この記事は下記の悩みや考えを持つ人にオススメです。
- YMMでゆっくりの立ち絵を設定する方法は?
- ゆっくりムービーメーカーの使い方を教えて
- 立ち絵をどう設定すればいいのか分からない!
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
この記事ではゆっくりムービーメーカーで立ち絵を設定する方法について解説します。
立ち絵の設定が出来ると、下動画のようにYouTubeでよく見るゆっくり系動画が編集できます。
ゆっくりボイスを使ってる人は超危険!
2022年から収益化剥奪が戻らない人が急増
\VOICEROIDへの乗り換えがオススメ/
ゆっくりムービーメーカーの立ち絵設定方法
ゆっくりムービーメーカーで立ち絵を設定する時の方法は下記の流れで行います。
- ゆっくりやVOICEROIDの立ち絵を準備する
- 立ち絵のフォルダ構成を確認&修正する
- YMMで立ち絵のフォルダを読み込んで設定する
- 立ち絵の位置や大きさを調整する
- 立ち絵で使うボイスを調整する
- 立ち絵が話す時の字幕を設定する
では、上記の方法を画像付きで解説します。
ゆっくりやVOICEROIDの立ち絵を準備する
まずはゆっくりやVOICEROIDの立ち絵を用意します。
ゆっくり霊夢や結月ゆかりなどであれば下記のサイトから立ち絵素材をダウンロードできます。
気に入った立ち絵素材を選び、ダウンロードをしてください。
基本的に圧縮された状態で配布されるので解凍もしてください
オリジナル立ち絵素材であれば下記のサイトでイラストレーターへ依頼できます。
オリジナル立ち絵の詳しい依頼方法については下記事にまとめてあるので参考にしてください。
立ち絵のフォルダ構成を確認&修正する
基本的にダウンロードや依頼した立ち絵であれば、すぐにゆっくりムービーメーカーで使用できる状態になっています。
しかし、念のために立ち絵フォルダの構成を確認しておいた方がオススメです。
ゆっくりムービーメーカーで立ち絵を設定する際は下記のような構成になっていなければいけません。
- 立ち絵フォルダ
- 口用フォルダ
- 開いた口の画像
- 笑った口の画像
- 閉じた口の画像
- 目用フォルダ
- 開いた目の画像
- 怒った目の画像
- 悲しむ目の画像
- 身体用フォルダ
- 眉用フォルダ
- 追加パーツ用フォルダ
- 口用フォルダ
実際に私が使ってるゆっくりクロのフォルダは下画像のような構成になっています。
もしフォルダの構成がめちゃくちゃだった場合はYMMで使えないため、フォルダの構成を修正してください。
また、YMMで立ち絵の瞬きや口パクを設定したい場合は差分画像の名前を変更する必要があります。
口パクを使わない場合は何もしなくてok
例えば口パク用に使う画像は下表のように名前を変更しなければいけません。
口を閉じた画像 | (名前).0.png |
↑よりも口を少し開いた画像 | (名前).1.png |
↑よりも口を少し開いた画像 | (名前).2.png |
↑よりも口を少し開いた画像(画像分繰り返す) | (名前).3.png(画像分繰り返す) |
口を開いた画像 | (名前).png |
瞬きと口パクの設定は少し複雑であり、長くなるので下記事へ詳細をまとめておきます。
YMMで立ち絵のフォルダを読み込んで設定する
立ち絵のフォルダ構成を修正したら、ゆっくりムービーメーカーで読み込みます。
まずは「表示」の「キャラクター編集」をクリックします。
キャラクターの設定画面が開くので「新規作成」をクリックし、新しく設定するキャラを作ります。
とりあえず、キャラを分かりやすくするために「全般」にある「名前」と「アイテムの色」を決めておきます。
- 名前:タイムライン上やテキスト入力時に表示される立ち絵の名前
- アイテムの色:タイムライン上で表示した時の色
名前や色を決めただけでは立ち絵が表示されないので、キャラクター設定の「立ち絵」から「種類」を選びます。
目や口のパーツが分かれてる場合は「動く立ち絵」、普通の一枚絵であれば「シンプル立ち絵」を選んでください。
ゆっくりやVOICEROIDではパーツ毎に分けられてる場合が多いので、この記事では「動く立ち絵」で解説を続けます。
「種類」を選んだ後、「素材の場所」から目や口のフォルダをまとめた立ち絵フォルダを選択します。
立ち絵フォルダの構成が正しい場合、キャラクター設定内の「立ち絵(立ち絵アイテム)」からゆっくり立ち絵のデフォルトパーツを選べるようになります。
ここで選んだパーツが立ち絵のデフォルト表情になるので、動画のスタイルに合わせて設定してください。
保存ボタンなどは無いので、設定したらそのまま自動で適用されます。
実際に下画像の「ココ」で表示したい立ち絵を選び、「コレ」をクリックするとデフォルト表情の立ち絵がプレビュー画面へ表示されます。
もしプレビュー画面へ映ってない場合はどこかで設定を間違えているので、修正してください。
ここからは表示した立ち絵やボイスを調整していきます。
立ち絵の位置や大きさを調整する
立ち絵のデフォルト位置や大きさを調整する場合は、最初にタイムライン上で立ち絵素材を選択した状態にします。
タイムライン上の素材をクリックする
選択するとYMM編集画面の右側へ立ち絵に関係する設定が表示されるので「描画」から位置と大きさを調整します。
各項目の機能は下記の通りなので、プレビュー画面を確認しながら値を調整してください。
- X:横方向に関する立ち絵の位置を指定する
- Y:縦方向に関する立ち絵の位置を指定する
- 不透明度:立ち絵の透明度を変更する
- 拡大率:立ち絵の拡大率を変更する
- 回転角:立ち絵の傾きを変更する
- フェードイン:徐々に立ち絵を表示する時の時間を変更する
- フェードアウト:徐々に立ち絵が消える時の時間を変更する
- 合成モード:他の素材と重なった時の表示方法を指定する
- 左右反転:立ち絵を左右に反転するか決める
- 手前に表示:他の素材と重なる場合、常に手前へ表示するか決める
- クリッピング:立ち絵の一部を切り取る時に指定する
立ち絵のデフォルトサイズや位置が決まった場合は「デフォルトに設定」をクリックすると設定が保存されます。
立ち絵で使うボイスを調整する
立ち絵で使うボイスを調整する場合は「表示」の「キャラクター編集」から調整したいキャラを選んでください。
キャラクター設定内にある「ボイス」から声質や音量を調整します。
ゆっくりムービーメーカーの場合はゆっくり解説でよく見るゆっくり霊夢や魔理沙の声「AquesTalk」が既に入ってます。
AquesTalk以外にもあるけど、あまり使う人は見ない
声質は「▶」をクリックすればサンプル音声を再生出来るので、AquesTalkの色んな声を聞いてみてください。
立ち絵の声質を選んだ後は音量や読み上げ速度を調整し、サンプル音声で調整したボイスを確認します。
ボイスの調整は自動で保存されてるので、確認が終われば調整完了です。
参考までに私が使うゆっくりクロのボイス設定と実際に話してる動画を貼っておきます↓
適切なボイス設定は人それぞれなので、何度も調整と確認を繰り返しながら理想のボイスを探してください。
立ち絵が話す時の字幕を設定する
立ち絵が話す時の字幕を設定する場合は、最初に設定したい立ち絵に何かを喋らせます。
喋らせたい立ち絵を選び、タイムライン下にある入力スペースへ言葉を打ち込むとタイムライン上へセリフが追加されます。
タイムライン上へ追加されたセリフを選択すると、YMM編集画面の右側へ「字幕」が表示されます。
初期状態では「字幕の設定」が「キャラクターの設定に従う」なので「個別に設定する」へ切り替えると下画像が表示されます。
設定できる項目数は多いですが、Xや拡大率などは立ち絵画像の設定をした時と同じ感覚で大丈夫です。
字幕の大きさや位置を変更すると、プレビュー画面へ表示されてる字幕も変わるので確認しながら項目を設定してください。
個人的には字幕を2重縁取りにしておくと、非常に見やすいのでオススメです。
こんな感じ↓
二重縁取りの方法は下記事にまとめてあります。
また、普通のパソコンには教科書で使われるようなフォントしか入っていません。
そのため、動画投稿でよく見るポップなフォントを使いたい場合はフリーフォントを導入しなければいけません。
フリーフォントの導入方法が分からない場合は下記事を確認してください。
デフォルトで使用する字幕の設定が決まった場合は「デフォルトに設定」をクリックすると設定が保存されます。
以上で立ち絵の基本的な設定は終了
【余談】ゆっくりボイスを使うのは危険
結論から言うと、ゆっくりボイスを使ってるクリエイターは早めに他の合成音声へ乗り換えることをオススメします。
実は、2022年からYouTubeの収益化審査が厳しくなり、これまで以上にゆっくりボイスは収益化剥奪を受けやすい状況になりました。
AIの誤判断による収益化停止を受けた様子↓
今までは収益化を剥奪されても再審査請求を送ることにより、半数のチャンネルは収益化状態へ戻っていました。
しかし、今後は動画の撮影や編集の様子を伝える再審査用の動画が必要であり、審査担当者は日本人ではありません。
そのため、ゆっくり系チャンネルは再審査で落ちやすく、2022年から数多くのゆっくり系クリエイターが収益化剥奪状態から戻っていません。
つまり、現在のゆっくり系チャンネルはAIによる収益化剥奪を受けたら、復活が難しい状態になっています。
ゆっくりの収益化剥奪対策にはコレ!
そもそも、ゆっくり系動画が収益化剥奪を受けるのは「ゆっくりボイス」が原因であると考えられます。
そのため、今もゆっくりボイスを使っている動画投稿者にはAIの誤判断を受けにくいVOICEROIDの導入をオススメします。
VOICEROIDは実在する人間の声がベースとなっており、ゆっくりボイスよりも収益化剥奪を受けにくい音声になっています。
しかも、VOICEROIDはゆっくりムービーメーカーで使用できるため、編集の手間や方法はゆっくり霊夢&魔理沙と変わりません。
YouTubeは1度始めた規制を緩める事は絶対に無いため、今もゆっくり音声を使っている場合はVOICEROIDへの乗り換えがオススメです。
オススメのVOICEROIDはこちら↓
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