はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論から書くと、視聴者のアクティブ時間と異なる時間やクリック率が高いYouTuberと同じ時間へ予約投稿すると再生回数の初動は悪くなりやすいです。
しかし、私の経験上、YouTubeの動画は最初の48時間で得た視聴者維持率とクリック率でバズるかどうかが決まりやすいため、そこまで予約時間を深く考える必要はありません。
どちらかと言えば、動画自体のクオリティやサムネイルの魅力度を上げる方法を考えた方が良いでしょう。
AdobeのPremiere Proであれば自動文字起こし機能によって動画の字幕入れ作業を自動化できるため、動画のクオリティを手軽に上げたい場合はオススメです。
YouTubeの予約投稿で再生数が減る!?【原因4選】
YouTubeの予約投稿で再生数が減る原因には下記があるため、詳しい内容を解説します。
- 視聴者のアクティブ時間と一致してない
- 他のYouTuberとタイミングが被る
- YouTube外で大きなトレンドがある
- チャンネルのインプレッションが少ない
視聴者のアクティブ時間と一致してない
YouTubeの予約投稿時間が視聴者のアクティブ時間と一致していない場合、視聴者が動画をクリックできないため、再生回数が伸びにくい状況になりやすいです。
一般的にYouTube上の視聴者は20時〜22時ごろが最もアクティブユーザーが多くなりやすい傾向にありますが、チャンネルの投稿ジャンルによってアクティブ時間がズレることもあります。
曜日によっても視聴者のアクティブ時間が変わりやすく、実際に私のチャンネルでは月曜のお昼からアクティブな視聴者が一定数います。
色が濃ければ濃いほど、視聴者が多いです
つまり、私のチャンネルであれば平日は火曜や水曜よりも月曜日に投稿した方が私のチャンネルをよく見る視聴者に表示されやすい傾向にあります。
逆に言えば、火曜や水曜へ予約投稿を設定すると金曜や月曜よりも動画が表示されにくいため、再生回数が減りやすいです。
各チャンネルによってアクティブな視聴者の時間や曜日が異なるため、まずは自身のチャンネルをよく見ている視聴者のアクティブ時間を確認すると良いでしょう。
他のYouTuberとタイミングが被る
YouTubeの場合、20時〜22時ごろに最も視聴者が多くなりやすいものの、他のYouTuberもその視聴者達を狙って動画を予約投稿しやすいです。
もし他のYouTuberと投稿時間が被ると、より魅力的なコンテンツが視聴者へ表示されるため、他のYouTuberよりも劣っていた場合は再生回数が伸びにくいです。
20時〜22時ごろは映画の特報やソシャゲの生放送とかもあるので、かなり激戦区です
自身のコンテンツが視聴者の奪い合いで勝てないと思った場合は予約投稿の時間を17時〜19時や23時〜1時ごろに変更しても良いでしょう。
どうしてもアクティブな視聴者が多い時間へ予約投稿をしたい場合は動画のテーマや視聴者維持率の改善し、視聴者の奪い合いで勝てるようにすることが大切です。
YouTube外で大きなトレンドがある
予約投稿をした時間にYouTube外で大きなトレンドがあった場合、アクティブな視聴者が減りやすいため、再生回数も落ちやすいです。
私が実際にあった経験だと、カタールW杯で「三苫の1ミリ」が起きた翌日に予約投稿していた動画の初動が非常に悪かったことがあります。
当時は日本中がサッカーに熱中しており、普段はサッカーを全く見ない視聴者もその日はサッカー関連の話題で盛り上がっていました。
SNSもサッカーの話題でいっぱい
その結果、YouTube上でもサッカー関連の動画はトレンドになっていましたが、それ以外のジャンルは視聴者を奪われた状況になりやすかったです。
このようにYouTube外で起きたトレンドによって予約投稿のタイミングが悪くなる可能性があるため、トレンドによっては予約投稿の日をズラすべきです。
チャンネルのインプレッションが少ない
予約投稿に限った話ではありませんが、チャンネルのインプレッション数が少ない場合は再生回数も自然に減りやすいです。
インプレッション数は動画のサムネイルが表示された回数のこと。
インプレッション数が増えれば自然に再生回数が増え、収益も増える。
チャンネルのインプレッションが減ってしまう原因としては下記があり、再生回数が低下する大きな要因になりやすいです。
- 動画の投稿頻度が安定していない
- 動画の視聴者維持率が低い
- 外部インプレッションが少ない
例えば予約投稿で毎週月曜と火曜に動画を投稿していると、週末は新規の動画が無いのでチャンネルのインプレッションが減りやすいです。
上画像は新規の動画をしばらくアップしてないチャンネル。インプレッション数が段々と減ってます。
もしチャンネルのインプレッション数を安定させたいのであれば予約投稿の間隔を一定にすることをオススメします。
また、クラウドワークス などで動画編集を外注すれば投稿頻度自体を上げられるので、チャンネルのインプレッション数を安定させたい場合は検討してください。
初心者YouTuberが再生回数を増やす方法3選
ここからはYouTuberとしての能力や魅力以外の部分で、初心者が再生回数を増やせる方法を解説していきます。
動画編集ソフトの自動化機能
ヒカキンさんやフィッシャーズさんが使うAdobeのPremiere Proであれば、下記の自動化機能があり、動画編集の時短とクオリティUPが可能です。
- 自動字幕起こし:動画内の音声を自動で字幕化
- 無音時間のカット:動画内の無音箇所を自動でカット(プラグイン必要)
- 自動シーン編集:AIが動画を分析し、自動で分割
- 自動ダッキング:声量に合わせて効果音を自動調整
特に話している言葉を自動で字幕にしてくれる「自動字幕起こし」は非常に便利であり、時間がかかる字幕入れ作業も楽になります。
また、私がアンケートした結果でも字幕を求めている視聴者が大半であり、字幕あり動画の方が視聴者維持率も高かったです。
視聴者維持率が高い動画はバズりやすくなるため、楽をしながらチャンネル登録者を増やしたい場合はPremiere Proがオススメです。
クリエイターPCの導入
クリエイターPC(グラボ搭載PC)であれば、編集ソフトの動作が早く、エンコード時間の大幅な短縮が可能です。
そもそもクリエイターPCとは、動画編集やプログラミング作業へ適したPCであり、マウスコンピューターのDAIVなどが有名です。
クリエイターPCには下記の特徴があり、人気YouTuberであれば数十万円のPCを使っています。
- 動画編集ソフトのプレビュー画面が滑らか
- 編集動画のエンコード時間が短くなる
- 重たいエフェクトやトランジションも使える
- 外付けSSDなどが取り付けしやすい
- 編集ソフトのハードウェア機能を利用可能
例えばNVIDIAのGeForce RTX 4090を搭載したクリエイターPCだと、12時間の動画をたった10分程度でエンコードできます。
プレビュー画面が滑らかになれば動画編集の効率も上がりますし、エンコードの時間短縮も可能です。
単純に動画のクオリティと投稿頻度を上げられるので、本格的にYouTuberとして活動したい場合はオススメです。
台本作成や編集を外注化
チャンネル全体の再生回数を増やし、登録者を増やしたいのであれば、動画編集や台本作成を外注する方法もオススメです。
作業の一部を外注化できれば自身は動画撮影へ集中できるため、チャンネル運営に慣れている人は積極的に作業を外注化します。
YouTubeの動画編集はココナラ やクラウドワークス などで簡単に外注でき、外注相場は3,000円〜15,000円ほどになります。
ココナラ はクオリティ&依頼費が高め、クラウドワークス はクオリティ&依頼費が低めなので、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。