はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
実は私自身もYouTubeの収益化を「繰り返しの多いコンテンツ」が原因で3回も剥奪された経験があり、今は全てのチャンネルで収益化が復活しています。
対処する度に「繰り返しの多いコンテンツ」への対策方法が分かってきたので、この記事では詳しい対策や復活方法を解説していきます。
ただし、「繰り返しの多いコンテンツ」へ該当してしまう理由はチャンネルによって異なるため、個別のサポートを希望する場合はcHasLog Storeの「コンサル依頼」を利用してみてください。
「繰り返しの多いコンテンツ」とは?【サムネ】
「繰り返しの多いコンテンツ」はYouTubeヘルプの定義だと下記になっており、サムネイルやタイトルなども含まれた定義になっています。
繰り返しの多いコンテンツとは、コンテンツが類似していて、視聴者が同じチャンネル内の他の動画との違いを識別するのが難しい場合を指します。 このポリシーは、AdSense プログラム ポリシーの Search Console の項目に基づいています。
引用元:YouTubeヘルプ
YouTubeヘルプの説明では「同じチャンネル内の他の動画との違いを識別するのが難しい」とあるため、他チャンネルとの違いを識別することが難しいことはコンテンツの繰り返しには該当しないような書き方です。
しかし、実際にはひろゆきさんやVtuberの切り抜きチャンネルが「繰り返しの多いコンテンツ」で収益化剥奪を受けているので、他のチャンネルとの違いが識別しにくい場合でも「繰り返しの多いコンテンツ」へ該当しやすいと考えるべきでしょう。
切り抜きの場合は「再利用されたコンテンツ」で収益を奪われるパターンが多いですが、「繰り返しの多いコンテンツ」で停止になる人もいます
繰り返しの多いコンテンツへ該当する原因5選
YouTubeチャンネルが繰り返しの多いコンテンツへ該当してしまう理由には下記があるため、詳しい内容を解説していきます。
- 同じ動画素材を再利用している
- ほとんどの動画で立ち絵が同じ
- 同じ文章が頻繁に使われる
- 機械音声やAI音声を利用している
- フリー素材の使用量が多い
同じ動画素材を使用している
YouTubeチャンネルで同じ動画素材(画像や音楽も含む)を再利用している場合、繰り返しの多いコンテンツとして収益化を剥奪される可能性が非常に高いです。
例えば動画編集が面倒くさくて過去にアップした動画をそのまま再度アップした場合、全く同じ動画素材をそのまま再利用しているので「繰り返しの多いコンテンツ」へ該当しやすいです。
実際に私も過去に公開した動画の一部を少しだけ編集して再度公開したことがあり、そのチャンネルは「繰り返しが多いコンテンツ」が原因で収益化を一時的に剥奪されました。
今は回復したけどね
また、切り抜きチャンネルの場合は元チャンネルの動画を再利用する形になるため、「繰り返しの多いコンテンツ」と「再利用されたコンテンツ」の両方に該当しやすいです。
ほとんどの動画で立ち絵が同じ
ゆっくり解説やVtuberで同じ立ち絵をずっと使っている場合も繰り返しの多いコンテンツへ該当しやすいです。
特に動きや表情のパターンが少ない立ち絵は同じ表情やポーズになることが多くなりやすいため、動きやや表情が多い立ち絵よりも繰り返しの多いコンテンツへ該当するケースが多い印象です。
大手Vtuberは収益化が剥奪される可能性を下げるためにLive2Dのアップデートや立ち絵の追加を定期的に行います
立ち絵のパターンが多ければ多いほどコンテンツの繰り返しへ該当しにくいと考えられるため、立ち絵を使った動画作りをしている場合は立ち絵のアップデートへ力を入れるとよいでしょう。
ココナラ であればゆっくりやVtuberの立ち絵を気軽に依頼できるため、立ち絵をアップデートする際はオススメです。
同じ文章が頻繁に使われる
これは私の経験による推測ですが、2chなどの文章を利用しているチャンネルはそうでないチャンネルよりもコンテンツの繰り返しによる収益化剥奪を受けやすいと考えられます。
というのも、2chやバズツイなどの元ネタが存在する動画は他の投稿者と内容が同じになりやすく、動画内容がYouTube上で繰り返し使われているからです。
現在のYouTubeは精度の高い字幕起こしによって動画の内容自体を把握できます
実際に私が繰り返しの多いコンテンツによる収益化停止を受けた時も3チャンネル中2チャンネルが2chを利用しており、他の投稿者も同じ内容の動画を投稿しています。
YouTubeが動画内容を読み取る精度は今後も上がっていくと考えられるので、2chやバズツイを利用する場合はできるだけオリジナリティのある台本を用意するとよいでしょう。
cHasLog Storeのコンサル依頼では私自身の経験から台本作成やオリジナリティの出し方を一緒に考えるので、一人で悩んでいる場合は依頼してみてください。
機械音声やAI音声を利用している
ゆっくり解説やVOICEBOX実況で「繰り返しの多いコンテンツ」と表示された場合、1番大きな原因は機械音声やAI音声だと考えられます。
特にゆっくりボイスは人間やVOICEROIDよりも声の表現が少ないため、どの動画でも同じようなトーンで音声が流れやすいです。
「同じボイス」「同じ立ち絵」「同じ文章」が揃うと高確率で「繰り返しの多いコンテンツ」とYouTubeのシステムによって判断されやすいです。
詳しい内容は下の記事にまとめてますが、収益化を剥奪されたくない場合は声の表現方法が多いVOICEROIDや生声を可能な限り利用した方がよいでしょう。
フリー素材の使用量が多い
フリー素材はYouTube上の色々な動画で使われるため、動画に使うフリー素材の量が多い場合は繰り返しの多いコンテンツや再利用されたコンテンツに該当しやすくなります。
実際に私自身もゆっくり解説でゆっくり霊夢やゆっくり魔理沙を使っていた時期は繰り返しの多いコンテンツで収益化を停止にされることが多かったですが、オリジナルに変えてからは減りました。
オリジナル素材はココナラ でイラストレーターへ依頼すれば簡単に用意できるため、収益化停止のリスクを減らしたい場合はオススメです。
繰り返しの多いコンテンツの対策6選
繰り返しが多いコンテンツの対策方法には下記があるため、詳しい内容を解説していきます。
- 機械音声を使わない
- 元ネタをそのまま読み上げない
- 切り抜きは細かく編集する
- ライバルが少ない切り抜きを選ぶ
- オリジナル素材を用意する
- YouTube以外の収益化を増やす
機械音声を使わない
ゆっくりボイスやVOICEBOXを利用している動画は「繰り返しの多いコンテンツ」へ該当しやすいため、動画内で機械音声を利用しない対策が大切です。
機会音声の代替手段としては下記があり、どれも一長一短です。
最近はマンガ動画のように声優の卵へ依頼するチャンネルが増えているので、ある程度の利益率があれば依頼を検討してもよいでしょう。
キャラボイスとかも売れるようになるので、声優の卵を使うのはアリ
ココナラ を使えば声優の卵へ依頼できるため、確実に収益化剥奪を対策したい場合は活用してください。
元ネタをそのまま読み上げない
2chを使ったチャンネルを運営している場合、元ネタをそのまま読み上げるだけだと他の動画と文章が全く同じになる可能性があります。
今のYouTubeは自動字幕起こしの精度が非常に高く、動画の内容を把握できるため、他の動画と全く同じ文章が存在するのは危険です。
動画の一部だけなら良いけど、動画全体が2chを読み上げるだけだとヤバい
もし2chなどを元ネタとして活用する場合は「ストーリーっぽく仕上げる」「オリジナルの解説を加える」などを行い、元ネタの文章をそのまま使う割合を下げた方が良いです。
切り抜きは細かく編集する
切り抜き動画は「繰り返しの多いコンテンツ」ち「再利用されたコンテンツ」の両方へ該当しやすいので、できるだけ細かくカットして元動画と完全に一致する部分を減らすことが大切です。
Premiere Proの無音検出プラグインを使えばジャンプカットを簡単に実装できるため、切り抜きを細かく編集することは意外と簡単です。
切り抜きをジャンプカットすれば収益化剥奪の対策をしながら動画のテンポを上げられるため、視聴者維持率も高くなりやすいです。
視聴者維持率が高い動画はYouTube上でオススメ表示されやすいため、切り抜きで再生回数を得たい場合はぜひ活用してください。
ライバルが少ない切り抜きを選ぶ
切り抜き動画には「再利用されたコンテンツ」へ該当してしまうリスクがあるため、できるだけ他の切り抜き師が切り抜いていない配信やチャンネルを切り抜くことがオススメです。
ひろゆきさんやVtuberはライバルが多すぎるので、注意が必要
オリジナル素材を用意する
動画の立ち絵やイラストなどでフリー素材を多用していると、他の投稿者と被ってしまうので収益化剥奪のリスクが高くなってしまいます。
できるだけ使用率が低い素材を使った方が「再利用されたコンテンツ」や「繰り返しの多いコンテンツ」へ該当しにくいので、有料のフリー素材サイトやオリジナル素材を用意するとよいでしょう。
PhotoshopやCLIP STUDIO PAINT を使えば素材を自作できるので、費用を抑えたい場合はオススメです。
ちゃすくのアイコン(→)は自分で描きました
YouTube以外の収益化を増やす
YouTubeの収益化はどんなチャンネルでも停止になるリスクがあるため、YouTube以外の収益化方法を用意しておくことも対策としてオススメです。
特にオリジナルストアは自身で価格や販売商品を決められるので、YouTubeで集客し、ストアで販売できれば利益率が大きいです。
私が運営しているcHasLog Storeはプログラミング知識0でも利用できる「STORES」を利用しているので、オリジナルストアを開設したい場合は参考にしてください。