はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
この記事では、下動画の様なオリジナルのゆっくり立ち絵素材を作る方法を解説していきます。
オリジナルのゆっくり立ち絵を素人が作ることは難しいですが、ペイントソフトを用意すればできないことも無いです
ココナラ を使えば、誰でも簡単にオリジナルゆっくり立ち絵素材を作れるので参考にしてください。
オリジナルゆっくり立ち絵素材を作る時の注意点3選
オリジナルゆっくり立ち絵素材を作る際は、下記の注意点へ気を付けなければいけません。
- 既に配布されてるキャラを改変してはいけない
- オリジナルもしくは二次創作が許諾されたキャラのみ使用する
- YMMへ対応したキャラ素材を作った方が良い
上記を守らない場合は著作者の方とトラブルになり、チャンネルの削除や賠償を求められるので、詳しい内容を解説しておきます。
注意点1:配布済みキャラを改変してはいけない
ゆっくりの立ち絵素材は色んなサイトで配布されており、ダウンロードすれば素材の色を変え、追加アイテムを付けるだけで簡単に改変できます。
しかし、ゆっくり用の立ち絵素材配布サイトでは基本的に「改変は私的利用のみ」となっています。
下記の通りYouTubeやニコニコへ公開する行為は私的利用へ含まれておらず、ゆっくり系動画で改変素材は使えません。
ダウンロードは、自分のPCなどのデバイスに映像を複製する行動です。そのため、基本的には複製法侵害にあたりますが、“私的使用”という「限られた小さなコミュニティで使用するための複製であれば適法」10)という条文もあります。
引用元:https://manekomi.tmn-anshin.co.jp/shigoto/17408642
今回の例の場合は、「他のサイトにアップロードするため」、つまり大衆に見せる目的であり、私的利用の範疇を超えるために違法です。
そのため、オリジナルゆっくり立ち絵を作成する際に既存素材を改変する行為は控えた方が良いでしょう。
AdobeのPhotoshopであれば手書きイラストを自由に描けるので、オリジナルの立ち絵を作りたい時はオススメです。
注意点2:オリジナルor二次創作許諾済みキャラ
当たり前のことですが、オリジナルゆっくり素材を作る際に二次創作が許諾されてないキャラを使ってはいけません。
例えば、ゆっくり実況・解説で有名な「ゆっくり霊夢」は東方Projectの霊夢が大元になっています。
そのため、ゆっくり霊夢は東方Projectの二次創作ガイドラインを遵守して作られており、ガイドラインへ違反しない範囲でしか使えません。
もし任天堂キャラやVtuberのゆっくりを作りたい場合、各二次創作ガイドラインを確認し、守らなければいけません。
ただし、ガイドラインは定期的に更新され、使えなくなるリスクもあるので、基本的にはオリジナル素材を作るべきです。
ココナラ であれば、ゆっくり専門の絵師へ依頼することも可能なので、自身で描けない場合はオススメです。
理由3:YMMへ対応したキャラ素材がオススメ
ゆっくり系動画を編集する際は「操作性」「時間効率」「クオリティ」、どれを考えてもゆっくりムービーメーカー(YMM)1択になります。
YMMを使うことで少ない手間で口パクや瞬きが可能であり、誰でもクオリティの高いゆっくり系動画を編集できます。
しかし、YMMで使用する立ち絵は各パーツ毎に分けられた素材であり、自作する場合はYMMに適した素材を作る必要があります。
もちろん、絵を描いたことが無い場合は非常に難しいですし、スマホで作成することもほぼ不可能です。
一応、AdobeのPhotoshopを使えばYMMへ対応した立ち絵を描けるので、ダメもとでチャレンジするのも良いかもしれません。
オリジナルゆっくり立ち絵の作り方3選
オリジナルのゆっくり立ち絵を作る際は主に下記2つのパターンがあり、絵師以外の場合は後者がオススメです。
- PhotoshopやCLIP STUDIO PAINT を導入し、自身で描く
- スマホアプリ版CLIP STUDIO PAINT で描く
- ココナラ やSKIMA で絵師に依頼する
上記だけでは詳細が分からないと思うので、詳しく解説しておきます。
方法1:イラストソフトを導入し、自身で描く
自身でオリジナルゆっくりの立ち絵を描きたい場合は、PhotoshopやCLIP STUDIO PAINT などのペイント機能を搭載したソフトが必要です。
なぜなら、ゆっくりの立ち絵はただの1枚絵では無いので、通常のペイントソフトではYMMで使えるイラストを描きにくいからです。
YMMはゆっくりボイスを扱える専用のソフトです
そのため、オリジナルゆっくり立ち絵を自作したい場合は高機能系ペイントソフトを導入し、使い方を学習していく必要があります。
PhotoshopやCLIP STUDIO PAINT であれば無料体験期間もあるので、オリジナルゆっくり立ち絵を描きたい場合は挑戦しても良いかもしれません。
方法2:スマホアプリ版ペイントソフトを使う
パソコンを持っていない場合はスマホアプリ版のCLIP STUDIO PAINT を使うことでオリジナルのゆっくり立ち絵を描けます。
スマホアプリ用のペイントアプリは他にもありますが、CLIP STUDIO PAINT であればYMMで使えるように各パーツごとの素材を描けます。
PC用のCLIP STUDIO PAINT よりも使いにくいデメリットはありますが、スマホのみでゆっくりの立ち絵を描きたい場合はオススメです。
方法3:クラウドソーシングサイトで絵師に依頼する
ゆっくりのオリジナル立ち絵であれば、ココナラ やSKIMA などのクラウドソーシングサイトで依頼することも可能です。
そもそもクラウドソーシングサイトとは「クラウド=群衆」と「ソーシング=業務委託」からなる言葉であり、プロの絵師へ仕事を依頼できます。
依頼料は絵師によりますが、私が依頼した「バニえもん」さんはクオリティが高く、依頼料も高くなかったのでオススメです。
実際に描いてもらった立ち絵が下画像です
もちろん、プロの絵師へ頼めばYMMで使える立ち絵を描いてくれるので、自分で絵を描けない場合は最もオススメの方法です。
オリジナルゆっくりの立ち絵を依頼できるサイト3選
絵師以外の方がオリジナルゆっくり立ち絵を描くことは難しいので、ここからはゆっくり立ち絵を依頼できるサイトを紹介します。
ゆっくり依頼1:ココナラ
ココナラ はクラウドソーシング系サイトの中でも特に利用者数が多いサイトであり、ゆっくりに特化した絵師も多いです。
イラスト依頼の相場はだいたい3000円〜50000円であり、絵師の技量や差分の数によっても料金は変動しやすいです。
実際に私が立ち絵を依頼させて頂いたバニえもんさんもココナラで活動されており、 ゆっくりの立ち絵で人気なイラストレーターも多いです。
イラスト依頼だけでなく、動画編集や脚本作成も依頼できるサイトなので、クリエイター業であれば登録しておいても損はないでしょう。
招待コード「C40NGB」で1000円分のポイントも貰えます
ゆっくり依頼2:クラウドワークス
クラウドワークス の場合は自身で仕事を発注することで絵師を募集し、オリジナルゆっくり立ち絵の制作を依頼する方法になります。
下画像のように仕事内容と報酬を決めて請け負ってくれる人を募集し、応募してきた絵師へ依頼することになります。
自分で仕事を発注するので価格や期間を自由に決められますが、必ず希望する実力の絵師が集まるとは限りません。
一応、クラウドワークスには「スカウト」や「相談」という制度があるため、上手く活用できれば安い価格で依頼することも可能です。
ゆっくり依頼3:SKIMA
SKIMA ははイラスト専門のクラウドソーシングサイトであり、ゆっくりの立ち絵やVtuberの3Dモデルなども取り扱っています。
ココナラよりもユーザー数は少ないですが、イラスト専門サイトなので絵師の数は多く、好みの絵柄から絵師を選べます。
しかも、クラウドワークスのように仕事をリクエストできるため、予算や趣向に合わせてイラストレーターへ発注できます。
ユーザー数は他サイトより少ないものの、イラストに特化したサイトなので、オリジナルゆっくり立ち絵を依頼したい場合はオススメです。
オリジナルゆっくり立ち絵の依頼方法
ここからは実際にココナラ でオリジナルゆっくり立ち絵を依頼する方法を解説していきます。
他のクラウドソーシングサイトでも基本的な流れは一緒なので、置き換えながら参考にしてください。
依頼手順1:ココナラへアカウント登録
まずはココナラ の公式サイトへアクセスし、画面右上にある「会員登録」をタップします。
ココナラの会員登録画面へ移動すると、下画像が表示されるので好きな方法でアカウントを作成してください。
この記事ではアカウント数が1番多い「Googleアカウント」で登録を進めていきます。
「Googleで登録する」をタップすると、利用するGoogleアカウントを聞かれるので好きなアカウントを選んでください。
アカウントを選択すると、自動で会員登録が済むので1分もあれば簡単に登録できます。
ココナラアカウントの名前やプロフ画像は後から変更できます
依頼手順2:イラストレーターを探す
ココナラ へ登録した後はカテゴリーを選択して利用したいサービスを探すか、ココナラ内で検索して調べます。
今回は「ゆっくり イラスト」で検索すると、バニえもんさんのページが見つかったので、そのままイラスト制作を依頼していきます。
依頼手順3:「見積り」で相談する
ココナラ ではすぐにサービスを購入できますが、まずは「見積り・カスタマイズの相談をする」でイラスト依頼の内容を伝えます。
見積りは無料です
私の場合であれば、依頼したいイラストのイメージをメッセージと画像で伝えました。
メッセージだけだと互いのイメージが食い違う可能性があるため、参考になる写真や動画なども一緒に添付する方法がオススメです。
依頼手順4:「提案」を確認し、購入する
送信した見積り相談が無視されなければ、イラストレーターから「提案」が返ってくるので確認します。
「提案」には下記の内容が記載されているので、問題がなければ提案された内容でサービスを購入します。
- サービスの契約料金
- 完了予定日
- 見積り相談に対する返事
上記のどこかに問題があった場合は、再びメッセージを送り、イラスト提案内容の交渉をしてください。
また、ココナラでサービスを購入する時は「サービス手数料(5.5%)」がかかるので、注意してください。
依頼手順5:ラフイラストを確認する
ゆっくり立ち絵制作のサービスを購入したらイラストレーターへ挨拶し、ラフイラストが届くまで待ちます。
ココナラでは画像や音楽ファイルを添付できるので、ラフイラストが届いたら下画像の様に表示されます。
ラフイラストを確認し、修正点や疑問点があればメッセージで伝えてください。
あとは、ゆっくり立ち絵のイラストが完成するまで確認作業と修正を繰り返します。
依頼手順6:納品後、お互いに評価する
ゆっくり立ち絵の確認と修正が完了した後、完成したイラストが納品されます。
納品後、お互いに評価を入力すれば、ココナラでのイラスト依頼は完了です。
作業するのは絵師さんなので、依頼者側は結構楽です
オリジナルゆっくり立ち絵でよくある質問
- Qゆっくり立ち絵を依頼したいのですが、値段はいくらですか?
- A
ゆっくり立ち絵の依頼相場は5000~30000円ほどであり、表情パーツや差分を追加すると料金が上がります。
口パクや目パチを追加する場合は基本料金の10~30%ほどが上乗せされるので、動く立ち絵を使いたい場合は予算を多めにしておくとよいでしょう。
ココナラ では各イラストレーターの料金プランが表示されているので、事前に確認したい場合はオススメです。
- QYMMの立ち絵の拡張子は?
- A
YMMで使われるゆっくりの立ち絵は拡張子が「png」または「psd」になっており、どちらもレイヤー構造になっています。
PhotoshopやCLIP STUDIO PAINT であれば「png」や「psd」で立ち絵を保存できるため、オリジナルゆっくり立ち絵を自作したい場合はオススメです。