この記事は下記の悩みや疑問を持つ人にオススメです。
- YouTubeにTikTokを無断転載して稼げる?
- 動画の無断転載がバレない方法はある?
- 無断転載が行われる原因や理由は一体何?
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
現在のYouTubeでは無断転載動画もかなり減りましたが、それでも多くの無断転載動画が残っています。
この記事では実際に動画投稿をしている私が「YouTubeは無断転載で稼げるのか」解説していきます。
ニコニコやTikTokの動画が無断転載される理由
そもそもTikTokやニコニコ動画のコンテンツがYouTubeへ無断転載される理由は、単純に「稼げるから」です。
YouTubeは使い方次第で匿名性を非常に高くでき、動画をアップしているだけで広告収益を得られます。
有名YouTuberの広告収益は億超えとも言われており、多くのYouTuberがYouTubeドリームを目指して動画を投稿しています。
YouTubeは他サイトより広告単価も高いからね
しかし、YouTubeでは多額の収益を稼げるためか、ニコ動やTikTokなどの動画がYouTubeへ無断転載されている事例が非常に多いです。
無断転載であれば自ら顔を出す必要もありませんし、特別な才能や長時間の努力も要りません。
そのため、YouTubeの無断転載用情報商材も売られているくらいであり、闇は非常に深いです…
TikTokの無断転載が多い理由3選
結論から言うと、TikTokの無断転載が多い理由には下記の3つがあります。
- そもそもTikTokには動画保存機能がある
- 若い女性の動画は再生回数を稼ぎやすい
- 素人投稿者が多く、無断転載がバレにくい
そもそもTikTokには動画保存機能がある
YouTubeやTwitterで他人の動画をダウンロードする時は、専用のツールやサイトが必要になります。
※他人動画を勝手に保存するのは基本的に禁止
しかし、TikTokの場合は動画のダウンロード機能が搭載されており、誰でも他人の動画を簡単に保存できる仕組みになっています。
この仕組み自体は他人のコンテンツを利用して新たな動画を作りやすくする為にあるのですが、結果的に無断転載がやりやすいようになっています。
若い女性の動画は再生回数を稼ぎやすい
実はYouTubeをインストールしている男女の数に大差はありません。
しかし、YouTubeの利用頻度は男性の方が多いことが総務省情報通信政策研究所の「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」から明らかになっています。
毎日YouTubeを利用する人の割合↓
- 10代男性:70.0%
- 10代女性:52.2%
- 20代男性:63.3%
- 20代女性:39.3%
どの年代でも男性の方がYouTubeを長時間&頻繁に利用しており、実質的にYouTube上では男性視聴者の方が圧倒的に多くなっています。
そのため、男性視聴者から人気を得やすい若い女性の動画はバズりやすく、TikTok上には下画像のように若い女性の動画がたくさんあります。
つまり、TikTok上にある若い女性の動画を無断転載すればYouTube上で利益を得やすい訳です。
素人投稿者が多く、無断転載がバレにくい
TikTokからYouTubeへの無断転載は多いですが、本人が気づかなければ動画の削除申請を送ることができません。
しかも、TikTokは素人投稿者が多く、無断転載への対処法や防止方法に関する知識と経験が乏しいです。
そのため、無断転載をしたい人からすればTikTokの動画はバレるリスクが小さいうえ、仮にバレても相手が何も対処出来ないことを知っています。
無断転載は基本的に第3者が言っても意味ないからね…
したがって、TikTokの無断転載は他の動画投稿サイトよりも利点が多くなりやすいです。
本当にTikTokの無断転載はバレずに稼げる?
他人の動画を他サイトからYouTubeへ無断転載し、稼ぐことは可能なのでしょうか?
ここからは下記4つのポイントから「無断転載で本当に収益を稼げるのか」解説していきます。
- 無断転載でバレずに稼げるのか
- 著作権は大丈夫なのか
- 視聴者の行動も含めて稼げるのか
- そもそも収益化審査に受かるのか
無断転載でバレずに稼げるのか
結論から言うと、YouTubeへの無断転載はバレにくいので、残念ながら一時的には稼げてしまいます。
本来、YouTubeで収益を得る為にはYouTubeのコミュニティガイドラインへ従わなければいけません。
コミュニティガイドラインにより、YouTube上へ投稿された動画はContent IDというシステムによって著作物として保護されています。
Content ID:YouTubeによって著作物が管理されるシステム。
登録した著作者は音楽や動画、画像などが使われた時に広告収入の分配や該当コンテンツの削除ができる。
Content IDのシステムによってYouTube内での無断転載は防止されていますが、YouTube外に投稿された動画はContent IDによって保護されていません。
そりゃ、YouTube外だからね
Content IDによって保護されないどころか、下記のような最悪の事態すらあり得ます。
- Aさんがオリジナル動画をTikTokへアップ
- BさんがAさんの動画をYouTubeへ転載
- BさんがYouTubeの収益プログラムへ登録
- Content IDはBさんを著作者として認識
- AさんがTikTokからYouTubeへ動画を転載
- Content IDがAさんを無断転載者と判断
もちろん、上記が起きてもYouTube運営へ相談すれば対応してくれることもあります。
しかし、登録者が数万人レベルのチャンネルだと、自動返信でしか相手にしてもらえないことも珍しくありません。
そのため、非常に残念ですが、現在のYouTubeではTikTokやニコ動の無断転載で稼げるようになっています。
著作権的には完全アウト?
システム的にはニコ動やTikTokの無断転載で稼げることが分かりましたが、著作権的にはどうでしょうか?
結論から言うと、既に公表された動画であっても無断転載をすることは著作権侵害になります。
とは言え、TikTokやニコニコ動画、YouTubeでは他人の動画を部分的に使用することは公式が認めています。
投稿者が許可した場合のみね
しかし、各動画サイトが認めているのはあくまで部分的な使用であり、そのまま転載することではありません。
TikTokからYouTubeへ動画を転載した場合はTikTokとYouTubeどちらの利用規約にも反しており、著作者が無断転載だと判断すれば訴えることも当然出来ます。
ほとんどの動画サイトは利用規約に「ユーザー間同士で起きたトラブルの責任は一切背負わない」内容が書いてあるため、訴えられた場合は無断転載した本人が全責任を背負う必要があります。
ただし、著作者は無断転載を発見すること自体が難しいうえ、「動画サイトにアップした自分が悪い」とふさぎ込んでしまうことも珍しくないです。
特に炎上やバカッター系はふさぎ込む人が多い
そのため、無断転載は著作権的には完全アウトですが、バレなければ何も起きないので稼げてしまいます。
視聴者の行動も含めて稼げるのか
YouTubeのシステム面と著作権の観点から、無断転載した動画は稼げてしまうことが分かりました。
しかし、無断転載された動画を見ている視聴者はどのように行動するでしょうか?
視聴者の行動を調べるため、私がサブアカウントを作り、自分の動画を転載してみた結果がこちらです↓
上画像の通り、視聴者には転載であることがすぐにバレてコメントで注意されました。
おそらく、転載動画の再生回数が多くなれば注意だけでなく、運営への報告もされていたと思います。
そのため、やはり視聴者には動画が転載かどうかバレてしまうため、無断転載で稼いでもいつかはアカウントごと消されるでしょう。
そもそも収益化審査に受かるのか
YouTubeの収益化には下記の条件がありますが、実際には審査も必要になります。
- チャンネル登録者数1000人以上
- 総再生時間4000時間以上
通常だと、収益化審査は機械で行われた後に人間によって判断されます。
そのため、明らかに無断転載であることが分かると、収益化審査で合格できません。
特にTikTokとニコ動はロゴやコメントで他サイトの転載だと一発で分かるため、審査で合格する可能性は低いでしょう。
最近は切り抜きですら合格できないからね↓
0から無断転載チャンネルを立ちあげて必死に活動をしても収益化審査は通らないため、無駄な労力で終わってしまいます。
しかし、既に収益化を達成したチャンネルを持っている場合は無断転載でも収益が発生します。
他のYouTuberはこちらを読んでいます
当ブログ「ちゃすろぐ」では他にもYouTubeに関する記事を執筆しているので、ぜひ他の記事もチェックしてください。
ブックマークもよろしく!