この記事は下記の悩みや要望を持つ方にオススメです。
- 子供向けYouTuberは稼げない?
- キッズチャンネルの収益は?
- おもちゃ紹介の収入はどれくらい?
はじめまして。動画投稿とブログ運営をしている「ちゃすく」です。
結論だけ先に言うと、2020年以降に子供向けYouTuberの広告が制限され、広告単価は下がりやすくなりました。
しかし、キッズチャンネルは世界中で根強い人気があり、おもちゃの紹介報酬もあるので稼げないことはありません。
A8.net であればYouTube上でもAmazonや楽天市場のアフィリエイトが可能なので、おもちゃの紹介料が欲しい場合はオススメです。
そもそもどこまでが子供向けYouTuberなのか
まず、子供向けYouTuberが稼げるのかどうか話す前に、どのような活動をしている人が子供向けYouTuberに該当するのか確認する必要があります。
子供向けYouTuberに認定される条件は主に下記の2つであり、規約によってYouTubeアカウントを自分で作れない層がメインです。
- 対象としている視聴者が小学生以下
- 動画に出演している人物が小学生以下
線引きは結構曖昧だけどね
子供向けのオモチャやアニメなどをメインで投稿しているチャンネルはもちろん子供向けYouTuberですが、動画を見ている視聴者の年齢層が低い場合はAIが勝手に子供向け動画と設定する事があります。
例えば下画像のゲームは子供向けに作られたゲームではありませんが、このゲームを実況した動画が勝手に子供向けへ設定される事がありました。
また、3Dアバターや2Dの立ち絵を使うVtuberの場合でも動画内容によっては子供向け動画と判断される事があります。
実際に子供向けへ設定されたVtuberの動画↓
上記のように動画の映像が子供向きな絵柄だと、動画内容に関係なく、子供向け動画へ設定されることがあります。
一応、子供向け動画であるかどうかは自己申告制ですが、AIによって自動で判断もされているので、誤魔化すことは非常に難しく、AIの誤判断も多いです。
偽申告はペナルティもあるので危険…
そのため、今後は普通にゲーム実況をしていた場合でも「子供向け動画」と判断されてしまうケースが増えていくと考えられます。
もしYouTubeのAIに誤認識されたくない場合はゲームのタイトルや編集を工夫する必要がありそうです。
子供向けYouTuberは稼げない?【収益/紹介料】
冒頭でも書いた通り、2020年以降はキッズチャンネルの制限によって以前よりも稼ぎにくい状況になりました。
子供向け動画は広告を制限
子供向けチャンネルの収益が減っていく一番大きな問題として「動画の広告が制限されること」があります。
しかも、制限される広告の種類は「パーソナライズド広告」と呼ばれる各視聴者へ合わせて興味や関心を持ちやすい内容を表示する広告です。
YouTubeの収益はよく1再生0.1円と言われますが、これは広告のクリック回数や広告スキップの有無によって大きく変わります。
例えば、5秒でスキップ出来るインストリーム広告はクリックされずにスキップされると、動画投稿者へ報酬が発生しません。
そのため、全く同じチャンネルが同じ動画A&Bを出しても下記の状態だと、Aの広告収益はBの10倍となります。
- 動画A:100%の視聴者が広告をクリック
- 動画B:10%の視聴者が広告をクリック
当然、視聴者は興味や関心がある広告の方がクリックしやすいうえ、長く広告を再生する可能性も高いので、YouTuberも稼ぎやすくなります。
そのため、広告のクリック率や再生時間が長くなりやすいパーソナライズド広告を制限されると、収益が激減しやすいです。
実際に、日本ではトップ10に入る子供向けYouTuberもパーソナライズド広告の廃止によって収益額が半分になったことを報告しています。
子供向け動画はコメント欄が封鎖
広告制限だけでなく、子供向けと認定された動画はコメント機能が制限されることも非常に大きな問題です。
コメントには動画に対しての意見が届くため、動画の改善点や次のネタを得ることができます。
一応、子供向けYouTuberのメイン視聴者は子供ですが、フリック入力を普通に使いこなす子供もいますし、子供の代わりに親が入力することもあります。
今時、園児でもコメント入力できるからね
そのため、本来ならチャンネル運営の役に立つコメントを貰えるはずなのに、YouTubeによる規制でコメントを貰えない事は無視できないデメリットです。
コメント欄の有無によるメリット&デメリットは下記事で詳細にまとめてあるので、参考にしてみてください。
メンバーシップや投げ銭が制限される
子供向け動画が多い場合、チャンネルのメンバーシップやスーパーチャットの許可が降りないケースも珍しくありません。
実際にYouTubeヘルプによると、チャンネルが子供向けと判断された場合は下画像の機能が制限される事が明らかになっています。
特に、チャンネルメンバーシップや投げ銭は広告よりも収益率が高いため、これらの機能が制限されると大きな稼ぎが生まれにくくなります。
また、カードや終了画面が制限されているデメリットも大問題であり、視聴者が動画を連続で再生しにくい状態になっています。
そのため、子供向けチャンネルは収益と再生回数どちらも下がりやすい状態になっています。
YouTubeの規制が緩くなる事はない
これは子供向けYouTuberに限った話ではありませんが、YouTubeは一度行った規制を緩める事はほとんどありません。
規制が緩くなるどころか、むしろ規制は強化されていくことが多いので、子供向けYouTuberへの規制も年々強まる可能性は高いです。
そもそもYouTubeで子供向けYouTuberへの規制が強まったのも、各国で「子供の情報を収集するべきではない」という認識が強まったからです。
YouTubeでの規制は子供を守るためなんだよね
おそらく、「子供を守る」という考えが今後弱まることはないので、今後はYouTube以外でも子供向け動画には規制がかかりそうです。
子供向けYouTuberがすぐにオワコンへならない理由
ここまで子供向けYouTuberが稼ぎにくくなっている理由を解説してきましたが、それでも子供向けYouTuberはすぐにオワコンへなる事はありません。
ここからは子供向けYouTuberがすぐにオワコンへならない理由について簡単に紹介・解説していきます。
子供向け動画は非言語型コンテンツ
そもそも子供向けYouTuberは視聴者の言語を問わない非言語型コンテンツの割合が大きいです。
非言語型コンテンツには言語の壁が無いため、異なる国に住む人も視聴者になりうる可能性があります。
子供向け以外だと、じゅんやさんが有名
そのため、1再生あたりの収益が減ったとしても再生回数自体は爆発的に増やしやすいため、稼ぎやすいジャンルであることに変わりはありません。
同じ動画をリピート再生されやすい
子供向け動画は一般的な動画に比べると、同じ動画が何回もリピート再生されることが多いです。
何回もリピート再生されやすい事は世界中で人気な子供向けYouTuber「ライアン・カジくん」の父であるシオン・カジさんも説明しています。
同じ動画がリピート再生されると動画のクリック率と視聴者維持率が上がりやすく、ブラウジング機能によって再生回数を増やしやすいです。
そのため、規制によって1再生当たりの収益は減りますが、まだまだ子供向けYouTuberで稼ぐことは出来そうです。
ブラウジング機能が何か分からない場合は下記事へ
オモチャやゲームの紹介料がある
子供向けチャンネルではオモチャやゲームの紹介が人気なので、広告収入だけでなく、紹介料報酬(アフィリエイト)も狙えます。
実際、大手YouTuberでも商品紹介動画ではアフィリエイトが活用されており、下記のリンクから商品を購入すると紹介者へ報酬が支払われる仕組みになっています。
もちろん、子供がアフィリエイトリンクをクリックしても購入できませんが、Amazonや楽天では紹介した商品以外が購入されても報酬が発生します。
つまり、子供がリンクをクリックした後、その親や兄弟がAmazonなどで買い物した場合でも報酬が発生します。
Amazonや楽天なら大人も頻繁に使うので報酬も発生しやすい
Amazonや楽天のアフィリエイトリンクはA8.net で作成できるので、興味があれば使ってみてください。