はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論から言うと、YouTubeの広告収益化制限マークである「黄色マーク」は緑色へ変更することが可能です。
実際に私自身が試行錯誤した結果、緑マークへ変えることができたので、黄色マークの詳しい理由や対処法を備忘録として残しておきます。
個別の相談についてはcHasLog Storeの「コンサル依頼」で受け付けているので、困っている場合は使ってみてください。
【前提】黄色マークが付いた時にしてはいけないこと
YouTubeの広告収益化が黄色マークへ変わった時に「審査をリクエスト」をすぐにリクエストしてはいけません。
YouTubeへ審査をリクエストすれば人間によって審査が行われるので、黄色マークが緑に変わるかもしれませんが、逆に悪化する可能性もあります。
例えば下ツイートのようにYouTubeへ申請を送ると、運営から「悪戯だったらアカウント停止するよ」と連絡を受けたケースもあります。
昨年、YouTubeにアップしていた自転車事故動画が自分でもどうかと思ったので非公開にしていたら、佐藤梢というチャンネルでパクられ210万アクセス稼いでいた。なので著作権侵害でYouTubeに申請したら、反対にいたずらだったらアカウント停止するよ的に脅されるなど。 pic.twitter.com/AKgIi8wNHD
— ミノハラケイスケ (@Nohara_Kei) June 7, 2018
YouTube運営は割とドライなので注意
そのため、まずはYouTubeから収益化制限を受けた理由を探し、自身で改善することをオススメしています。
【YouTube】黄色マークの理由【収益化制限】
YouTubeへアップした動画が黄色マークになる場合、下記のような理由が考えられます。
収益化制限を受けた場合は動画本体ばかりチェックしがちですが、実はタイトルやサムネが原因になっていることも多いのでチェックが必要です。
次の章では黄色マークの原因をチェックをしながら緑へ戻す方法を解説していきます。
黄色マークを緑へ変える対処法【収益化制限解除】
YouTubeの動画に収益化制限の証である黄色マークが付いた場合は、下記の順番で理由を探します。
- 動画のタイトル
- 動画の概要欄
- 設定したサムネイル
- アップロードした動画自体
なぜ上記の順番なのかと言うと、YouTubeのAIが処理しやすいデータは「テキスト→画像→動画」だからです。
処理しやすいデータほど、収益化制限の条件などにも引っかかりやすいので、上記の順番で調べた方が理由を見つけやすいです。
対処法1:タイトルと概要欄を「YouTube大好き」
まずは黄色マークの理由を調べるために、制限された動画と同じ動画を「公開予約」でYouTubeへアップします。
公開予約にするのはAIへ優先的に調べさせるためです。公開日は1週間後とかでok
この時にアップした動画は下記の条件にしておき、10分〜30分ほど放置しておきます。
- 動画タイトルを「YouTube大好き」
- 動画説明欄を「YouTube大好き」
- 元動画と同じサムネを設定
- 公開設定は「公開予約」
- 他の設定はいつも通りにする
もし上記の条件で30分放置したのに黄色マークが付かなかった場合は、タイトルか説明欄にNGワードが含まれていた可能性が高いです。
一方で、上記の条件でも黄色マークが付いた場合は、サムネか動画本体に理由があるはずです。
対処法2:サムネイルを「ちゃすろぐ」に変える
もしサムネか動画本体に黄色マークの理由があった場合は、サムネイルを収益化制限がかからないフリー画像などへ変更します。
ちゃすくは原因を探す時に下の画像を使ってます(使ってもらっても大丈夫です)
条件は下記になるので、再び動画の公開予約を設定して10分〜30分ほど待ちます。
- 動画タイトルを元動画と同じ
- 動画説明欄を元動画と同じ
- サムネを「ちゃすろぐ」
- 公開設定は「公開予約」
- 他の設定はいつも通りにする
もし動画に黄色マークが付かなかった場合は、サムネイル内にAIに誤解される描写や文字が含まれていた可能性が高いです。
例えばサムネ内にある「イキリ転売ヤー」の「イキリ」で黄色マークが付いた事例もあるので、セクシーなワードや暴力的な表現が含まれていないサムネでも注意が必要です。
一方で、サムネをフリー画像などへ設定した状態でも黄色マークが付いた場合は、動画本体に理由があると考えられます。
対処法3:自動字幕の文章をチェックする
YouTubeには自動字幕が搭載されており、アップロードされた動画には必ず自動字幕が付きます。
ただし、YouTubeの自動字幕は精度が悪いことも多く、AIに誤解される内容になっていることもあります。
具体例としてチェスの動画が収益化制限された事件が有名であり、YouTubeのAIがチェスの戦いを差別的な内容だと誤解していました。
実際、この動画の80%以上の発言で、「黒(black)」「白(white)」「攻撃(attack)」「脅威(threat)」といった言葉を使用していることがわかった。アントニオさんもチェスの話しかしていないが、「白対黒(black vs. white)」といった表現が停止された原因ではないかと考えているという。
引用元:https://finders.me
上記の事件があるので、納得できない黄色マークが付いた場合は自動字幕の内容に不適切なワードが含まれていないかチェックしてください。
チェックが終わったら公開予約を再び設定し、30分ほど放置してから黄色マークの有無を確認してください。
字幕ファイルを編集ソフトで作るのもアリ!Premiere Proなら自動化も可能
対処法4:動画の映像を確認する
対処法3までを行っても黄色マークが緑に戻らない場合は、動画の映像部分に制限の理由があると考えられます。
映像に問題があった場合は人それぞれですが、下記の要素が映像に含まれていた場合は可能な限り減らしてください。
- 反社会的な発言や字幕
- 過度すぎるセクシーな表現
- 他者への誹謗中傷
- 国際問題に関わる発言や字幕
上の要素を出来るだけ減らして映像を作れば、黄色マークが緑色へ変わるようになります。
収益化制限の原因を客観的に確認してほしい場合は「コンサル依頼」へどうぞ
黄色マークの理由が全くわからない場合
出来るだけ理由を自身で見つけた方が良いですが、理由が複数ある場合は分かりにくいです。
その場合は最終手段として「審査のリクエスト」を使い、黄色マークの正当性を運営に確認してもらいましょう。
必ず緑へ戻るわけではありませんが、審査結果では制限された理由が添えられるので今後の動画作りで役立つと思います。
審査リクエスト前に相談したい場合はcHasLogストアへ!