この記事は以下の悩みや要望を持つ方にオススメです。
- 登録者数1000人突破したのに収益化審査の返事が来ない
- 収益化審査に合格しない理由を知りたい
- YouTube収益化審査の返事が遅すぎて不安になる
YouTubeヘルプのページにゲームの参加型ライブを行っているチャンネルの人が収益化審査の返事が一向に返ってこない事を相談されていました。


収益化審査の返事が中々返って来ない事は私も体験したことあるため、原因や対策を事前に知っておかないと結構後悔します。
この記事ではゲーム実況者がよくやる視聴者参加型の配信チャンネルを実例にして収益化審査に合格できない理由などを解説していきます。

半年以上も審査結果が返ってこないこともあるで!
*ブログのアイキャッチ(サムネ)にはCanvaを使ってます。
そもそも視聴者参加型とは?
名前の通りですが、視聴者参加型というのは主にゲーム配信で視聴者さんと一緒にオンラインプレイを楽しむことです。

視聴者側のメリットは好きな配信者と一緒にゲームで遊ぶことができるため、配信の満足感を非常に得られます。
配信者側のメリットはただ見ているだけの配信よりは視聴者が来てくれますし、基本的に参加する場合はチャンネル登録を必要条件にしているため登録者数が増えやすいです。
- 配信者:人が来るのでメリット大
- 視聴者:ただ見ているよりも楽しい
このように視聴者と配信者、それぞれにメリットが大きいため視聴者参加型で配信を行うチャンネルは一定数います。

ただし、このメリットはチャンネルを大きくする気がない人や既に十分大きなチャンネルを持っている方には嬉しいメリットですが、登録者1000人を突破して収益化したい人には少し問題があります。
問題点については次の章で紹介・解説していきます。
1000人突破したのに何故収益化申請に合格出来ないのか?
私や他の実況者の経験をもとに考えられる理由を紹介・解説していきます。
【関連記事】YouTube収益化は初心者だと何ヶ月かかる?
実質登録者数を購入しているから
収益化審査に合格出来ない理由の1つはプレゼント企画や視聴者参加権としてチャンネル登録を強要していることが考えられます。
- 視聴者参加型に入る為にはチャンネル登録必須
- プレゼント企画でチャンネル登録を強要
- その他(登録しないと視聴者に不利益が生じる企画全般)
そもそもチャンネル登録とは視聴者が定期的に見たいと思ったチャンネルを確認しやすくするシステムです。
そのため、視聴者にチャンネル登録を強要させるようなやり方はYouTube運営の意向に反しています。

*実際にYouTubeの規約ではプレゼント企画のために高評価やチャンネル登録を強制するやり方は違反となっています。(最悪アカウントBANの危険性あり)

また、プレゼント企画で増えた登録者数などは明らかに不自然であるためYouTube運営には分かりますし、収益化審査は人の判断によって行われているためチャンネルを見られると普通に分かります。

YouTubeの収益化審査では総再生時間を占めるユーザー数もカウントしているため、不自然に増えた登録者がいると総再生時間の割合も不自然になっている可能性があります。
下の記事でも解説しましたが、このようにチャンネル登録者を買うような動きは運営にバレやすいため、収益化審査が通らなかったり、遅れたりする理由になります。
YouTubeの規約に違反しているから
YouTubeの収益化条件と言えば「チャンネル登録者数1000人以上&総再生時間4000時間以上」が有名ですが、利用規約や収益化審査のポイントも含めて条件を書き直すと下記のようになります。
- チャンネルを自然に登録し、定期的に動画を再生する登録者が1000人以上
- 総再生時間4000時間の内9割以上が自然なユーザーであり、半年で十分な総再生時間を得ている
- 引用では無く転載である動画を主軸にして登録者数&再生時間を増やしていない
- 収益化条件(チャンネル登録者数&総再生時間)を余裕で到達する(見込みがある)
- 反社会的、実際の人物や団体に迷惑をかける動画を出していない
- YouTubeにチャンネルの価値が無いと判断されない動画を出している
- YouTubeの利用規約に違反する動画を出していない
例えば切り抜きやTikTokの無断転載で収益化しようとしているチャンネルもありますが、著作者元から許可を取っていない場合は利用規約に違反しているため収益化は厳しいです。( YouTubeは動画の一部を利用すると分かるようになっている)
他にも動画が反社会的であったり、大人向けすぎたりすると収益化審査に合格出来ないケースがあります。
そのため、基本的に誰が再生しても大丈夫な動画であり、YouTubeの利用規約に違反していない事が大切です。
仮に収益化審査で大丈夫だったとしても後から削除申請が来る場合もあるので、常にどの動画が危険か確認しておくことが大切です。

見込める収益額が低いから
YouTube運営も慈善活動を行っているわけでは無いので、見込める収益額が低いチャンネルは収益化審査を後回しにする傾向があります。

私は無名の状態から3回収益化審査に合格したことがありますが、1回目は月間の再生回数が5000回ほどのチャンネルであり、2回目は月間の再生回数が10万ほどのチャンネルでした。
2つのチャンネルで収益化審査を送ってから合格するまでの期間は下記の通りであり、単純に大きくなりそうなチャンネルほど早く収益化出来るようになっています。
- 月間再生回数5000回のチャンネル→合格通知まで3か月以上(試行錯誤あり)
- 月間再生回数10万回のチャンネル→合格通知まで5日(気づいたら通知が来てた)
上のような事になる原因ですが、おそらくYouTubeの収益化審査は審査申し込み順で処理されるのでは無く、YouTube運営にとって利益になる=勢いのあるチャンネルから順に処理しているのだと考えられます。
実際に私が1回目のチャンネルで収益化審査を送った時、私よりも後から収益化審査を送ったチャンネルでありながら私よりも先に合格しているチャンネルもありました。
また、国民的アイドルである嵐のYouTubeチャンネルは動画が投稿されてから一瞬で収益化しています。

したがって、見込める収益額が小さいチャンネルは収益化審査を後回しにされ続けるため、収益化審査に合格することが出来ません。
今回実例として取り上げた視聴者参加型は配信という性質上、よほど大きなチャンネルでないと再生回数は動画を投稿しているチャンネルよりも低い為、審査を後回しにされ続けている可能性があります。
他に考えられる理由
他に考えられる理由は色々あるため、実際に収益化審査に落ちた人達についてまとめてみました。
見込める収益額の低さが原因で収益化を後回しにされている人は多かったので、同じ境遇の人は参考にしてみると良いかもしれません。
どうすれば収益化申請に合格出来るのか
上で説明した理由で収益化審査に合格出来なかった場合、主な対処方法は下記の通りです。
- チャンネル登録者数を自然に増やす
- 利用規約や著作権に引っ掛かる動画を削除する
- チャンネルの再生回数を増やせるように頑張る
一番最初にしておくべきことは違反しそうな動画を削除しておくことです。
違反した動画を抱えたまま収益化審査を送ると一気にペナルティを貰ってしまい、そのままチャンネルを利用できなくなる可能性があります。
次に自然な登録者数と再生回数を増やすために頑張る事が大切です。

私の1回目のチャンネルはすぐに収益化審査が通りませんでしたが、必死に動画投稿をして10万再生超えの動画を数本出せたおかげで収益化審査に合格出来ました。
もしバズる動画作りで悩んでいる人はブラウジング機能を意識して動画を作ってみてください。
既に収益化条件である登録者数1000人と総再生時間4000時間を突破しているのであれば、必ず収益化出来る実力があるので諦めずに審査へ挑んでください。
また、下記事ではサムネやアイコンなどの外注方法についてまとめてあるので興味のある方は参考にしてみてください。
魅力的なサムネイルはクリック率アップに繋がるので検討をオススメします。