この記事は下記の悩みや要望を持つ方にオススメです。
- 仮想通貨ってハッキングとかされても大丈夫なの?
- 過去に起きた仮想通貨の流出事件を知りたい!
- 安全に仮想通貨を手に入れる方法を教えてほしい…
はじめまして。ブログ運営とYouTubeへの動画投稿をしているちゃすくです。
今回は日本で大人気の仮想通貨取引所であるコインチェックで起きた「仮想通貨NEM流出事件」について解説していきます。

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安全に仮想通貨を買う場合は流出した事がないbitFlyerかBybit(バイビット)がオススメ!
コインチェック事件の概要
では、コインチェック事件について解説していきます。
そもそもコインチェックとは?
コインチェック(Coincheck)はコインチェック株式会社が運営する仮想通貨(暗号資産)の取引所です。

コインチェックのサービスは2014年8月から始まりましたが、会社のもとになったレジュプレス株式会社自体は2012年8月の時点で既に設立されていました。
現在、コインチェックではビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨17種類を扱っており、国内の取引所だと多い方です。

有名NFTゲーム「The SANDBOX」のSANDも取り扱うようになった!
また、コインチェックは単純な仮想通貨の取引だけでなく、下記のようなサービスもあります。
- 貸暗号資産サービス
- Coincheckでんき/Coincheckガス
- Coincheck NFT(ベータ版)
上記のように仮想通貨を貸し出して利益を得て、光熱費の支払いへ利用できるので、コインチェックをオススメする人も結構います。
コインチェック事件の詳細
コインチェック(Coincheck)事件は、2018年1月26日に仮想通貨NEM(ネム)がハッキングされて盗まれてしまった事件です。

被害額は約580億円と仮想通貨の大規模なハッキング事件であり、当時は毎日色んなメディアで報道されていました。
もちろん事件の報道は日本だけでなく、海外でも話題になりました。

当時はビットコインの相場が
200万円から40万円へ激減!
NEM(ネム)ハッキング被害者の多くが東京の渋谷にあるコインチェック本社へ殺到したことを覚えている人も多いと思います。

この事件がきっかけとなり、金融庁はCoincheckへ事業改善命令を出し、すぐにシステムを見直すように指示しています。
コインチェック事件の補償について
コインチェック事件で被害を受けたNEM(ネム)保有者の補償内容は事件発生日の翌日に決定され、1NEM = 88.549円と計算し、コインチェック社の資本で補償することになりました。

補償は事件発生日の約2ヶ月後である3月12日にCoincheckウォレットへ行われました。
一応、NEM(NEM)自体は戻ってきましたが、約2か月間取引できなかった機会損失とNEM(ネム)以外の仮想通貨に対する補償はありません。

2ヶ月間もNEMが返ってこなかったのはツライ…
また、事件の翌日から日本円の引き出しや新規送金が停止されたため、多くの人が取引の機会を逃していたはずです。
しかも、実はCoincheckの契約だと被害者へ補償を行う必要がありません。

今回は補償されたけど、
毎回補償されるとは限らない!
一応、今回のコインチェック事件では事態をいち早く治めるために被害者へ補償をしましたが、被害の規模によっては補償をしないケースもあり得たと思います。
コインチェック事件の原因
コインチェック事件が起きてしまった原因は「マルウェア感染」であることが明かになっています。
マルウェア感染:そもそもマルウェアとはmalicious(悪意がある)とsoftware(ソフトウェア)を組み合わせた造語。マルウェアにへ感染すると、サイトの改ざんや情報流出などの被害に遭う。
より細かい事件の詳細については下記の通りです。
- ハッカーがコインチェック社員へメールを送る
- 社員がメール内にあったリンクを開く
- リンクからマルウェア感染が起きる
- ホットウォレットにあったNEMが流出する
ホットウォレットとコールドウォレット:ホットウォレットは仮想通貨取引所やウェブ上にあり、常時インターネットへ接続している。一方、コールドウォレットはインターネットから隔離された状態で仮想通貨を管理している。
ホットウォレットはネットに接続されているので低コストで利便性も高いですが、その分ハッキングもされやすいです。
そのため、コインチェック事件の根本的な原因は「ホットウォレットへ資産を保管していた」です。
【対ハッキング】オススメの仮想通貨取引所
ここからはハッキングに強いオススメの仮想通貨取引所を紹介していきます。
国内仮想通貨取引所:bitFlyer
国内の仮想通貨取引所で1番ハッキングに強いのはbitFlyerです。

bitFlyerでは下記のハッキング対策を行っており、今までに仮想通貨を流出した事がありません。
- アプリやサイトへログインする時に二段階認証がある
- アプリやサイトへログインした時に通知が送信される
- 取引時の通信はSSL化され情報が漏れない
- 資産はコールドウォレットで保管されており、ハッキング不可
コインチェックに比べるとbitFlyerは少し手数料が高いですが、その分セキュリティ強化へ資金を使っています。
そのため、安全に長期的な仮想通貨投資を考えている場合はbitFlyerがオススメです。

海外仮想通貨取引所:Bybit
海外の仮想通貨取引所でオススメなのは日本語完全対応のBybit(バイビット)です。

Bybitでは下記のハッキング対策を行っており、bitFlyerと同様に仮想通貨を流出した事がありません。
- アプリやサイトへログインする時にGoogle認証を行う
- アプリやサイトへログインした時に通知が送信される
- 取引時の通信はSSL化され情報が漏れない
- 資産はコールドウォレットで保管されており、ハッキング不可
- ハッカー潜入検査セキュリティシステムを導入
- 連続での出金は出来ないようになっている
- 利益の約20%以上をセキュリティ対策へ投資
海外の仮想通貨取引所だと不安を感じるかもしれませんが、Bybitは世界的に人気な取引所であり、ハッキング対策へ使う資金も日本の取引所とは段違いです。
しかも、Bybitは日本語へ完全対応しているのでセキュリティを気にする場合はオススメです。

海外仮想通貨取引所:Binance
次に海外の仮想通貨取引所でオススメなのは世界最大の取引所であるBinance(バイナンス)です。

Binanceでは下記のハッキング対策を行っていますが、実は過去に45億円相当の仮想通貨を流出しています。
- アプリやサイトへログインする時に2段階認証を行う
- アプリやサイトへログインした時に通知が送信される
- 取引時の通信はSSL化され情報が漏れない
- 資産はコールドウォレットで保管されており、ハッキング不可
- 取引手数料の10%をハッキング対策へ投資
仮想通貨を流出した過去があるものの、Binanceは世界最大の仮想通貨取引所ということもあり、ハッキング対策にかけている金額は世界トップクラスです。
扱っている仮想通貨は400種類以上もあるため、ハッキング対策を意識しつつ多くの仮想通貨を取引したい人にオススメです。

【まとめ】コインチェック事件について
というわけで、コインチェック事件の概要については下記の通りです。
- コインチェック事件は仮想通貨NEMが流出した事件
- 流出の原因はマルウェア感染とホットウォレット
- オススメの取引所はbitFlyer、Bybit、Binance
仮想通貨へ長期的に投資する場合は必ず十分なハッキング対策がされている仮想通貨取引所を選んでください。