- ホットクックと電気圧力鍋の違いは?
- ホットクックは何ができるの?
- 電気圧力鍋は誰にオススメの商品?
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
ホットクックと電気圧力鍋の違いは下表の通りであり、似たような製品ですが、用途が少し異なります。
比較項目 | ホットクック | 電気圧力鍋 |
---|---|---|
調理時間の長さ | カレー:約45分 | カレー:約20分(圧力時間のみ) |
予約調理 | 〇 | × |
お手入れのしやすさ | 〇(食洗機がある場合) | すべて手洗い |
メニュー数 | 130種類以上(自動メニューのみ)+アプリメニュー | クックフォーミー:最大210種類 |
価格帯 | 5万円程度 | 1~3万円程度 |
使い勝手のよさ | アプリが使える(Wi-Fi接続時) | メーカーによる |
味・美味しさ | 〇 | 〇 |
得意料理 | 無水調理・低温加熱調理 | 圧力調理 |
調理の時短を目的にしている場合は電気圧力鍋、調理の手間を減らす目的であればホットクックを導入すると良いでしょう。
ホットクックと電気圧力鍋の違い7選
ホットクックと電気圧力鍋の大きな違いは「圧力調理」ができるかどうかになりますが、他にも様々な違いがあります。
ここではホットクックと電気圧力鍋の7つの違いについて以下のように解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 調理の手間
- 調理時間
- 価格
- お手入れのしやすさ
- 予約調理の有無
- 使いやすさ
- 味
違い・比較1:調理の手間
電気圧力鍋は基本的には圧力調理を行うものなので、その都度かき混ぜたり、追加で調理を行わなければいけません。

しかし、ホットクックは材料と調味料を入れてしまえば、仕上がりまで「ほったらかし」にするだけで料理が完成します。
ではなぜホットクックを「ほったらかし」にできるのかというと、内蓋に「まぜ技ユニット」とよばれる自動かき混ぜ機能がついているからです。
「まぜ技ユニット」は、料理や火加減に応じて適度な速さ・力で調理をしてくれるので、まんべんなく味を調整したり焦げ付かないようにしてくれます。
違い・比較2:調理時間
電気圧力鍋は圧力調理を得意とする家電であり、圧力をかけることで材料を柔らかく仕上げ、味をしみ込みやすくします。

圧力をかける分材料に火が通りやすくなり、それに応じて料理を早く仕上げることが可能です。
一方、ホットクックは電気圧力鍋ほど圧力調理ができません。
そのため、調理時間がやや長くなってしまうものの、無水調理や低温調理といった「じっくりと仕上げる料理」を得意としています。
もし調理時間を意識している場合は、ホットクックよりも電気圧力鍋を優先した方が良いでしょう。
違い・比較3:価格
ホットクックには調理を楽にする機能が多くついている分、電気圧力鍋よりもやや価格が高く設定されています。
一般的な4人家族用でも4万円〜5万円ほどであり、2.4Lの大容量タイプだと6万円ほどになります。
一方、電気圧力鍋は1万円〜3万円ほどで販売されており、一人暮らし用から大容量モデルまで様々な種類の製品があります。
ホットクックは価格がややネックに感じるかもしれませんが、年式が1年前のモデルであれば少し値段が下がった状態でゲット可能です。
1年ほど型落ちしたモデルであっても機能はそこまで変わりないので、購入する際に検討するとよいでしょう。
違い・比較4:お手入れ
電気圧力鍋もホットクックも毎回洗わなければならないパーツが多くあります。
毎日の調理の度に洗わなければならないので、少しでも楽に済ませたいですよね。
ホットクックであればほとんどのパーツを食洗機で洗うことが可能です。
食洗機がある家で、お手入れのしやすさを検討したいのであれば、ホットクックの方が便利かもしれません。
違い・比較5:予約調理
電気圧力鍋もメーカーによっては多くのメニューが内蔵されているものの、調理行程のレパートリーが多いホットクックの方が様々な料理が登録されています。


実は炊飯もできます
さらに、一部メニューのみになりますが、ホットクックでは時間予約によるおまかせ調理ができます。
「予約調理」とは出かける前に材料や調味料をホットクックにセットしておくと、帰ってきたときに出来立ての料理が食べられるよう予約して調理できる機能です。
予約調理ができるのはホットクックのみなので、少しでも料理する手間を省きたい方はホットクックを検討するとよいでしょう。
違い・比較6:使いやすさ
購入するモデルにもよりますが、ホットクックに搭載されているパネルは見やすい表記になっています。

特にスマートフォンアプリを接続することで、スマホからの操作ができたり、内蔵されていないメニューでの調理が可能です。
ただし、電気圧力鍋もメーカーによってはカラーパネルであったり、シンプルな操作性を得意とするものもあります。
好みによりますが、購入する場合は操作性も意識すると使い勝手がよくなるでしょう。
違い・比較7:味・美味しさ
調理するメニューにもよりますが、圧力調理を行った煮込み料理は電気圧力鍋の方が肉や魚をホロホロに仕上げてくれます。

電気圧力鍋は煮込みなどの圧力をかけて行う調理を得意としますが、無水調理や低温調理は行えません。
一方、ホットクックは圧力調理ができないものの、無水調理や発酵料理やサラダチキンが作れる低温調理を得意とします。
どちらも美味しくできあがる料理が異なりますので、購入する前にどういった料理が作れるのか事前にチェックしておくとよいでしょう。
ホットクックについては下の「ホットクックはまずい?」も参考にしてください。
ホットクックか電気圧力鍋、どちらが向いている?
ここまでホットクックと電気圧力鍋の得意分野について解説しましたが、「結局どちらを購入すればいいの?」と悩んでいる方も多いと思います。
ホットクックか電気圧力鍋、どちらを購入しようか迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ホットクックが向いている人 | 電気圧力鍋が向いている人 |
---|---|
普段からあまり料理をしない 料理が得意でない ほったらかしで料理が仕上がってほしい お手入れを楽にしたい 価格はあまり気にしない 無水調理や低温調理がしたい 圧力調理は求めてない 1台で様々なメニューが作りたい | 普段から料理をしている 煮込み料理を時短で済ませたい ある程度料理に手間がかかってもいい 手頃な価格がいい 煮込み時間による光熱費をおさえたい 煮魚やお肉を美味しく食べたい 圧力調理を使った料理をいろいろ試したい |
ホットクックが向いている人
ホットクックの方が使い勝手がよいと感じられる人は以下のとおりです。
- 普段からあまり料理をしない
- 料理が得意でない
- ほったらかしで料理が仕上がってほしい
- お手入れを楽にしたい
- 価格はあまり気にしない
- 無水調理や低温調理がしたい
- 圧力調理は求めてない
- 1台で様々なメニューが作りたい
ホットクック最大の特徴である「ほったらかし調理」は仕事や家事で忙しい方の強い味方となります。
電気圧力鍋に比べて価格はやや高いものの、幅広い調理メニューを試すことができたり、火加減やかき混ぜを自動で調整してくれるなど高機能な家電です。
お手入れも楽に行えるので毎日の家事をグッと楽にしてくれるでしょう。
電気圧力鍋が向いている人
電気圧力鍋の方が使いやすいと感じられる人は以下のとおりであり、電気圧力鍋は圧力調理を得意とする家電です。
- 普段から料理をしている
- 煮込み料理を時短で済ませたい
- ある程度料理に手間がかかってもいい
- 手頃な価格がいい
- 煮込み時間による光熱費をおさえたい
- 煮魚やお肉を美味しく食べたい
- 圧力調理を使った料理をいろいろ試したい
メニュー数はホットクックに比べて少ないものの、マンネリ化する毎日の献立のレパートリーを増やしてくれたり、煮込み料理を時短で済ませることができます。
手頃な価格で光熱費をおさえることができるのでお財布にも優しい家電だと言えるでしょう。
ある程度自炊するもののもう少し作れる料理の幅を広げたい方や煮込み時間を少しでも短縮したい方は電気圧力鍋がおすすめです。