はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論だけ先に言うと、Windowsムービーメーカーがなくなった理由は2017年にMicrosoft社による無料配布とサポートが終了したからです。
もし無料で動画編集したい場合は、MiniTool MovieMakerなら透かし無しで動画のカットやテロップ入れができるのでオススメです。
Windowsムービーメーカーはなぜなくなった?
マイクロソフト社からは、Windowsムービーメーカーのサポートが終了した理由について正式な発表がありません。
そもそもWindowsムービーメーカーは、Windows Essentialsの一部として提供されていましたが、2017年1月にMicrosoftはWindows Essentialsのサポートを終了しました。
このため、Windowsムービーメーカーも正式にサポートされなくなり、Windows11以降はダウンロードやアップデートができなくなりました。
つまり、WindowsムービーメーカーがなぜなくなったかはMicrosoft社の部外者には分かりません。
なぜなくなった?3つの理由を推測
Windows Essentialsがなくなった理由としては下記が考えられ、ムービーメーカーの存在がMicrosoft社の利益に繋がらなかった可能性があります。
- プロダクトライフサイクルの管理
- Windows Essentialsが古くなっていた
- 競合する動画編集ソフトが増えた
プロダクトライフサイクルとは、製品が市場に出てから販売終了・サポート終了までのライフサイクルのこと
特に今は競合する動画編集ソフトウェアが増えており、無料でも透かしやウォーターマーク無しで使える動画編集ソフトがあります。
しかも、無料動画編集ソフトの多くはWindows向けのソフトであり、Microsoft社がわざわざ動画編集ソフトを開発&サポートする必要もありません。
ムービーメーカーのサポートを終了すればMicrosoftも別の事業へリソースを割けるので、経営の見直しによって無くなったのだと考えられます。
Windowsムービーメーカーは今も使える?
Microsoft以外の配布サイトからWindowsムービーメーカーを入手すれば今でも利用できますが、下記の理由からオススメしません。
- ウイルスやマルウェアの可能性
- 既に動画編集ソフトとして機能不足
- 無料で使える動画編集ソフトがある
もちろん、ウイルスやマルウェアが含まれていなかった場合でもWindowsムービーメーカー自体のサポートが終了しているので、トラブルが起きやすいです。
MiniTool MovieMakerなら無料の状態でも動画出力時に「透かし」や「ロゴ」が表示されないので、Windowsムービーメーカーの代替ソフトを探してる場合はオススメです。
ムービーメーカーの代替ソフト「MiniTool MovieMaker」
MiniTool MovieMakerは、香港とカナダを拠点とするMiniTool Software Ltd.が開発した動画編集ソフトです。
MiniTool MovieMakerは、初心者向けの動画編集ソフトであり、無料版でも広告や透かしが無い動画を作成できる点が最大のメリットです。
ただし、無料版で動画時間に制限が無いのは最初の3回のみ、4回目以降は2分以内なら出力可能
もちろん、無料でも「動画のトリミング」「テロップ入れ」「効果音の追加」が可能であり、基本的な動画編集は全てできます。
そのため、無料動画編集ソフトだったWindowsムービーメーカーの代替ソフトを探している場合はMiniTool MovieMakerを検討してみてください。
MiniTool MovieMakerの料金とプラン
MiniTool MovieMakerの料金とプランは下表の通りであり、どのプランを選んでも動画編集の機能に差はありません。
プラン名 | 無料版 | Monthly Subscription | Annual Subscription | Ultimate Plan |
---|---|---|---|---|
価格 | 0円 | 1,980円($12.99) | 5,511円($35.99) | 9,108円($59.99) |
特徴 | ・最初の3本の動画は時間制限無しで出力可能 ・2分以内の動画を自由に出力可能 ・動画編集機能の制限は無し | ・時間制限無しで動画を出力可能 ・動画編集機能の制限は無し ・1ヶ月間無料アップグレード | ・時間制限無しで動画を出力可能 ・動画編集機能の制限は無し ・1年間無料アップグレード | ・時間制限無しで動画を出力可能 ・動画編集機能の制限は無し ・生涯無料アップグレード |
料金によって異なるのは「動画の出力制限」と「アップグレード期間」であり、コスパはUltimate Planが1番高いです。
YouTubeShorts用の動画編集であれば無料版でも実質制限無しで使えるので、ショート動画メインで考えている人にはオススメです。
MiniTool MovieMakerで出来ること
MiniTool MovieMakerで出来る事には下記があり、個人がYouTubeへアップする用途であれば十分な機能が揃っています。
- 動画のカットや追加
- 動画のズームインアウトや回転
- ぼかしなどのエフェクト追加
- テロップや字幕入れ
- トランジションの挿入
- BGMや効果音の追加
- 出力動画のアスペクト比変更
- 1080pで動画を出力
動画編集の機能数自体は多くありませんが、iMovieへ匹敵するくらいシンプルな編集画面になっているので初心者には使いやすいです。
Windowsムービーメーカーの代替先にはピッタリです
MiniTool MovieMakerで出来ないこと
MiniTool MovieMakerには下記の弱点があり、動画編集の効率性を求めている人には物足りない性能になっています。
- 自動字幕起こしなどの高機能は無い
- 無料版だと2分以上の動画は最初の3回しか出力できない
- ファイルのドラッグ&ドロップができない
- 字幕やテロップの2重縁取りは無い
- 出力の最高設定は1080p&60fpsまで
- 日本語に対応していない(英語表記)
低価格帯ソフトなので自動字幕起こし機能が無いのは分かりますが、ドラッグ&ドロップができないのは大きな弱点です。
動画編集へ慣れた人はドラッグ&ドロップを多用すると思うので、少々使いづらいと感じやすいはずです。
一方で、これから動画編集を始める人であればドラッグ&ドロップも気にならないので、初めての動画編集ソフトへ選ぶのはアリです。
【まとめ】ムービーメーカーは無くなったが…
無料で使えた優良動画編集ソフトのWindowsムービーメーカーは無くなりましたが、現在は代わりとなる動画編集ソフトが多数あります。
偶然にもWindowsムービーメーカーと同じ名前のMiniTool MovieMakerなら、無料でも3回までなら機能制限が一切ありません。
機能制限が起きた後でも2分以内の動画なら通常通り出力できるので、短い動画を編集したい人には特にオススメです。