログ運営に携わっているPomCatです。
この記事では実際にFilmora(フィモーラ)を利用して動画編集をしている私が、Filmoraで快適に動画編集するために必要なスペックとコスパの良い安いノートパソコン6選を紹介します。
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Filmoraの推奨スペックとノートパソコンの選び方
Filmoraなどを用いた動画編集は一般的な作業と比べてパソコンの性能を大きく、特に処理速度やデータ処理能力が求められます。
Filmoraでの動画編集を快適に行うには、パソコンのスペックが重要になります。Filmora公式サイトでの必要動作スペックは以下の通りです。
項目 | Windows | Mac |
---|---|---|
OS | Windows 7 Windows 8(8.1含む) Windows 10(64bit) Windows 11(64bit) | macOS V14 (Sonoma) macOS V13 (Ventura) macOS V12 (Monterey) macOS V11 (Big Sur) macOS V10.15 (Catalina) |
CPU | Intel i3以上のマルチコアプロセッサ 2GHz以上 (HD/4K動画編集にはIntel第6世代以降推奨) | Intel i5以上のマルチコアプロセッサ 2GHz以上 (HD/4K動画編集にはIntel第6世代以降推奨、 Apple M1対応) |
メモリ | 8GB (HD/4K動画編集には16GB以上推奨) | 8GB (HD/4K動画編集には16GB以上推奨) |
グラフィックボード | Intel HD Graphics 5000以上 NVIDIA GeForce GTX 700以上 AMD Radeon R5以上 2GB vRAM (HD/4K動画編集には4GB以上推奨) | Intel HD Graphics 5000以上 NVIDIA GeForce GTX 700以上 AMD Radeon R5以上 2GB vRAM (HD/4K動画編集には4GB推奨) |
ストレージ | 最低10GBの空き容量 (HD/4K動画編集にはSSD推奨) | 最低10GBの空き容量 (HD/4K動画編集にはSSD推奨) |
Filmora公式サイトが公開している推奨スペックを参考にし、Filmoraでの編集をスムーズに行うための必要動作スペックや、より快適な編集が可能になる推奨スペックを各パーツごとに解説していきます。
選び方1:OS
Filmoraなどの動画編集用のノートパソコン選びではOSとしてWindowsとMacのどちらのOSがオススメなのか迷う人も多いです。
OSは「オペレーションシステム」の略称であり、パソコン全体を管理するシステムです。
PCへインストールしたソフトのアイコンをクリックするだけで起動するのはOSのおかげです。
OSにはWindows、MacOS、LINUXなど様々な種類がありますが、ソフトやデバイスによって対応OSが異なるので注意してください。
よく使われるのはWindows↓
WindowsはAmazonや楽天市場などでライセンスを買えば後からインストールすることも可能です
結論から言うと、Windowsがおすすめです。
判断するうえでの基準となる、WindowsとMacのメリット・デメリットをまとめました。
Windowsノートパソコンのメリット・デメリット
Macノートパソコンのメリット・デメリット
WindowsとMacのどちらでも利用することができますが、Filmoraでの動画編集に加えて他の用途も考えている場合はソフトウェアやOfficeの互換性が高いWindowsが柔軟でおすすめです。
一方、iPhoneやiPadなどのApple製品との連携を考えており、クリアなディスプレイを使いたい場合はMacがおすすめです。
動画編集以外でも利用する場合はWindowsがおすすめだにゃ~
選び方2:CPU(中央処理装置)
CPUは、動画編集におけるパソコンの処理速度を決定づける重要な要素です。一般的には表のようにクラスごとに用途が決まっています。
CPUは「セントラルプロセッサーユニット」の略称であり、プログラムの演算・解釈・実行を行う役割です。
人間の脳に似ており、ソフトウェアの処理や動画の再生にも利用されます。
高性能なCPUを搭載すればPCの処理能力が上がり、高負荷な作業も快適に行えます。
PC全体へ影響を与えるパーツなのでPC選びでは重要です。
CPU製造で有名なメーカーは「Intel」と「AMD」。
CPUのクラス | 超ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ローエンド | 超ローエンド |
---|---|---|---|---|---|
Intel | Core i9 | Core i7 | Core i5 | Core i3 | Pentium、Celeron |
AMD | Ryzen 9 | Ryzen 7 | Ryzen 5 | Ryzen 3 | Athlon |
用途や できること | 3Dゲーム開発 VRゲーム | PCゲーム プログラミング | 動画編集 軽量なPCゲーム | 動画視聴 文章作成 | ネットサーフィン 軽量なSNSの閲覧 |
Filmoraを動作させるためには、最低でもIntel Core i5やAMD Ryzen 5といった中程度のCPUが必要になります。
ただ、動画編集の効率を高めるには、Intel Core i7やAMD Ryzen 7以上の性能が理想的です。以下、おすすめのCPUになります。
- Intel Core i5の第13世代以上
- Intel Core i7の第12世代以上
- Intel Core i9
- AMD Ryzen 5の第7世代(7000番台)以上
- AMD Ryzen 7の第5世代(5000番台)以上
- AMD Ryzen 9
選び方3:グラフィックボード(GPU)
Filmoraはグラフィックボードなしでも動作しますが、HDや4Kの編集、リアルタイムプレビューを快適に行うには、専用グラフィックボード(GPU)を搭載しているものを購入しましょう。
グラフィックボード(グラボ):画像や映像を表示するための部品(GPU)が集積されたPCパーツ。
連続的な演算処理能力に優れており、ゲーミングPCには搭載されている。
非搭載の場合はCPU内蔵パーツが同じ働きをするが、性能はグラボより低い。
PCゲームやライブ配信、編集ソフトなどで画像や映像を処理するために使われるPCパーツです。
でも、価格が高いので一般的なパソコンには搭載されてません。
Filmora公式の必要動作スペックではIntel HD Graphics 5000以上であれば動作可能となっています。
しかし、Filmoraで快適に動画編集をするために、具体的には以下のGPUがおすすめです。
- NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop
- NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti Laptop
- NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop
- NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU
- NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU
- AMD Radeon RX 6600M
- AMD Radeon RX 6700M
- AMD Radeon RX 7700S
専用GPUを搭載することで、エフェクトやトランジションの多用時にも動作がスムーズになり、編集やレンダリングの速度が向上します。
選び方4:メモリ(RAM)
メモリは作業中の処理速度に大きく影響し、特に動画編集では容量が不足すると編集が重くなります。
メモリはPCのデータを一時保存するストレージであり、CPUとストレージ間のデータ取り扱いをサポートする役割です。
作業台へ例えられることが多く、「作業台が広い=メモリの容量が多い」状態だと1度に処理できるデータ量も増えます。
複数のソフトウェアを同時に使用する場合は大容量メモリが推奨されています。
アプリやダウンロードファイルを保存する「ストレージ」とは別物なので注意
Filmoraの最低要件は8GBですが、快適に編集を行う場合には16GB以上が搭載されたノートパソコンを選びましょう。
複数のエフェクトや高画質動画をスムーズに編集したい方には、32GBも検討する価値があります。
メモリ不足になると編集画面がカクカクになります、動作が遅くなる可能性があるのでメモリ容量は非常に大切です。
選び方5:ストレージ
ストレージはデータの保管場所です。HDDとSSDの2種類があります。
ストレージはデータやソフトウェアなどを保存するパーツであり、本棚へ例えられることが多いです。
ストレージには「SSD」と「HDD」の2種類があります。
SSDは高速なデータ処理が可能であり、物理的な衝撃にも強いです。
HDDは安価で大容量ストレージを用意できますが、SSDよりもデータ処理が遅いです。
HDDと比べて高価ですが、パソコンの起動や読み書き速度の速いSSD(ソリッドステートドライブ)搭載のノートパソコンを強くおすすめします。
SSDを使用することで、動画ファイルのインポートやエクスポートがスムーズに行えます。
容量についても、動画ファイルはサイズが大きいため最低でも512GB以上が搭載されたノートパソコンを選びましょう
もし容量が不足した場合は、クラウドストレージや外付けハードディスクを活用することで対応することもできます。パソコン予算と相談しましょう。
Filmoraに最適なノートパソコン6選
ASUS TUF Gaming A15 FA506NF
TUF Gaming A15 FA506NFはゲーミングPCやPC周辺機器で有名なASUSのゲーミングノートPCです。
TUF Gaming A15 FA506NFの価格は109,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | TUF Gaming A15 FA506NF |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 5 7535HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2050 Laptop |
メモリ | 16GB(増設注文可能) |
ストレージ | SSD:512GB |
グラフィックスへ低価格帯グラボのRTX2050、CPUへミドルレンジのRyzen5を搭載しており、Adobeや軽量なPCゲームができるほどの性能があります。
Lenovo LOQ 15IRX9(RTX3050)
LOQ 15IRX9は世界最大級のパソコンメーカーであるLenovoのゲーミングノートパソコンです。
LOQ 15IRX9の価格は110,000円であり、具体的なパソコンスペックは下表になります。
項目 | LOQ 15IRX9(RTX3050) |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i5-13450HX |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
Intelの13世代ミドルレンジCPUを搭載しており、ビジネス向けソフトやゲームもできるハイスペックPCです。
- 10コア16スレッドCPUと16GBメモリで基本性能が高い
- VRAM6GBのRTX3050 Laptopを搭載
→高いグラフィック性能でPCゲームや動画編集も快適 - 15.6インチの大きめディスプレイ&144Hz
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 1年間の引取修理サポートあり
- 1080pのWebカメラとマイク、ノイズキャンセリングスピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大48回までクレカなしで分割払いが可能
ASUS TUF Gaming A15 FA506NC
TUF Gaming A15 FA506NCはゲーミングPCやPC周辺機器で有名なASUSのゲーミングノートPCです。
TUF Gaming A15 FA506NCの価格は129,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | TUF Gaming A15 FA506NC |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 5 7535HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop |
メモリ | 16GB(増設注文可能) |
ストレージ | SSD:512GB |
グラフィックスへ低価格帯グラボのRTX3050、CPUへミドルレンジのRyzen5を搭載しており、AdobeやPCゲーム、機械学習ができるほどの性能があります。
Lenovo LOQ 15IRX9(RTX4050)
LOQ 15IRX9(RTX4050)は世界最大級のパソコンメーカーであるLenovoのゲーミングノートパソコンです。
LOQ 15IRX9(RTX4050)の価格は144,870円であり、具体的なパソコンスペックは下表になります。
項目 | LOQ 15IRX9(RTX4050) |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i5-13450HX |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
Intelの13世代ミドルレンジCPUを搭載しており、クリエイティブソフトやゲームもできるハイスペックPCです。
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aは国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのWEB限定ゲーミングノートパソコンです。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aの価格は179,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | NEXTGEAR J6-A7G60GN-A |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 16GB(増設注文可能) |
ストレージ | SSD:512GB |
グラフィックスへRTX4060を採用しており、人気PCゲームをプレイできるほどのスペックがあります。
- 16インチのフルHDノングレア液晶&165Hzで作業やゲームも快適
- 8コア16スレッドCPUでAdobeやPCゲームにも使える
- グラフィックボード「RTX4060」搭載で画像処理や3Dゲームにも対応
- 500GBの大容量ストレージ&SSDなので読込も速い
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB)
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB)は国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのWEB限定ゲーミングノートパソコンです。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB)の価格は199,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB) |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 32GB(増設注文可能) |
ストレージ | SSD:1TB |
グラフィックスへRTX4060を採用しており、人気PCゲームをプレイできるほどのスペックがあります。
- 16インチのフルHDノングレア液晶&165Hzで作業やゲームも快適
- 8コア16スレッドCPUでAdobeやPCゲームにも使える
- グラフィックボード「RTX4060」搭載で画像処理や3Dゲームにも対応
- プロゲーマーや人気配信者並の32GB大容量メモリ
→ゲーム配信やクリエイティブ系ソフトも快適 - 1TBの大容量ストレージ&SSDなので読込も速い
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能