この記事は下記の悩みや疑問を持つ人にオススメです。
- Mac版のiMovieで書き出しが出来ない…
- 動画の出力で失敗するのは何故?
- 書き出し出来ない時の対処法を知りたい
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
この記事ではMac版のiMovieで書き出しが出来ない・失敗する時の原因と対処法を解説します。
もしiMovieの使い勝手が悪くて悩んでいる場合は、国内シェアNo1のPowerDirectorがオススメです。
iMovieで書き出しできない時の原因と対処法
iMovieの書き出しが「遅い」「失敗する」原因は下記なので、詳しい内容を解説していきます。
- MacのPCスペック不足
- ストレージの空き容量不足
- ファイル名の設定ミス
- 動画・編集ファイルの破損
原因1:「MacのPCスペック不足」の対処法
MacのPCスペックが不足している場合は「動画の出力中に止まる」「Mac本体が非常に熱い」などの問題が起きます。
この原因へ対処する方法は下記の3つであり、他の動画編集ソフトを使っても同じ問題になる可能性が高いです。
- 出力する動画の品質を落とす
- 出力する動画の時間を短くする
- 動画編集に使うPCを変える
上記の対処法について簡単に解説
出力する動画の品質を落とす
出力する動画の品質を落とす際は「ファイルを書き出す」で表示した画面の「解像度」と「品質」を変更します。
「解像度」を小さくし、「品質」も低くすれば動画を出力しやすくなります。
「解像度」に関してはYouTubeでもお馴染みなので説明を省きますが、「品質」はビットレートなので適切な数字を選ばなければ動画が異常に重くなります。
ビットレートとは1秒間あたりのデータ量であり、「6,000Kbps」の様な数値で表現します。
基本的にビットレートが高ければ映像の品質も高くなり、逆にビットレートが低ければ映像の品質も低くなります。
しかし、ビットレートが高過ぎれば動画が重くなるデメリットもあります。
Mac版iMovieのビットレートは「品質」で「カスタム」を選べば、自由なビットレートを指定できます。
下記事の目安値を参考にしつつ、動画を出力できるビットレートへ調整してください。
出力する動画の時間を短くする
私の経験上、動画の時間が長ければ長いほど、Mac版iMovieの出力時にソフトが落ちやすいです。
iMovieでは下記の方法で動画をカットできるので、動画時間を出来るだけ短くしてください。
カットしたい動画をiMovieのタイムライン上へ追加し、カットの開始地点へバーを合わせます。
バー上で右クリックし、「クリップを分割」を選びます。
これで動画が2つに分断されたので、次はカットの終了地点にバーを動かします。
カット終了地点でも右クリックし、「クリップを分割」を選びます。
動画が3つに分断されたので、カットしたい動画を右クリックして「削除」を選びます。
これでiMovieを使った動画のカット編集は完了です。
もし動画時間を短くしたくない場合は動画の品質を落とすか、PCのスペックを上げてください。
動画編集に使うPCを変える
Macも使いやすいですが、グラボを搭載したWindowsのゲーミングPCであれば下記のメリットがあり、スペック不足を解決できます。
- プレビュー映像が滑らか・綺麗に動く
- 4Kや8Kの高画質でも快適に編集できる
- 動画の出力時にかかる時間が短くなる
- PC用ゲームの実況・配信活動も出来る
グラボ(グラフィックボード):画像や映像を表示するための部品が集積されたPCパーツ。
単純作業が得意であり、ゲーミングPCには搭載されている。
搭載してない場合はCPU内蔵パーツが同じ働きをするが、性能は低い。
ただし、ゲーミングPCはグラボが搭載されている分、普通のPCよりも価格が高いです。
BTOパソコンメーカーであればコスパが高く、スペックの細かいカスタマイズもできるので、PCを変える際の参考にしてください。
原因2:ストレージの空き容量不足
Mac版IMovieで動画を出力できない時は、Mac本体のストレージが不足している可能性もあります。
特にiMovieは元動画のファイルをライブラリへコピーした後に編集するので、市販の動画編集ソフトよりもストレージの容量を圧迫しやすいです。
空き容量不足が気になる場合は、iMovieのライブラリ自体を外付けハードディスクへ移行する対処法がオススメです。
iMovieライブラリを外付けハードディスクへ移行する方法については下記事を確認してください。
原因3:ファイル名の設定ミス
Mac版iMovieで動画を出力できない時は、出力ファイルの名前設定がミスってる可能性もあります。
ファイル名に「\」などの特殊文字が入っていると、動画が保存できないこともあります。
WindowsとMacによって使用できない特殊文字に違いもあるため、基本的には特殊文字をあまり使わないことがオススメです。
また、動画の拡張子が「mov」の場合はWindowsのPCで再生できないので、誰かへ転送する場合は形式を「mp4」にしておきましょう。
「mov」はAppleが開発した形式だからね
原因4:動画・編集ファイルの破損
Mac版iMovieで動画を出力できない時はライブラリへコピーされた動画や編集ファイル自体が破損している可能性もあります。
夏は暑いので破損した経験が多いです…
Mac標準アプリである「Time Machine」を使えば、破損したファイルも復元できるので試してみてください。
Mac版iMovieの機能不足に悩んでる場合は…
Mac版iMovieは使いやすい動画編集ソフトですが、最低限の機能しかなく、本格的にYouTubeを始めたい人には物足りないソフトです。
そこで、ここからは動画投稿で役立つ市販の動画編集ソフトを紹介します。
【自動化可能】Adobe Premier Pro
AdobeのPremiere Proは世界で1番使われてるサブスク型の動画編集ソフトであり、Macでも自由に使えます。
複数の文字を自由な位置へ入力出来ますし、自動字幕起こし機能によってAIが動画内の音声を分析して自動で字幕を入力してくれます。
しかも、Premiere Proであれば機能制限がない無料お試し版もAdobe公式サイトからダウンロードできるため、気軽に動画編集を始められます。
【簡単】CyberLink PowerDirector
PowerDirectorはパッケージ版とサブスク版があり、Macはサブスク版のみが対応しています。
Amazonで買えるパッケージ版はWindows用なので注意
モザイクの自動追従や動画の自動音量調節が可能であり、視聴者へ不快感を与えない編集が簡単にできます。
PowerDirectorもCyberLink公式サイトから無料体験版が配布されてるので使ってみてください。
【コスパ◎】Wondershare Filmora
Filmoraは初心者向けの動画編集ソフトであり、買い切り版とサブスク版があります。
Macは買い切り版とサブスク版どちらもありますが、買い切り版はWindowsと紛らわしいので注意してください。
機能数と質は他の動画編集ソフトに劣るところもありますが、自由な字幕も入れられるのでYouTube用の動画であれば十分なソフトです。
動作も比較的軽めなので、まずはWondershare公式サイトから無料版を試してください。