はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
情報系の専門学校や大学では通常の学生よりもスペックに優れたノートパソコンが必要になるケースが多く、平均値段相場は13万円前後くらいになりやすいです。
ただし、BTOパソコンメーカーやメーカー直販サイトから購入すれば家電量販店よりも安くて性能に優れたモデルを購入できます。
そこで、この記事では情報系学生に必要なノートパソコンスペックを解説しつつ、オススメのノートパソコンを紹介していきます。
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情報系学生がノートパソコンで行う作業
情報系の大学生や専門学生は授業や課題の中でノートパソコンを活用する場面が多くあり、具体的な使用例は以下の通りです。
- 授業や課題のレポート作成やスライド作成
- プログラミングの実習や課題解決
- WEBデザインの作成や編集
- サイトやLP作成
- 画像編集や動画編集、音楽編集
上記のような作業は他学部の学生が行う一般的なパソコン作業よりも処理負荷が大きいため、一般的な学生向けノートパソコンよりも高い性能が必要です。
次の章では上記の作業を行えるノートパソコンのスペックを解説します
情報系大学生のノートパソコン推奨スペック【平均値段相場】
情報系の大学生や専門学生に必要なノートパソコン推奨スペックは下記の通りであり、平均値段相場は13万円前後くらいになります。
項目 | 推奨スペック |
---|---|
OS | Windows11以上または最新のmacOS |
CPU | Intel Core i5(第12世代以上)やIntel Core i7(第11世代以上)以上 AMD Ryzen 5(5000番台以上)やAMD Ryzen 7(全世代) Apple M2チップ以上 |
メモリ | 16GB以上 |
ストレージ | SSD:512GB以上 |
Officeソフト | 学校や大学から配布がある場合は不要 配布されない場合はOffice搭載済みモデルがオススメ |
BTOパソコンメーカーやメーカー公式サイトなどであればさらに安い価格で購入できるので、詳しいスペックを解説していきます。
BTO(Build to Order)パソコンメーカーは、顧客の要求に合わせてカスタマイズされたパソコンを提供する企業です。
これらのメーカーは、顧客が自分のニーズや予算に合わせてPCを構成できるように、様々なオプションを提供しています。
(代表的なBTOパソコンメーカー:「マウスコンピューター」「パソコン工房」)
BTOパソコンメーカーの利点は、顧客が自分のニーズに合わせてパソコンを注文できることです。
これによって不要な部品を省くことができ、コストを節約できるだけでなく、特定の用途や目的に最適化されたパフォーマンスを実現できます。
また、BTOパソコンメーカーは直接顧客にPCを販売するため、中間業者や小売業者の手数料を支払う必要がありません。
このため、製品の価格が家電量販店のPCよりも低くなる傾向があります。
一部のBTOメーカーはゲーミングPCやビジネス向けPC、クリエイター向けPCなど、特定の市場に特化したモデルも販売しています。
選び方1:OS
OSをWindowsにするかMacにするか迷う人も多いと思いますが、こだわりがなければ情報系の学生にはWindowsがおすすめです。
OSは「オペレーションシステム」の略称であり、パソコン全体を管理するシステムです。
PCへインストールしたソフトのアイコンをクリックするだけで起動するのはOSのおかげです。
OSにはWindows、MacOS、LINUXなど様々な種類がありますが、ソフトやデバイスによって対応OSが異なるので注意してください。
よく使われるのはWindows↓
WindowsはAmazonや楽天市場などでライセンスを買えば後からインストールすることも可能です
Macでもプログラミングや編集作業などを行えますが、専門学校や大学では利用者が多いWindowsへ合わせることが多く、プログラミングの授業もWindowsベースで進みやすいです。
情報系の専門学校や大学ではMacを用意されてることが多く、個人で持つならWindowsがいいかな
下記でWindowsとMacそれぞれのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
Windowsのメリット・デメリット
Macのメリット・デメリット
上記のようなメリットとデメリットがあるため、こだわりや学校側からの規定がなければWindowsを搭載したノートパソコンを選ぶと良いでしょう。
実際の仕事だとMacを使う機会もかなりあるけど、学校ではWindowsさえされば足りるようになっていることが多いです。でも、予算に余裕があるのであれば個人のMacをもっておくことは良いと思います。
選び方2:CPU
CPUは人間で例えると「脳」にあたる重要なPCパーツであり、指示された計算やプログラムを実行する役割があります。
CPUは「セントラルプロセッサーユニット」の略称であり、プログラムの演算・解釈・実行を行う役割です。
人間の脳に似ており、ソフトウェアの処理や動画の再生にも利用されます。
高性能なCPUを搭載すればPCの処理能力が上がり、高負荷な作業も快適に行えます。
PC全体へ影響を与えるパーツなのでPC選びでは重要です。
CPU製造で有名なメーカーは「Intel」と「AMD」。
情報系の学校ではプログラミングやWEBデザイン制作、Adobeソフトの利用などがあるので、一般的な学生向けノートPCよりもCPUスペックが必要です。
CPUにはさまざまな種類があり、例えばIntel製CPUの場合は「Intel Core i5 10210U」といった表記になっています。「Core i5」の部分がCPUのクラス、「10210U」の部分がCPUの世代番号を表しています。
CPUのクラス | 超ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ローエンド | 超ローエンド |
---|---|---|---|---|---|
Intel | Core i9 | Core i7 | Core i5 | Core i3 | Pentium、Celeron |
AMD | Ryzen 9 | Ryzen 7 | Ryzen 5 | Ryzen 3 | Athlon |
用途や できること | 3Dゲーム開発 VRゲーム | PCゲーム プログラミング | 動画編集 軽量なPCゲーム | 動画視聴 文章作成 | ネットサーフィン 軽量なSNSの閲覧 |
一般的にCPUのクラスや世代の数字が大きいほど性能が高いものの、Core i7の第6世代はCore i3の第13世代よりも性能が低いというケースがあり、CPUの性能を表記だけで測るのは難しいです。
もしCPUの性能をクラスや世代を総合的に判断したい場合は下記サイトで「PassMark値(Average CPU Mark)」を参考にする方法がオススメです。
情報系の学生であればPassMark値が12,000以上がオススメなので、下記のようなCPUを選ぶとよいでしょう。
- Intel Core i5またはCore i7(第12世代以上)
- Intel Core i9(全世代)
- AMD Ryzen 7またはRyzen 9(全世代)
- Apple M1、M2チップ
授業で行うようなプログラミングはもちろん、OfficeやAdobeソフトも使える性能です
選び方3:メモリ
メモリ(RAM)とはパソコンの主記憶装置であり、パソコンにとっての作業スペースにあたるPCパーツです。
メモリはPCのデータを一時保存するストレージであり、CPUとストレージ間のデータ取り扱いをサポートする役割です。
作業台へ例えられることが多く、「作業台が広い=メモリの容量が多い」状態だと1度に処理できるデータ量も増えます。
複数のソフトウェアを同時に使用する場合は大容量メモリが推奨されています。
アプリやダウンロードファイルを保存する「ストレージ」とは別物なので注意
メモリは容量が大きければ大きいほど一度に多くの処理ができ、それに伴ってソフトウェアやプログラムの処理速度が速くなります。
情報系の専門学校や大学では下記のような作業が必要になるため、最低でも16GBのメモリが必要になります。
- Office系ソフトで資料作成
- プログラミング実習
- AdobeやBlenderなどの利用
- WEBサイトの制作
もちろん、メモリが大きければ大きいほどパソコンやソフトの動作が快適になりやすいので、予算があれば16GB以上のモデルでもオススメです。
特にAdobeやBlenderなどは重いので、余裕があるなら32GB以上のメモリを積んでもいいです。ただし、学校であれば専用のデスクトップPCがあるはずなので、無理して個人PCの性能を上げる必要はありません。
選び方4:ストレージ
ストレージはデータやソフトウェアをパソコン本体へ保存するためのPCパーツであり、プログラムファイルや作成したデータ、卒論などを保存する際にも使います。
ストレージはデータやソフトウェアなどを保存するパーツであり、本棚へ例えられることが多いです。
ストレージには「SSD」と「HDD」の2種類があります。
SSDは高速なデータ処理が可能であり、物理的な衝撃にも強いです。
HDDは安価で大容量ストレージを用意できますが、SSDよりもデータ処理が遅いです。
ストレージにはHDDとSSDの2種類があり、ソフトの起動速度や編集速度を考慮すると起動速度やデータの読み書きが速いSSDの選択が必須です。
例えば最新のM.2SSDであれば通常のHDDより50倍以上も転送速度が大きく、パソコンやソフトウェアなどの起動速度も速くなります。
比較 | HDD | SSD |
---|---|---|
価格 | 安い | 高い |
価格に対する保存容量 | 多い | 少ない |
転送速度 | 遅い | 速い |
本体の寿命 | 約3年 | 約5年 |
衝撃への耐性 | 壊れやすい | 壊れにくい |
また、情報系の専門学校や大学では数多くのデータを保存することになるので、512GB以上のSSDを搭載したモデルを選ぶと安心です。
学校の課題や授業で作成したデータも保存しなければならないけど、就活で使う履歴書とかも保存する必要があるので意外と保存するデータ量は多いです。
もし容量が不足した場合には、クラウドストレージや外付けハードディスクを活用してもよいでしょう。
選び方5:Officeソフト
情報系に限らず大学ではOfficeソフトが必須であり、学校側でOfficeの配布がなければOffice搭載済みノートパソコンを選んでも良いと思います。
特にOffice搭載済みモデルは別途Officeを購入するよりも割安になるため、導入費が安くなりやすいです。
Officeには買い切り版とサブスク版があるけど、学校での利用であればどちらでもOK!でも、ChatGPTを搭載したOffice機能を利用したい場合はサブスク版がオススメ。
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情報系学生へオススメの安いノートパソコン6選
マウスコンピューター mouse B4-I1U01PG-B(16GB)
mouse B4-I1U01PG-B(16GB)は国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターの低価格帯ノートパソコンです。
mouse B4-I1U01PG-B(16GB)の価格は79,800円であり、主なスペックは下表の通りです。
項目 | mouse B4-I1U01PG-B(16GB) |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | Intel N100 |
グラフィックス | Intel UHD グラフィックス |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 256GB(M.2 NVMe SSD) |
Officeや軽量なプログラムを動かせるCPUスペックですが、AdobeやBlenderにはオススメできない性能です。そのため、「重たい作業は学校のPC、軽い作業は自分のPCでやりたい」という人にオススメのモデルです。
パソコン工房 SENSE-15FH127-i7-UHSX
SENSE-15FH127-i7-UHSXは実店舗も多いBTOパソコンメーカーであるパソコン工房のエントリー向けノートパソコンです。
SENSE-15FH127-i7-UHSXの価格は104,800円であり、具体的なパソコンスペックは下表の通りです。
項目 | SENSE-15FH127-i7-UHSX |
---|---|
OS | Windows 11 |
CPU | Intel Core i7 12650H(10コア16スレッド) |
グラフィックス | Intel Iris Xe Graphics |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:500GB |
価格 | 104,800円 |
IntelのハイエンドCPUを搭載しており、情報系の学校でも利用できるスペックがあります。コスパに優れたパソコン工房のモデルなので平均値段相場よりも安めです。
パソコン工房 STYLE-15FH127-i5-UH7X
STYLE-15FH127-i5-UH7Xは実店舗も多いBTOパソコンメーカーであるパソコン工房のビジネス&クリエイター向けノートPCです。
STYLE-15FH127-i5-UH7Xの価格は109,700円であり、具体的なパソコンスペックは下表の通りです。
項目 | STYLE-15FH127-i5-UH7X |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i5-12450H |
グラフィックス | Intel UHD グラフィックス |
メモリ | 32GB |
ストレージ | SSD:512GB |
価格 | 109,700円 |
CPUへ2021年に発売されたミドルレンジCPUを搭載しており、Officeソフトを使った事務作業や画像編集、リモートワークなどを快適に行えるスペックです。
11万円以内で32GBのメモリを搭載したハイコスパモデルです。メモリ量を多く使用する重たいソフトが使えるので、学校で作業することが面倒くさい場合はオススメ!
マウスコンピューター mouse K5-I7G50BK-A
mouse K5-I7G50BK-Aは国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのクリエイター&ゲーマー向けノートパソコンです。
mouse K5-I7G50BK-Aの価格は149,800円であり、具体的なパソコンスペックは下表の通りです。
項目 | mouse K5-I7G50BK-A |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | IIntel Core i7 12650 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2050 Laptop |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD:512GB |
- 15インチのフルHDノングレア液晶なので長時間作業でも目が疲れにくい
- Intelの12世代ミドルレンジCPU搭載
→Office系ソフトやAdobe系ソフトを使える性能 - グラフィックボード「RTX2050」を搭載
→PCゲームやクリエイティブ系ソフト、AI学習にも使える - Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- バッテリー駆動時間最大10時間
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能
情報系学生向けノートパソコンの平均値段相場よりも高めですが、グラフィックボードを搭載しており、画像や3Dの処理に強いモデルです。3Dデザイナーや動画クリエイターを目指す人にオススメ!
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aは国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのWEB限定ゲーミングノートパソコンです。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aの価格は179,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | NEXTGEAR J6-A7G60GN-A |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 16GB(増設注文可能) |
ストレージ | SSD:512GB |
グラフィックスへRTX4060を採用しており、人気PCゲームをプレイできるほどのスペックがあります。
- 16インチのフルHDノングレア液晶&165Hzで作業やゲームも快適
- 8コア16スレッドCPUでAdobeやPCゲームにも使える
- グラフィックボード「RTX4060」搭載で画像処理や3Dゲームにも対応
- 500GBの大容量ストレージ&SSDなので読込も速い
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能
こちらも平均値段相場よりも高めですが、グラフィックボードを搭載しているので映像処理や3Dに強いモデルです。ゲーム制作や機械学習なども考えている場合はオススメ!
マウスコンピューター NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB)
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB)は国内BTOパソコンで売上No1であるマウスコンピューターのWEB限定ゲーミングノートパソコンです。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB)の価格は199,800円であり、具体的なPCスペックは下表の通りです。
項目 | NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(32GB) |
---|---|
OS | Windows11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
メモリ | 32GB(増設注文可能) |
ストレージ | SSD:1TB |
グラフィックスへRTX4060を採用しており、人気PCゲームをプレイできるほどのスペックがあります。
- 16インチのフルHDノングレア液晶&165Hzで作業やゲームも快適
- 8コア16スレッドCPUでAdobeやPCゲームにも使える
- グラフィックボード「RTX4060」搭載で画像処理や3Dゲームにも対応
- プロゲーマーや人気配信者並の32GB大容量メモリ
→ゲーム配信やクリエイティブ系ソフトも快適 - 1TBの大容量ストレージ&SSDなので読込も速い
- Wi-Fi 6E対応で、高速かつ安定したインターネット接続が可能
- 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
- 100万画素のWebカメラとマイク、スピーカーを標準搭載
- USB TypeAやTypeC,HDMI、マイクロSDカード、イヤホンジャックなどに対応
- 最大36回までクレカなしで分割払いが可能