はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
この記事ではDavinciResolveにおすすめの安いノートパソコンを紹介しています。
DavinciResolveへ必要な推奨スペックや選び方を解説しているので、DavinciResolve用ノートパソコンを探している場合は参考にしてください。
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DavinciResolveの推奨スペック一覧
必要動作スペック
Davinci Resolveの必要動作スペックは下表になっており、一般的なノートパソコンでも満たせるスペックになっています。
Davinci Resolve | 必要動作スペック |
---|---|
OS | macOS 10.13.6以上 Windows 10以上 |
CPU | 3GHz以上のCPU |
グラフィックス | 内蔵GPU |
メモリ | 8GB以上 |
ただし、CPUの条件は直近2~3年に発売されたミドルレンジ以上のCPUでなければ超えることが難しいです。
CPUのクラス | 超ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ローエンド | 超ローエンド |
---|---|---|---|---|---|
Intel | Core i9 | Core i7 | Core i5 | Core i3 | Pentium、Celeron |
AMD | Ryzen 9 | Ryzen 7 | Ryzen 5 | Ryzen 3 | Athlon |
用途や できること | 3Dゲーム開発 VRゲーム | PCゲーム プログラミング | 動画編集 軽量なPCゲーム | 動画視聴 文章作成 | ネットサーフィン 軽量なSNSの閲覧 |
3GHz以上の条件を満たせないCPUは多いので、Davinci Resolve用のノートパソコンを探している場合は注意が必要です。
また、メモリは8GB以上が推奨されており、8GB未満しか搭載していない格安ノートパソコンではDavinci Resolveは重すぎて動きません。
メモリはPCのデータを一時保存するストレージであり、CPUとストレージ間のデータ取り扱いをサポートする役割です。
作業台へ例えられることが多く、「作業台が広い=メモリの容量が多い」状態だと1度に処理できるデータ量も増えます。
複数のソフトウェアを同時に使用する場合は大容量メモリが推奨されています。
家電量販店で販売されているノートパソコンには「メモリ4GB」「3GHz未満のCPU」があるため、Davinci Resolve用ノートパソコンを探している場合はBTOパソコンメーカーがオススメです。
BTO(Build to Order)パソコンメーカーは、顧客の要求に合わせてカスタマイズされたパソコンを提供する企業です。
これらのメーカーは、顧客が自分のニーズや予算に合わせてPCを構成できるように、様々なオプションを提供しています。
(代表的なBTOパソコンメーカー:「マウスコンピューター」「パソコン工房」)
BTOパソコンメーカーの利点は、顧客が自分のニーズに合わせてパソコンを注文できることです。
これによって不要な部品を省くことができ、コストを節約できるだけでなく、特定の用途や目的に最適化されたパフォーマンスを実現できます。
また、BTOパソコンメーカーは直接顧客にPCを販売するため、中間業者や小売業者の手数料を支払う必要がありません。
このため、製品の価格が家電量販店のPCよりも低くなる傾向があります。
一部のBTOメーカーはゲーミングPCやビジネス向けPC、クリエイター向けPCなど、特定の市場に特化したモデルも販売しています。
推奨スペック
Davinci Resolveの推奨スペックは下表になっており、グラフィックボードの搭載が推奨されています。
Davinci Resolve | 推奨スペック |
---|---|
OS | macOS 10.13.6以上 Windows 10以上 |
CPU | Intel Core i7 7700K以上 Appleシリコン |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX1080以上 ※VRAM8GB未満では4Kのタイムラインを構成できない |
メモリ | 16GB以上 |
グラフィックボードがなければフルHD以上の動画を快適に編集できないため、本格的に動画編集をするならグラボが必須です。
グラフィックボード(グラボ):画像や映像を表示するための部品が集積されたPCパーツ。
連続的な演算処理能力に優れており、ゲーミングPCには搭載されている。
非搭載の場合はCPU内蔵パーツ(内蔵GPU)が同じ働きをするが、性能はグラボより低い。
PCゲームやライブ配信で映像を処理するために使われるPCパーツです。
でも、価格が高いので一般的なパソコンには搭載されてません。
推奨されているグラボは2016年に発売されたハイエンドモデルのGeForce GTX1080なので、当時のプロゲーマーや人気配信者が使っていたほどのグラフィック性能があります。
現在でもCPU内蔵GPUでは超えられないスペックなので、フルHD以上の動画を滑らかなに編集したい場合は必須のPCパーツです。
CPUは2017年に発売されたIntelのハイエンド以上が推奨されており、グラボと合わせると2017~2018年時のハイスペックゲーミングPCほどの性能があります。
実質、Davinci Resolveには2017年時のハイスペックゲーミングPC以上が推奨されている感じ
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Davinci Resolve用おすすめ安いノートパソコン6選
ここからはDavinci Resolveにおすすめの下記ノートパソコンを紹介していきます。
パソコン工房 SENSE-15FH127-i7-UHSX
Davinci Resolveにオススメしたい1台目の安いノートパソコンは、パソコン工房の「SENSE-15FH127-i7-UHSX」です。
SENSE-15FH127-i7-UHSXの価格は104,800円であり、パソコン工房のクリエイター向けPCです。
項目 | SENSE-15FH127-i7-UHSX |
---|---|
OS | Windows 11 |
CPU | Intel Core i7 12650H(10コア16スレッド) |
グラフィックス | Intel Iris Xe Graphics |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
グラボ非搭載ノートPCですが、Intelの高性能内臓GPUを搭載しており、Davinci Resolveの最低動作スペックを上回っています。
M.2SSDなので起動や読み込みも早く、16GBのメモリを搭載していることでグラボなしでもDavinci Resolveの編集が重くなりにくいです。
ディスプレイサイズが15.6インチなのでデスクトップ用モニターより小さいですが、ノートPCであれば十分すぎるサイズです。
マウスコンピューター mouse F4-I5U01CG-A
Davinci Resolveにオススメしたい2台目の安いノートパソコンは、マウスコンピューターのノートPC「mouse F4-I5U01CG-A」です。
mouse F4-I5U01CG-Aの価格は119,800円であり、具体的なパソコンスペックは下表になります。
項目 | mouse F4-I5U01CG-A |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | IIntel Core i5-1240P |
グラフィックス | Intel Iris Xe Graphics |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:256GB |
CPUにIntelの12世代ミドルクラスを採用しており、軽量な2D系PCゲームもプレイできるIris Xe Graphicsを内蔵しています。
14インチの小さめサイズなので、どこでも持ち運んでDavinci Resolveを編集したい場合にオススメのモデルです。
マウスコンピューター mouse K5-I7G50BK-A
mouse K5-I7G50BK-Aは国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのクリエイター&ゲーマー向けノートパソコンです。
mouse K5-I7G50BK-Aの価格は149,800円であり、具体的なパソコンスペックは下表の通りです。
項目 | mouse K5-I7G50BK-A |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | IIntel Core i7 12650 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
- 15インチのフルHDノングレア液晶なので長時間作業でも目が疲れにくい
- Intelの12世代ミドルレンジCPU搭載
→Office系ソフトやAdobe系ソフトを使える性能 - グラフィックボード「RTX2050」を搭載
→PCゲームやクリエイティブ系ソフト、AI学習にも使える - Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- バッテリー駆動時間最大10時間
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能
Davinci Resolveの推奨スペックをCPUやメモリで上回っており、RTX3050のグラフィックボードを搭載しています。
15万円以内の低価格でグラフィックボードを搭載しているので、できるだけDavinci Resolveを低予算で使いたい場合はオススメです。
パソコン工房 SENSE-15FX155-i7-PLSX
Davinci Resolveにオススメの安いノートパソコン4台目は、パソコン工房のノートPC「SENSE-15FX155-i7-PLSX」です。
SENSE-15FX155-i7-PLSXの価格は174,700円であり、具体的なパソコンスペックは下表になります。
項目 | SENSE-15FX155-i7-PLSX |
---|---|
OS | Windows 11 |
CPU | Intel Core i7 13700H(14コア20スレッド) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4050 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
Intelの13世代ハイエンドCPUと2023年に発売されたNVIDIAのグラフィックボードを搭載しており、Davinci Resolveの編集やPCゲームも可能なスペックです。
パソコン工房であれば36回まで分割払いでき、故障などがあっても各都道府県のパソコン工房実店舗やオンラインで修理をお願いできるのでオススメです。
マウスコンピューター G-Tune E5-I7G60BK-A
Davinci Resolveにオススメしたい5台目の安いノートパソコンは、マウスコンピューターのノートPC「G-Tune E5-I7G60BK-A」です。
G-Tune E5-I7G60BK-Aの価格は239,800円であり、具体的なPCスペックは下記の通りです。
項目 | G-Tune E5-I7G60BK-A |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7-13650HX |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 16GB(増設可能) |
ストレージ | SSD:500GB |
IntelのハイエンドCPU、グラフィックボードとしてコスパに優れたRTX 4060 Laptopを搭載したモデルです。
デスクトップPCのゲーミングPCにも負けないスペックがありながら25万円以内の低価格で購入できるため、破格の安さと言えます。
マウスコンピューター G-Tune E6-A7G70BK-A
Davinci Resolveにオススメの安いノートパソコン6台目は、マウスコンピューターのノートPC「G-Tune E6-A7G70BK-A」です。
G-Tune E6-A7G70BK-Aの価格は279,800円であり、具体的なPCスペックは下記の通りです。
項目 | G-Tune E6-A7G70BK-A |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop |
メモリ | 32GB(増設可能) |
ストレージ | SSD:1TB |
コスパに優れたRyzen 7 7840HS、ノートパソコン向けグラボでトップクラスの性能を持つRTX 4070 Laptopを搭載したモデルです。
デスクトップのゲーミングPCにも負けないスペックがありながら30万円以内の低価格で購入できるため、破格の安さと言えます。
金額自体は大きいものの、最大36回まで分割払いできるため、人気クリエイターを目指す場合はオススメのモデルです。
Davinci Resolveにおすすめのノートパソコンの選び方
Davinci Resolveにおすすめのノートパソコンを選ぶ時はいくつかの注意点があるため、各PCパーツごとに解説していきます。
選び方1:OS
Davinci ResolveではWindowsまたはmacOSを利用でき、基本的にはどちらを選んでも動画編集できます。
ただし、WindowsとmacOSには下記の違いがあるため、安く買いたい場合はWindowsを選ぶとよいでしょう。
- Windows:幅広いソフトウェアに対応しており、MacBookよりもコスパが高い
- macOS:Rentaディスプレイで現実に近い描画が可能、性能の当たり外れは無い
もちろん、予算があればMacBookを選んでも快適に動画編集できるため、自身の用途や予算に合わせて選んでください。
選び方2:CPU
Davinci Resolveでは下表のCPUが必要であり、「2017年以降に発売されたハイエンドモデル以上のCPUが必要」と考えるとよいでしょう。
Davinci Resolve | 必要動作スペック | 推奨スペック |
---|---|---|
CPU | 3GHz以上のCPU | Intel Core i7 7700K以上 Appleシリコン |
また、2020年以降に発売されたミドルレンジ以上のCPUであれば2017年以降に発売されたハイエンドモデルに相当する性能があります。
CPUのクラス | 超ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ローエンド | 超ローエンド |
---|---|---|---|---|---|
Intel | Core i9 | Core i7 | Core i5 | Core i3 | Pentium、Celeron |
AMD | Ryzen 9 | Ryzen 7 | Ryzen 5 | Ryzen 3 | Athlon |
用途や できること | 3Dゲーム開発 VRゲーム | PCゲーム プログラミング | 動画編集 軽量なPCゲーム | 動画視聴 文章作成 | ネットサーフィン 軽量なSNSの閲覧 |
CPUの性能は年々上がっているので、新しいCPUならハイエンド相当以上の性能があります
ミドルレンジCPUはハイエンドCPUよりも低価格で搭載できるため、Davinci Resolveが使えるノートパソコンを安く手に入れたい場合はミドルレンジでもよいでしょう。
もしCPUのスペックがよくわからない場合は「Davinci Resolve用おすすめ安いノートパソコン6選」を参考にしてください。
選び方3:グラフィックス
Davinci Resolveでは下表のグラフィックス性能が推奨されており、フルHD未満や短い動画であればグラフィックボード非搭載でも編集できます。
Davinci Resolve | 必要動作スペック | 推奨スペック |
---|---|---|
グラフィックス | 内蔵GPU | NVIDIA GeForce GTX1080以上 ※VRAM8GB未満では4Kのタイムラインを構成できない |
1分動画なら内蔵GPUでも編集できる
一方、10分程度のフルHD動画をDavinci Resolveで編集したい場合はGTX1080以上のグラフィックボードが必要になります。
GTX1080は2017年にプロゲーマーやトップクリエイターが使っていたほどの性能があり、最新CPUの内蔵GPUでもGTX1080の性能は超えられません。
既にGTX1080を搭載したパソコンは発売されていませんが、現在のパソコンであればRTX3060がGTX1080に近い性能を持っています。
RTX3060以上を搭載したパソコンであれば15万円以内の低価格なので、現在ならDavinci Resolve用のパソコンを安く購入できます。
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選び方4:メモリ
Davinci Resolveでは最低でも8GB以上、可能であれば16GB以上のメモリが推奨されています。
Davinci Resolve | 必要動作スペック | 推奨スペック |
---|---|---|
メモリ | 8GB以上 | 16GB以上 |
メモリはPCのデータを一時保存するストレージであり、CPUとストレージ間のデータ取り扱いをサポートする役割です。
作業台へ例えられることが多く、「作業台が広い=メモリの容量が多い」状態だと1度に処理できるデータ量も増えます。
複数のソフトウェアを同時に使用する場合は大容量メモリが推奨されています。
メモリが不足すると「PCが重くなる」「ソフトが急に落ちる」などの不具合で発生します
ただし、実際にはDavinci Resolveと一緒に他のソフトを使うケースが多いため、16GB以上のメモリはもはや必須です。
メモリが8GBだった時、「DaVinci Resolve17」でiPhone seで撮った動画を再生させるとカクカクとコマ落ちしとりました。メモリ使用率も80%~90%まで上がる。なので、最適化メディア生成してみたら、その際CPU大暴走。「DaVinci Resolve」を使用するなら最低でもメモリの容量は16GBは欲しいかも。
— モッちゃん@統合失調症 (@MotchanBy) February 19, 2022
むしろ4K動画を編集する際は16GBのメモリでも足りないため、32GB以上のメモリが必要になってきます。
メモリが足りなくなるとフリーズや落ちる原因になります
メモリ不足はパソコンやソフトの動作に直接的な影響を与えるため、余裕のあるメモリ容量を選んでおきたいです。
もしメモリのスペックがよくわからない場合は「Davinci Resolve用おすすめ安いノートパソコン6選」を参考にしてください。
選び方5:ストレージ
Davinci Resolveの推奨スペックではストレージの条件が提示されていませんが、動画編集をするのであればSSDを搭載したパソコンがオススメです。
SSDはHDDよりも読み込み速度が速く、パソコンやソフトの起動がスムーズになります。(下グラフ)
比較 | HDD | SSD |
---|---|---|
価格 | 安い | 少し高い |
保存容量 | 多い | 少ない |
転送速度 | 遅い | 速い |
本体の寿命 | 約3年 | 約5年 |
衝撃への耐性 | 壊れやすい | 壊れにくい |
パソコン工房などのゲーミングPCであればSSD搭載が当たり前なので気にする必要はありませんが、家電量販店などでPCを選ぶ場合は注意してください。
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