この記事は下記の悩みや要望を持つ方にオススメです。
- YouTubeの収益化審査が返ってこない!
- 収益化審査に落ちる原因は何?
- 登録者1000人なのに収益化できない…
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
YouTubeヘルプのページにゲームの参加型ライブをしている実況者が、一向に収益化審査の結果が蹴って来ないことを相談していました。
収益化審査の結果が返ってこない事は私も体験しており、原因や対策を事前に知っておかないと後悔します。
半年以上も審査結果が返ってこなかった…
そこで、Youtubeの収益化審査が返ってこない・落ちる原因を解説し、対処法を紹介します。
Youtubeの収益化審査に落ちる原因3選【厳しい】
私や他の実況者の経験をもとに考えられる原因を解説していきます。
原因1:登録者数を購入しているから
収益化審査に落ちる・返ってこない原因の1つは、プレゼント企画や視聴者参加型でチャンネル登録を強要していることが考えられます。
- 視聴者参加型に入る為にはチャンネル登録必須
- プレゼント企画でチャンネル登録を強要
- その他(登録しないと視聴者に不利益が生じる企画全般)
そもそもチャンネル登録は視聴者が定期的に見たいと思ったチャンネルを確認しやすくするシステムです。
そのため、視聴者にチャンネル登録を強要させるようなやり方はYouTube運営の意向に反しています。
実際にYouTubeの規約ではプレゼント企画のために高評価やチャンネル登録を強制するやり方は違反となっています。
アカウントBANのリスクも
プレゼント企画で増えた登録者数などは明らかに不自然なので運営には分かりますし、収益化審査は人間によって判断されています。
しかも、YouTubeの収益化審査では総再生時間を占めるユーザー数もカウントしており、不自然なユーザーがいれば収益化審査に悪影響がでます。
下記事でも解説しましたが、チャンネル登録者を買うような動きは運営にバレるため、収益化審査で落ちる・返ってこない原因になります。
原因2:YouTubeの規約に違反しているから
公表されているYouTubeの収益化条件は下記の通りですが、実際にはGoogleアドセンスの収益化審査にも合格する必要があります。
- チャンネル登録者1000人以上
- 総再生時間が4000時間以上
収益化審査の合格条件は公表されていませんが、私が今までに受けた審査結果を考えると下記のようになります。
- 自然に登録し、定期的に動画を再生する登録者が1000人以上
- 総再生時間4000時間の内、9割以上が自然な視聴者による再生
- 総再生時間の大半を転載動画で占めていない
- 収益化条件を余裕で達成できる
- 実在の人物や団体へ迷惑をかけていない
- 価値の低いコンテンツばかりを提供していない
- Googleのポリシーに反する動画を出していない
上の条件を満たしていない場合はチャンネル登録者1000人を突破しても収益化審査で合格できず、返事が一向に返ってこないこともあります。
仮に収益化審査で大丈夫だったとしても後から削除申請が来る場合もあり、常にどの動画が危険なのか確認しなければいけません。
原因3:見込める収益額が低いから
YouTube運営も慈善活動をしているわけでは無いので、見込める収益額が低いチャンネルは収益化審査を後回しにする傾向があります。
私は無名の状態から3回も収益化審査に合格しましたが、1回目は月間再生回数が5000回、2回目は月間再生回数が10万ほどのチャンネルでした。
2つのチャンネルで収益化審査に合格するまでの期間は下記の通りであり、見込める収益が大きいチャンネルは優先されています。
- 月間再生回数5000回→合格通知まで3か月以上(試行錯誤あり)
- 月間再生回数10万回→合格通知まで5日(気づいたら合格してた)
実際に国民的アイドルである嵐のYouTubeチャンネルは動画が投稿されてから、2時間ほどで収益化しています。
このように見込める収益額が小さいチャンネルは審査を後回しにされ続けるため、収益化審査すら受けられません。
収益化審査に落ちた・返ってこない事例3選
健全な動画投稿をしていれば収益化審査に落ちる確率は低いですが、思いがけない要因で落ちることもあります。
そこで、ここからは実際にYouTubeの収益化審査に落ちた人たちを解説していきます。
収益化審査に落ちた話:1人目
1人目は2020年4月22日に相談された「だいちゃんのダンス振り付け解説CH」さんです。
該当のチャンネルはYouTubeからポリシー違反と判断されて収益化審査に落ちたようです(↓メール本文)
ちなみに収益化ポリシーにはチャンネルの審査基準が載っており、下の5つが主な判断基準となっています。
- 主なテーマ
- 再生回数の多い動画
- 最新の動画
- 総再生時間の多くを占める部分
- 動画のメタデータ(タイトル、サムネイル、説明など)
該当のチャンネルはダンス動画を投稿している為、音楽の著作権には引っ掛かっている事が原因ではないかと考えられています。
収益化審査に落ちた話:2人目
2人目はチャンネルを公開していませんが、YouTubeヘルプで質問をしていました↓
2人目の方は「繰り返しの多いコンテンツ」が理由で収益化審査に落ちたようです。
「繰り返しの多いコンテンツ」と聞くと「同じ動画・素材を繰り返し使っている」と思いがちですが、下記のような場合も含まれます。
- ただペットを撮っているだけの動画を大量にアップする
- 内容が違っても形式が同じ動画ばかり作っている(スクロール動画など)
- 特徴が無いゲーム実況動画を上げている
上記の動画は「チャンネルの専門性を高めて欲しい」と考えているYouTube運営に反しており、収益化審査に落ちやすくなります。
収益化審査の結果が返ってこない
次は収益化審査に落ちたのではなく、収益化審査の返事が2ヶ月以上返ってこない例です。
この例もYouTubeヘルプで相談があり、詳細は下画像の様になっています。
これは原因3で解説した「見込める収益額が低いから」が原因であると考えられます。
収益化審査に落ちた・返ってこない場合の対処法
上記で解説した原因で収益化審査に合格できなかった場合、主な対処方法は下記の通りです。
- 収益化の再審査を受ける
- 見込める収益額を増やす
- 規約に違反する動画を消す
- TeamYouTubeに相談する
対処法1:収益化の再審査を受ける
YouTubeの収益化審査で落ちた場合は再審査を受けることができます。
収益化審査の判断が間違いであると確認できる場合は、YouTubeStudioの「収益受け取り」から再審査の手続きをしてください。
対処法2:見込める収益額を増やす
YouTubeの収益化審査をしても返事が無い場合は、見込める収益額を増やさなければいけません。
つまり、登録者数と再生回数を増やす必要があるので、ブラウジング機能でバズることがオススメです。
ブラウジング機能:YouTubeを開いた時にある「あなたへのオススメ動画」へ動画を表示する機能。
伸びている動画は再生元がYouTube検索やSNSよりもブラウジング機能の割合が大きい。
ブラウジング機能の詳細については下の「YouTubeに動画をオススメされる方法」へまとめてあります。
対処法3:規約に違反する動画を消す
YouTubeの利用規約に違反する動画がある場合は再審査を受ける前に削除してください。
また、質の低い動画が大量にある場合は「コンテンツの繰り返し」へ該当しやすいです。
違反した動画と一緒に低品質な動画も削除することをオススメします。
動画の削除は総再生時間へ影響があるので注意
対処法4:TeamYouTubeに相談する
YouTubeの収益化審査で誤った判断があった場合はTwitterアカウント「TeamYouTube」へ相談すれば解決できるかもしれません。
チャンネルによっては相手にしてもらえないこともありますが、下画像のように審査員が直接判断し、収益化を通してくれる場合もあります。
TeamYouTubeなら細かい原因を教えてくれる場合もあるので、相談してみてください。
TeamYouTubeから相手にされなかったら…
YouTubeの収益化審査に落ちる確率は?
結論から言うと、YouTubeの収益化審査に落ちる確率は公表されていませんが、体感では7割以上のユーザーが収益化審査へ合格していると思います。
7割以上のチャンネルが合格していると感じる理由には下記があり、完全なオリジナル動画なら落ちる可能性は低いです。
- 4つのチャンネルを収益化したが、審査で落ちたことが無い(ちゃすくの体験談)
- 審査で落ちるよりも審査自体を後回しにされることが多い
- SNSでの反応を見ても収益化審査で合格したチャンネルの方が多い
一方で、切り抜きチャンネルなどでは収益化審査へ落ちる人が目立っており、落ちる可能性は一般的なYouTuberよりも高いようです。
切り抜きに関しては通常のYouTuberと少し条件が異なるので、詳しい内容は下の記事で解説します。