- 自分の防音室を作りたい!
- 自作防音室で失敗する?
- ゲームを防音室でしたい…
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。
結論だけ先に言うと、下画像の様な卓上防音室であれば個人でも制作しやすいですが、まずは工具を揃える必要があります。

工具代によって少し割高になるので、Amazonなどで卓上防音ブースを買った方が安く、作業も楽なのでオススメです。
自作防音室で失敗しない為の注意点3選
実際に自分で防音室を作ってみた経験から失敗しないための注意点を解説します。
工具を持たない場合は割高になる
防音室を自作する際はインパクトドライバーやマルノコなどの工具を使うので、持っていない場合は割高になります。

自作防音室で必ず使いたい工具は下表であり、良い性能の工具は価格も高いです。
工具名 | 価格 | 用途・特徴 |
---|---|---|
インパクトドライバー | 10,000〜50,000円 | ビスやネジを取り付け・取り外しする時に使う工具 |
マルノコ | 12,000〜30,000円 | 木材や鉄板などを切断する為の工具 |
もちろん、工具を使い慣れていないと失敗することもあるので、工具を持っていない場合は市販品が良いでしょう。

怪我の原因にもなるので注意
「ボイスシャット」であれば1万円台で購入でき、吸音材も付ければ十分な防音効果も期待できるのでオススメです。
完全な防音効果を期待してはいけない
「防音室なら外に全く音が聞こえない」と考えている人は多いですが、自作や市販で手に入る防音室では完全な防音ができません。

「防音室=無音になる」では無いので注意
実際に市販の防音室「KANADE」のAmazon商品ページには検証動画もありますが、同じ部屋内なら音が聞こえます。

自作や市販の防音室は「音を出来るだけ抑える」が目的なので、完全な防音を実装したい場合は防音工事が必要です。
PCを使うならサイズと温度に注意
ゲームや配信活動のために自作防音室を用意する場合は、絶対にサイズと温度に注意してください。
例えば私が作った卓上防音室は縦72cm、横82cm、奥行き62cmですが、PCモニターを置くと意外と狭いです。


小さいと失敗するので注意
また、上画像の様な卓上タイプなら温度も気になりませんが、密閉する防音室の場合は温度管理が難しいです。
特にゲームや配信活動ではPC内部が高温になりやすいため、夏場の防音室内は地獄の様な暑さになります。
そのため、まずは密閉タイプの防音室よりも卓上用防音ブースで実際に試してみる方法がオススメです。
自作防音室の作り方【卓上防音ブース】
ここからは卓上タイプの防音室を自作するために必要な材料や工具を解説します。
自作防音室に必要な材料
卓上防音室を自作する際に必要な材料は下記であり、LEDライトや吸音材などは作りたい防音室に合わせて調整してください。
どのベニヤ合板(化粧板)にすれば良いか迷った場合は、アイリスオーヤマのカラー化粧棚板がオススメです。
自作防音室に必要な工具
防音室を自作する際に必要な工具は下記であり、電動工具を使った方が作業は楽になります。
インパクトドライバーはDIYでも必須の工具なので、持っておいても損は無いでしょう。
木材を加工し、防音室を組み立てる
私が作った防音室は下画像の構成を考えていたので、スケールで木材の長さを測りながら切断します。


最初は板の厚みを考えていなかったので失敗しました
板の切断が終われば、後はボンドを塗りながらインパクトドライバーでビスを締めれば防音室ができあがります。

私は自作防音室完成後に白色の塗料を塗り、LEDライトを設置しました。
防音効果をさらに上げたい場合は「中に吸音材を貼る」「外を毛布で覆う」などもオススメです。

市販品でも吸音材と毛布を使えばかなり防音できます