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Filmoraはマルチトラック対応?OBSや代替編集ソフトも解説

動画編集ソフト
この記事がオススメな人
  • Filmoraはマルチトラック対応?
  • FilmoraでOBSのマルチトラックは可能?
  • マルチトラック対応編集ソフトは?

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結論から書くと、Filmoraはバージョン11からマルチトラックオーディオの編集に対応するようになり、OBSで作成したマルチトラック音源も利用できます。

Filmoraの買い切り版でもマルチトラックオーディオを利用できるため、マルチトラック対応ソフトでコスパを求めている場合はオススメです。

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Filmoraはマルチトラック対応?【動画編集ソフト】

私が確認した限りではFilmoraのバージョン11からはマルチトラックオーディオの読み込みへ対応しており、実際に私のFilmoraでも読み込めました。

そのため、バージョン11以降の買い切り版Filmoraやサブスク版を利用しているユーザーであればFilmoraでマルチトラック音源を扱えます。

一方、Filmoraのバージョン10(X)まではマルチトラックオーディオの読み込みに対応していません。

つまり、古いバージョンの買い切り版Filmoraを利用している場合はバージョンのアップグレードが必要になります。

どうしてもFilmoraでマルチトラックオーディオを編集したい場合は公式サイトからアップグレードしてください。

Filmoraのアップグレード料金

マルチトラックオーディオを読み込めないFilmoraをアップグレードする場合、必要な費用は3,980円になります。

ソフト名ソフト自体の料金無料体験版自動字幕起こし対応OS
Wondershare Filmora年間プラン:年間6,980円
永久ライセンス:8,980円
アップグレード:3,980円
あり
詳細はこちら
1ヶ月30分:無料
1ヶ月1時間:月額599円
1ヶ月5時間:月額2480円
1ヶ月10時間:月額3680円
Windows
MacOS

サブスクである年間プランの場合はアップグレード費用が不要ですが、買い切り版の場合はアップグレードの度に料金がかかります。

公式サイトでは「無料アップデート」と書かれていますが、実際にアップデートするとバージョンアップ後の無料体験版になるので注意してください。

ちゃすく
ちゃすく

有料のバージョン11から12へ無料アップデートすると、無料体験版の12になります

無料体験版へアップグレードすると出力時に透かしが表示されるため、アップグレードする時は気をつけてください。

Filmora以外のマルチトラック対応編集ソフト

マルチトラックへ対応した動画編集ソフトには下記があり、Filmora以外でも読み込みは可能です。

マルチトラック対応状況動画編集ソフト
対応Premiere Pro」「Filmora」「Final Cut Pro
非対応PowerDirector」「AviUtl」「iMovie」

Filmora以外の動画編集ソフトについては下の記事で紹介しているので、興味があればチェックしてください。

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Filmoraでマルチトラック音源を読み込む方法

ここからはWondershareのFilmoraを使い、OBSで録画したマルチトラックオーディオのファイルを読み込んでみます。

動画編集ソフトで録画ファイルをインポート

OBSで録画したファイルを動画編集ソフトへドラッグ&ドロップし、インポートします。

ファイルをインポートしても複数の音楽トラックは表示されませんが、これは正しい状態です。

録画ファイルの「音楽トラック」を確認

録画ファイルを右クリックし、「音楽トラック」を確認すると各トラックが表示されます。

基本的に1番上がOBSでの音楽トラック1、2番目が音楽トラック2、3番目が音楽トラック3…となっているはずです。

Filmoraの場合はチェックを付けた音楽トラックのみが聞こえるようになります。

タイムライン上へ録画ファイルを追加

実際にOBSの音楽トラック1を選んだ状態でタイムライン上へ追加するとFilmoraのレイヤー1になり、音楽トラック2を選んだ場合だとレイヤー2になります。

Filmoraのメディアでは同じファイルでしたが、ちゃんと音の波形が異なっていますね。

しかし、上記の状態では映像が重なっているのでPCが重くなる可能性もあります。

気になる場合は下画像のようにオーディオ部分のみをタイムラインへ追加すれば動作も軽くなりやすいです。

これでマルチトラックオーディオの確認は完了です。

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【OBS】マルチトラックオーディオで保存する方法

OBSでゲーム音とマイク音声を分け、マルチトラックオーディオで保存する手順は下記の通りです。

  1. OBSの出力モードをにする
  2. 音声トラックへ2つ以上チェックする
  3. 音声トラックへ保存する音を設定する

では、上記の手順を画像つきで解説します。

手順1:OBSの出力モードを詳細にする

OBSを起動し、「設定」から「出力」を開きます。

OBS:出力設定

初期設定では「出力モード」が「基本」になっているため、「詳細」へ変更します。

手順2:音声トラックへ2つ以上チェックする

出力モードを「詳細」へ変更した後、「録画」の項目にある「音声トラック」へ2つ以上のチェックを付けます。

音声トラックへチェックを付けた分、音声ファイルを分けて録画することができます。

例えば、保存したい音声ファイルがゲーム実況音声とゲーム音の2つであれば音声トラックへ2つのチェックを付けてください。

ちゃすく
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3つの音声があれば3つ分チェックします

他の設定は初期設定のままでも良いため、「OK」をクリックしてポップアウトを閉じてください。

手順3:音声トラックへ保存する音を設定する

OBSの「音声ミキサー」にある歯車(または︙)から「オーディオの詳細プロパティ」を開きます。

ちゃすく
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どの音声の歯車を押しても同じ画面が開きます

すると、下画像のようなポップアウトが表示されるため、「トラック」のチェックを調整します。

仮に保存したい音声ファイルがゲーム音とゲーム実況音声の2つであれば、ゲーム音は1のみ、ゲーム実況音声は2のみへチェックを入れます。

上記のように設定することで音声トラック1にはゲーム音のみが保存され、音声トラック2にはゲーム実況音声のみが保存されます。

あとは「閉じる」をクリックし、ゲームや音声を保存するだけです。

ちゃすく
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OBSで作成したマルチトラックオーディオもFilmoraで読み込めます

OBSのマルチトラックオーディオを扱う方法については下の記事で詳しく解説しているので、そちらも参考にしてください。

ネット回線速度を改善する方法【選び方】

YouTube活動を行っていて「アップロードに時間がかかる...」「ライブ配信でラグがひどい..」などの問題がある場合、ネットの回線速度が遅い可能性があります。

一般的にYouTube活動では最低でも100Mbps以上、快適に作業をしたい場合は300Mbps以上の回線速度が推奨されています。

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下の記事では必要な回線速度別におすすめのネット回線を紹介しているので、上の計測で100Mbpsを下回っていた場合は是非チェックしてください。

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