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Revitの買い切り版やフリーソフトは?特別価格や無料版を解説

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結論だけ先に言うと、Revitの買い切り版(永久ライセンス)は2016年に廃止されており、現在はサブスクリプションでしか買えません。

Revitの代わりとなるBIM用フリーソフトもありませんが、当サイトでは少しでも安くRevitを使う方法を紹介しているので参考にしてください。

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Revitの買い切り版や永久ライセンスはある?

結論から言うと、現在のRevitには買い切り版や永久ライセンスは存在しておらず、全てサブスクリプションでの販売になっています。

2016年まではRevitにも買い切り版(永久ライセンス)が存在しており、一度購入すれば半永久的に使える仕様でした。

もちろん、買い切り版のRevitであれば2年目以降の費用がかからないので、長く使えばお得だったのですが、2016年の冬に下記の発表が行われました。

オートデスクは、2016年2月1日以降に新規販売する単体ソフトウェア製品 (Suite 製品を除く)を「Desktop Subscription」(デスクトップ サブスクリプション) でのみ提供し、今後ラインアップを増やしながら提供形態を段階的に移行していきます。この移行期間に当社はパートナー企業と共に、お客様ができるだけ円滑に移行していただけるように努めていきます。

引用元:Autodesk公式サイト

上記の発表以降、Revitの買い切り版は廃止となり、現在ではサブスク版のみが提供されています。

ただし、サブスク版にはいくつかのライセンスがあり、適切なライセンスを選べばRevitを安く購入できるので詳しい内容を解説します。

Revitの料金やライセンスを比較【全4種】

Revitが使えるライセンスには下記があり、実はRevit単体ライセンスのコスパが1番悪いです。

ライセンス種類特徴サブスク料金
(月払い)
サブスク料金
(1年払い)
サブスク料金
(3年一括払い)
Revit単体Revitのみが使える53,900円(税込)
(年間646,800円)
427,900円(税込)1,219,900円(税込)
AEC CollectionRevitを含む18ソフト
が利用可能
64,900円(税込)
(年間778,800円)
522,500円(税込)1,567,500円(税込)
Revit LT単体Revitの機能制限版
「Revit LT」が使える
1,1000円(税込)
(年間132,000円)
85,800円(税込)257,400円(税込)
Revit LT SuiteRevit LTとAutoCAD
のセット
13,200円(税込)
(年間158,400円)
102,300円(税込)306,900円(税込)

Revit単体

Revit単体のラインセンスではRevitのみが利用でき、他のAutodeskソフトは使えません。

ライセンス種類無料体験サブスク料金
(月払い)
サブスク料金
(1年払い)
サブスク料金
(3年分一括払い)
Revit単体30日間無料53,900円(税込)427,900円(税込)1,219,900円(税込)
1年ごとの料金30日以降は有料年間646,800円(税込)年間427,900円(税込)年間406,633円(税込)

コスパは3年一括払いが1番優れているものの、一気に支払う金額が大きすぎるので、1年ごとに支払うユーザーが多い印象です。

1年ごとに支払う場合でも個人事業主や小規模法人には大きな金額ですが、実は楽天カードを使えば1年分を一括払いした後に分割払いへ変更できます。

ちゃすく
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楽天カードには「あとから分割払い」という機能があります

楽天カードのあとから払いはRevitの月払いよりも安いので、少しでもお得に購入したい場合は参考にしてください。

AEC Collection

AEC CollectionRevitを全18ソフトの使えるライセンスであり、各ソフトの単体ライセンスよりもお得です。

ライセンス種類無料体験サブスク料金
(月払い)
サブスク料金
(1年払い)
サブスク料金
(3年一括払い)
AEC Collectionなし64,900円(税込)522,500円(税込)1,567,500円(税込)
1年ごとの料金なし年間778,800円(税込)年間522,500円(税込)年間522,500円(税込)
  • Revit
  • AutoCAD
  • Civil 3D
  • Navisworks Manage
  • Insight
  • ReCap Pro
  • 3ds Max
  • Vehicle Tracking
  • Structural Bridge Design
  • Forma
  • InfraWorks
  • Autodesk Docs
  • Advance Steel
  • FormIt Pro
  • Robot Structural Analysis Professional
  • Autodesk Rendering
  • Fabrication CADmep
  • Autodesk Drive

AutoCADを中心とした18のソフトが使い放題になるので単体ライセンスよりは料金が高めですが、2つ以上のAutodeskソフトを使う場合はコスパに優れています。

各ソフトを単体で契約すると毎年300万円以上になるため、破格のコスパで複数のソフトが使える点は買い切り版には無かった利点です。

ただし、AEC Collectionには無料体験が提供されておらず、3年間分の一括払いで安くならない点には気を付けてください。

Revit LT単体

Revit LTのライセンス費用は下記であり、Revitの料金と比較すると5分の1ほどで契約できます。

ライセンス種類無料体験サブスク料金
(月払い)
サブスク料金
(1年払い)
サブスク料金
(3年一括払い)
Revit LT単体30日間無料1,1000円(税込)85,800円(税込)257,400円(税込)
1年ごとの料金30日以降は有料年間132,000円)税込)年間85,800円(税込)年間85,800円(税込)

Revit LTとRevitの違いは下記であり、Revit LTはRevitから機能を絞った廉価版ソフトになります。

ソフト建築モデリング配置とインストール施工モデリング構造モデリング高度なモデリングコラボレーション解析書き出し
Revit LT同じスタンドアロン インストールなし構造壁、床スラブ
構造布基礎、独立基礎
構造柱、梁、ブレース
繰り返し要素向けのグループ作成
ファミリ エディタ環境
インプレイス モデルの作成(Revit LT では壁のみ)
なしなしDWG、DXF、DGN、DWF、DWFx
ウォークスルーとイメージ、FBX、NWC
部屋とエリアのレポート、集計表
日照シミュレーション
IFC
Revit同じスタンドアロン インストール
ネットワーク インストール
部品
アセンブリ
構造壁、床スラブ
構造布基礎、独立基礎
構造柱、梁、ブレース
傾斜柱
トラス
Advanced Steel Connections for Revit
配筋、鉄筋モデリング
繰り返し要素向けのグループ作成
ファミリ エディタ環境
インプレイス モデルの作成
床および屋根の形状編集
グローバル パラメータ
コンセプト マス、アダプティブ コンポーネント
可能可能DWG、DXF、DGN、DWF、DWFx
ウォークスルーとイメージ、FBX、NWC
部屋とエリアのレポート、集計表
日照シミュレーション
IFC
SAT、ADSK、gbXML、ODBC、ファミリ タイプ

AEC Collectionと同じように3年払いで料金が安くなりませんが、それでもRevitに比べれば圧倒的な安さで導入できます。

個人事業主や小規模法人であればRevit LTで十分な場合も多く、昔あった買い切り版のRevitよりもお得になります。

そのため、まずはRevitの無料体験版を試してから、どちらからの有料サブスクを契約すると良いでしょう。

Revit LT Suite

Revit LT Suiteは「AutoCAD」と「Revit LT」がセットになったライセンスであり、それぞれの単体ライセンスよりもお得です。

ライセンス種類無料体験サブスク料金
(月払い)
サブスク料金
(1年払い)
サブスク料金
(3年一括払い)
Revit LT Suiteなし13,200円(税込)102,300円(税込)306,900円(税込)
1年ごとの料金なし年間158,400円(税込)年間102,300円(税込)年間102,300円(税込)

AutoCADは年間71,500円のソフトなので、セットのライセンスであれば年間5万円以上も安く購入できます。

ちゃすく
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1年払いなら月額9000円以内に抑えられます

既にAutoCADを使っているユーザーは多いと思うので、少しでも安くBIMソフトが欲しい場合はRevit LT Suiteのライセンスがオススメです。

Revitの代替フリーソフトはある?

結論から言うと、Revitを代替できるフリーソフトはありません。

CADや3DCGであればオープンソースのフリーソフトもありますが、BIMは高度な設計ツールなのでフリーソフトがまだ登場していません。

今後、BIMソフトの導入や市場が広がればフリーソフトを開発する人が現れるかもしれませんが、現在の時点ではフリーソフトを開発している人はいません。

ちゃすく
ちゃすく

市場がニッチ&開発コストが高いので、フリーソフトが開発される望みは薄い…

ただし、学生や教職員であればAutodeskのRevitを無料で利用でき、社会人であっても30日間は無料で使えます。

しかも、次の項目で紹介する方法を使えばRevitをお得に購入できるので、ぜひ参考にしてください。

Revitをお得に購入する方法3選

Revitには買い切り版やフリーソフトがありませんでしたが、下記の方法を利用すればお得に購入できます。

  • 学生・教員版を利用する
  • 楽天カードのあとから払い
  • セットライセンスを使う

学生・教員版を利用する

AutodeskのRevitは学生や教職員であれば1年間無料で利用でき、学生&教員の間は何度でも無料で利用できます。

無料で利用する場合は学生や教員であることを証明できる書類や本人確認書を提出し、Autodesk社の審査を受けなければいけないので、若干手間はかかります。

ちゃすく
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審査があるので、社会人が学生のフリをするのは無理です

しかし、審査に受かってしまえば機能制限が全くないRevitを1年間無料で使え、無料期間が終わった後も学生&教員であれば再び審査を受けられます。

高機能なBIMソフトを無料で使える貴重な方法なので、学生や教員の場合は是非活用してください。

楽天カードのあとから払い

Revitはまとめて払えば安くなりますが、生活費や収入のことを考えると1年払いでも難しい場合があります。

ライセンス種類無料体験サブスク料金
(月払い)
サブスク料金
(1年払い)
サブスク料金
(3年分一括払い)
Revit単体30日間無料53,900円(税込)427,900円(税込)1,219,900円(税込)
1年ごとの料金30日以降は有料年間646,800円(税込)年間427,900円(税込)年間406,633円(税込)

しかし、楽天カードであれば「あとから分割払い」という機能があり、Autodesk社には一括で払いつつも、自身の口座から引き落とされるタイミングを分割できます。

出典元:楽天カード

あとから分割払いでは手数料がかかるものの、427,900円を12回払いしてもトータルの支払い額は462,816円であり、月払いよりも安くなります。

支払い方法1ヶ月あたりの料金1年あたりの料金
Revitの月払い53,900円(税込)646,800円(税込)
Revitの年払い35,658円(税込)427,900円(税込)
Revitの年払いをあとから分割払い38,568円(税込)462,816円(税込)

しかも、支払い回数を減らせばさらに手数料が安くなるため、Revitを購入しやすくなります。

ちゃすく
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2回払いなら手数料無料です

分割払いの手数料については楽天カードの公式サイトに「分割払いシミュレーション」があるため、そちらも参考にしてください。

セットライセンスを使う

RevitはAEC Collection、Revit LT にはRevit LT Suiteというセットライセンスがあり、単体よりもお得に購入できます。

ライセンス種類特徴サブスク料金
(月払い)
サブスク料金
(1年払い)
サブスク料金
(3年一括払い)
AEC CollectionRevitを含む18ソフト
が利用可能
64,900円(税込)
(年間778,800円)
522,500円(税込)1,567,500円(税込)
Revit LT SuiteRevit LTとAutoCAD
のセット
13,200円(税込)
(年間158,400円)
102,300円(税込)306,900円(税込)

特にBIMを利用する現場ではCADを使うことも多いと思うので、上記のセットライセンスは非常にオススメです。

このようなセットライセンスは買い切り版では出来ない売り方なので、BIMソフトを少しでも安く導入したい場合は活用してください。

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