はじめまして。cHasLogの運営に携わっているPomCatです。
格安SIMは低価格で利用することができると注目されています。iPhoneでも通信費用を安く抑えることができます。
iPhoneを利用中の人のなかにはiPadやApple Watchを利用している人もいると思います。それぞれのデバイスにsimカードを契約していると通信費用が高額になりがちです。
この記事では、iPhoneを利用している人向けに、格安SIMの利便性とオススメの格安SIMについて解説します。
結論から書くと、セルラーモデルのアップルウォッチ以外は格安SIMに乗り換えても問題有りません。格安な料金プランが魅力に感じた場合は乗り換えることがオススメです。
エキサイトモバイル はデータシェアが可能な格安SIMなので、普通の格安SIMよりも更にコストを抑えることができます。>>記事後半で解説しています
格安SIMとは
格安SIMとは、MVNO(仮想移動体通信事業者)が提供する低価格のSIMカードのことを指します。
大手キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)の回線を借りてサービスを提供しており、料金が大幅に安いのが特徴です 。
データ通信のみのプランでは、月額数百円から利用できる場合もあります。
また、解約手数料が発生しないことが多いです。
以前はsimロックされていることがほとんどでしたが、SIMロックの解除が義務付けられてからは格安SIMに乗り換える人も増えてきました。
SIMフリーだと、現在使用しているiPhoneをそのまま使用できる場合が多いです。
SIMロックとは、携帯電話の端末が特定のキャリアのSIMカードしか使用できないように制限されている状態を指します。
この制限により、他のキャリアのSIMカードを挿入しても端末が動作しないようになっています。
SIMロックは、キャリアが自社のサービスを利用してもらうために端末に設定できる制限です。これにより、端末購入後に同じ端末で他のキャリアに簡単に乗り換えられないようになっています。
海外旅行や乗り換えのときにとても不便だったにゃぁ~
例えば、NTTドコモで購入した端末は、基本的にはドコモのSIMカードしか使えないようになっています。auで購入した場合はauのSIMカードしか使えませんでした。
日本では、2015年5月から総務省の指導により、SIMロックの解除が義務付けられました。これにより、ユーザーは特定の条件を満たすことで、端末のSIMロックを解除できるようになりました。
※中古ショップでiPhoneを購入して格安SIM等を利用しようとすると、SIMロックの状態のままであることもありますので購入する際は注意しましょう。
iPhoneで格安SIMを利用するメリット
格安SIMを利用するので、料金面での恩恵があります。格安SIMについては別記事で解説していますのでご覧ください。
ここでは、Apple製品を利用している人にしかない良さを紹介していきます。格安SIMだけでなく大手キャリア間の乗り換え、機種変更にも役立つ知識もありますのでご覧ください。
柔軟なプラン選択
Phoneのパフォーマンスを最大限に活かすためには、安定したデータ通信が不可欠です。格安SIMの柔軟なプランにより、使用状況に応じたデータプランを選択できます。
高性能であることを活かして動画視聴やオンラインゲームをしている人はデータ無制限での利用が可能なプランがオススメです。
楽天モバイルの場合は、利用データ量に応じて料金が変動し、データ無制限の利用も可能 なのでオススメです。
データシェア
現在、複数端末を利用している人は月額料金がうーーーんと安くなるかもしれません。iphoneとiphoneでも、iphoneとiPadでもなんでも構いません。なんならiPhoneとAndroidでもいいです!
格安SIMを利用することで、iPhoneと他のAppleデバイス(Apple Watch、iPad)とのデータシェアが簡単にできます。
データシェア:一つの契約で複数のデバイスがデータ通信容量を共有できる仕組みを指します。
⇨家庭内や個人所有の複数のデバイスで効率的にデータ通信を利用することが可能です。
<データシェアの仕組み>
データシェアでは、一つのデータプランを契約し、そのデータ容量を複数のSIMカードに分けて利用します。例えば、家族全員で一つの大容量データプランを共有したり、スマートフォンとタブレットで同じデータプランを利用したりできます。
多くの格安SIM事業者は、データシェアのために追加のSIMカードを発行します。これにより、各デバイスに個別のSIMカードを挿入し、共通のデータ容量を利用することが可能です。
エキサイトモバイルの場合、最大5枚のSIMカードを利用でき、複数のデバイスでデータをシェア可能です。
5枚あれば一人目のiPhone・iPad、二人目のiPhone・iPad、三人目のiPhoneと5端末まで共有して使えるのが素晴らしいところですよね。
iCloudメール
格安SIMに乗り換えた場合、キャリアメールが使えなくなることが多いです。
キャリアメールというのは、@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpなどのキャリアが提供しているメールのことです。
各種アプリケーション、サイト、SNSのアカウント等をキャリアメールで登録していると、キャリアメールが使えなくなった場合に、全てのアカウントが使用不可になってしまいます。
乗り換えの場合も同様ですが、メールアドレスをgmail等に変更しておく必要が生じます。しかし、iPhoneユーザーの場合、iCloudメールを利用することができます。
新しいデバイスでApple IDにサインインするだけで、iCloudメールを含むすべてのデータと設定が自動的に同期されます。
iPhoneからiPhoneへ乗り換える場合はAppleアカウントを引き継ぐことができますので、はじめからiCloudメールで登録しておけば各種アカウントもそのまま利用可能です。
格安SIMへの乗り換えも比較的容易に行えることもメリットであると言えます。
iPhoneだから起こり得るデメリット
Apple製品だから起こり得るデメリットを紹介します。格安SIMだから起こる問題は別の記事で紹介していますので御覧ください
格安SIMなので、通信速度の低下は必ず起こり得ます。特に混雑時間帯(昼休憩や夕方から夜のピーク時)は低下することがあります。
また、多くの格安SIM事業者はオンラインサポートを中心としており、物理的な店舗サポートが少ないです。設定やトラブル対応に困ったときに即座に解決するのが難しいです。
Apple Watchを利用している場合
Apple Watchには2種類あります。iPhoneが近くにないと使えないモデルと、iPhone不要で通信可能なモデル(セルラーモデル)があります。
Apple Watchのセルラーモデルは多くの格安SIMでサポートされていないので、大手キャリアのプランに加入する必要があります。
セルラーモデルの場合、格安SIMは利用できないということです。
また、iPadにも2種類あります。セルラーモデルとWi-Fiモデルです。iPadのセルラーモデルの場合はデータSIMが挿入できるようになっているので、格安SIMでも利用可能です。
SIMロック解除の手間
大手キャリアから購入したiPhoneはSIMロックがかかっている場合があり、格安SIMを使用する前にSIMロックを解除する必要があります。
特に長い間使用されることの多いiPhoneではSIMロックかかったまま中古屋へ売られることもあります。中古屋のiPhoneを購入する場合、特に注意が必要です。
特にiPhone12以前の端末ではロックされている可能性が高いです。
キャリアのSIMロック解除手続きを事前に行う、またはSIMフリーのiPhoneを購入するようにしましょう。
方法は下に行けば行くほど確実性が下がります。Apple Storeで購入することをおすすめします。
<Apple Storeで購入>
Apple Store(オンラインおよび実店舗)では、SIMフリーのiPhoneを直接購入することができます。これが最も確実であり、最新のiPhoneモデルも購入可能です。
<キャリアのSIMロック解除>
日本の主要キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)は、一定の条件を満たせばSIMロック解除を行うことができます。
条件には、端末の購入から一定期間が経過していることや、分割払いの残高がないことなどがあります。
キャリアの公式ウェブサイトや店舗で手続きができます。オンライン手続きが可能なキャリアも多いです。
<認定リセラーおよび家電量販店>
Appleの認定リセラーや大手家電量販店でもSIMフリーiPhoneを購入できます。
ビックカメラ、ヨドバシカメラ、エディオンなどの店舗では、SIMフリーのiPhoneを取り扱っている場合があります。
<中古ショップおよびフリマアプリ>
中古のSIMフリーiPhoneを購入する方法もあります。中古ショップやフリマアプリでの購入には注意が必要ですが、条件の良い端末を見つけることができる場合もあります。
中古の場合、信頼できる販売者から購入することが重要です。購入前にレビューや評価を確認しましょう。
<オンラインマーケットプレイス>
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのオンラインマーケットプレイスでもSIMフリーiPhoneを購入できます。
オススメのプロバイダ 3選
オススメのプロバイダを紹介します。利用方法に合わせて検討しましょう。
大手4社はeSIMに対応できていますが、それ以外のプロバイダの場合はeSIMに対応していないこともありますので、契約される際に確認ください。
eSIMにしか対応していない端末にデータカードタイプのSIMカードが入らないこともあります。自分の端末も確認しておきましょう。
エキサイトモバイル
音声通話可能なSIMの場合の利用料金は下記の表の様になっています。
データ容量 | Fitプラン料金 | Flatプラン料金 |
低速通信のみ | 495円 | 660円 |
~3GB | 690円 | 1210円 |
~7GB | 1430円 | 1650円 |
~12GB | 1980円 | 1650円 |
~17GB | 2750円 | 2068円 |
~20GB | 3245円 | 2068円 |
~25GB | 3245円 | 2970円 |
段階制料金プラン「Fitプラン」と定額料金プラン「Flatプラン」があります。7GB未満の利用ではFitプランの方がお得に利用できます。
エキサイトモバイル最大のおすすめポイントはSIMカード5枚までデータをシェアできるということにあります。iPadやタブレット等のサブ端末にSIMカードをいれることで、Wi-Fiがなくても利用できるようになります。
追加SIMカードは初期費用1枚220円~528円で利用できるのでとってもお得に利用できます。5端末まで利用できるので、複数人でデータシェアするのにもピッタリです!
データ容量 | Fitプラン料金 | Flatプラン料金 |
低速通信のみ | 385円 | 550円 |
~3GB | 690円 | 1100円 |
~7GB | 1320円 | — |
~12GB | 1947円 | 1540円 |
~17GB | 2640円 | — |
~20GB | — | 1958円 |
~25GB | 3135円 | 2860円 |
・少量のデータ通信(~7GB):Fitプランの690円が最もコストパフォーマンスが高い。
・中程度のデータ通信(12GB~)Flatプランの方がコスパ◎。データシェアにもオススメ!/
フラットプランでデータシェアしている場合、余ったギガは翌月に繰り越せるので安心ですね!
ahamo
大手docomoの回線を使っているので全国どこでも高品質な通信を行うことができます。ahamo最大の魅力はシンプルなプラン&テザリングが可能ということ。
プロバイダ | ahamo |
---|---|
料金プラン | 20GB: 2,970円 100GB(大盛りオプション): 4,950円 |
特徴 | ・ドコモ回線利用 ・5分以内の国内通話無料 ・5G対応 ・海外ローミング無料 |
公式サイト | ahamo |
20GBの容量の場合はスマホの通信量とデザリングの通信量の合計通信量が20GBになるまで2970円で利用可能です。
100GBになった場合は、合計が100GBになるまでテザリングも可能ということです。iPhoneだけでなくサブ端末を持っている場合、テザリングでデータシェアできるのも強みです。
楽天モバイル
楽天モバイルの強みは「ポイント還元が豊富・手数料無料・専用アプリで国内通話無料・データ無制限」など様々あります。
強みの中でもデータ無制限は高性能なiPhoneを活かすとても良いプランであると思います。
プロバイダ | 楽天モバイル |
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料金プラン | 1GBまで: 1,078円 20GBまで: 2,178円 無制限: 3,278円 |
特徴 | ・楽天回線利用 ・楽天リンクアプリで通話無料 ・ポイント還元豊富 |
公式サイト | 楽天モバイル |
月額料金に関しては他の格安SIMより少し高めに感じますが、ポイント還元があることで楽天を生活基盤にしている人には還元が大きいです。
今なら最大20,000ポイント還元キャンペーン中ですので、公式サイトから詳細を確認しましょう!
まとめ
iPhoneで格安SIMを利用する際は、iCloudメールを活用して乗り換えが比較的容易・使い方に合わせたプランが選べる・データシェアを活用するというメリットがあります。
また、デメリットはApple製品との連携が取れない可能性がある・長く使われている機種なのでSIMロックの可能性がある、ということです。
値段が安くなる格安SIMは、サービスの質が少し悪くなる可能性がありますので、費用がとっても安くなるので、サブiPhoneやiPadなどにオススメの選択肢と言えます。
メインで利用している端末を乗り換える場合は格安SIMのメリットデメリットを理解したうえで乗り換えることをおすすめします。
どの格安SIMを利用するにしても事前に準備しておき、格安SIMプロバイダのことをよく調べてから乗り換えるようにしましょう。