HyperX QuadCastは音がこもる？原因５選や対策を解説

はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。

HyperX QuadCastは決してこもりやすいマイクではありませんが、様々な原因によって音質が悪くなる可能性があります。

マイケルジャクソンも使っていたSHUREのSM7Bであればラジオ放送でも使われるほど音質が良く、声がこもりにくいのでオススメです。

HyperX QuadCastの音がこもる原因5選と対策

HyperX QuadCastで音がこもる原因には下記があるため、詳しい内容や対策を解説していきます。

原因1：ゲインの設定が合っていない

HyperX QuadCastを使った際に声がこもっていた場合、ゲインの調整が合っていない可能性があります。

QuadCastの下部分にはゲインを調整するダイヤルがあり、このゲインが大きければ大きいほど、本来の声質から大きく変化します。

と言うのも、ゲインはアナログ音声をデジタル化する手前で音を増幅しているので、ゲインが大きくすることは本来の声を加工していることに近いからです。

基本的にVCやゲーム実況ではゲインを出来るだけ小さくすることが推奨されているので、自身の声を確認しながらゲインを抑えてください。

QuadCastのゲインを抑えた状態でも声がこもってしまう場合は、マイクとの相性が良くない可能性や他の原因を考える必要があります。

原因2：マイクと口元の距離が合っていない

HyperX QuadCastは音を拾いやすいマイクであり、マイクと口元の距離が合っていない場合は声が篭りやすいです。

QuadCastの場合はマイクから20〜30cm離すことが推奨されてますが、声量によっても適切な距離は変わります。

まずは30cmほどの距離で話し、声を聴きながら距離を調整すると良いでしょう。

また、マイクアームを使っていない場合は口元の高さとマイクの高さが一致しないので、本来の声質になりにくいです。

マイクと口元の高さが異なるせいで声がこもる場合もあるため、マイクアームを使っていない場合は導入をオススメします。

原因3：発声方法が良くない

元も子もない話ですが、発声方法が悪い場合はHyperX QuadCast以外でも声がこもりやすいです。

特に普段の話す時と同じような感覚で話していると、下記の状態になりやすいです。

上記の状態では余計に声がこもった音声になるので、常に意識して離す必要があります。

自身の発声を変えることは非常に難しいですが、変えられれば声のこもりも解消されるため、挑戦する価値は大きいです。

原因4：再生機器やスピーカーが悪い

PCモニターやスピーカーには対応している音声周波数帯域が狭い製品があり、QuadCastで録音した音声がこもった様に聴こえる場合があります。

つまり、録音した音声自体はこもっていませんが、音声を再生する機器によって声がこもった様に聴こえるパターンがあります。

低価格帯のPCモニターやスピーカーでは音質が劣化して聴こえる場合があるため、他の再生機器で再度確認してみてください。

下の記事ではゲーム用途に最適なPCモニターを紹介しているので、気になった場合はチェックしてください。

原因5：ゲーム実況で別撮りしてない

もしHyperX QuadCastをゲーム実況で使っている場合、他の実況者よりも音がこもりやすいのは別撮りしていないことが原因かもしれません。

HyperX QuadCastを使って高音質のゲーム実況をしている人たちは、OBSやBandicam などでゲーム音声と実況音声を別々に保存しています。

ゲーム音声と実況音声を別撮りすれば実況音声のみをイコライザーソフトや動画編集ソフトで調整でき、他の人よりも高音質な実況音声を作れます。（やり方はこちら）

「音がこもりやすい」と感じる場合は低音を少し削り、高音を強調する調整を行うとこもった声が緩和されやすいです。

AdobeのPremiere Proであればエッセンシャルサウンドという機能で人間の声が聴こえやすくでき、イコライザーでも細かい調整が可能です。

HyperX QuadCast以外でオススメのマイク４選

ここからは音を拾いすぎるQuadCast以外でオススメのマイクを紹介します。

Logicool Blue Yeti

Blue YetiはLogicool傘下である「Blue」のコンデンサーマイクであり、接続方法はUSB端子です。

USB接続でも音質が良く、指向性も4つに切り替えが出来るので撮影環境に合わせた対応が可能です。

RODE Wireless GO II

Wireless GO IIは動画撮影でも使われるワイヤレスマイクであり、最近はVRヘッドセットを使うゲームでよく利用されます。

受信機の重量は32gしかないので、服などに取り付ければ自由な姿勢でVCやゲーム実況を楽しめます。

Logicool G Blue Bluebird SL

こちらも「Blue」のコンデンサーマイクですが、XLR接続なのでPCで使う場合はオーディオインターフェイスが必須になります。

オーディオインターフェイスにYAMAHAのAG03を使えば、山田涼介さんのゲーム配信環境と同じです。

SHURE SM7B

SHUREのSM7Bはダイナミックマイクですが、世界的なシンガー「マイケルジャクソン」がスリラーを収録する際に使った高音質マイクです。

QuadCastのようなコンデンサーマイクは温度や湿度によって故障やノイズが起きやすく、マイク管理に慣れていない場合は余計にノイズが起きやすいです。

しかし、SM7Bは高音質なダイナミックマイクなので管理が楽であり、音の拾いすぎやノイズが発生しにくい特徴があります。