この記事は下記の悩みや疑問を持つ人にオススメです。
- 積立NISAを始めたいけど、なんだか不安…
- 積立NISAって絶対に失敗しないの?
- 積立NISAの失敗事例や対策方法を知りたい
最近、多くのネットユーザーが積立NISAをオススメしていますが、本当に資産を形成できるのか疑問に思う人も多いと思います。
そこで、この記事ではお金が大好きでYouTubeとブログ運営をしているちゃすくが「積立NISAの失敗事例と対策方法」について解説していきます。

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積立NISAの特徴
積立NISAは、2018年1月からスタートした少額から長期・積立・分散投資できるとってもお得な国の制度です。
積立NISAの特徴的なポイントは下記になります。
- 積立NISAでの運用益が非課税になる
- 100円から積立投資できる
- 分散投資でリスク低減できる
- 長期積立で複利効果を期待できる

詳しい特徴については次の章で解説!
積立NISAでの運用益が非課税になる
積立NISAの最大の特徴は、20年間で最大800万円を非課税で運用できることです。
通常、投資して利益があった場合は約20%の税金を取られてしまうのですが、積立NISAの場合は税金を取られません。

例えば、100万円ではじめた株式投資が105万円に増えれば、5万円の利益に対して税金が取られてしまいます。
つまり、利益の5万円から約1万円が差し引かれ、純粋な儲けは約4万円になってしまいます。
しかし、積立NISAの場合は、この課税がないので5万円がそのまま儲けになるわけです。
100円から積立投資できる
積立NISAは最低100円から投資できる点も大きな特徴です。
実は積立NISAで1年間に投資できる金額は40万円までと決まっています。

月々にすると3万3333円になりますが、「毎月3万円も投資できない!」という人多いと思います。
そんな人のために積立NISAでは月100円から手軽に投資できるのも特徴の一つです。
比較的人気が高い楽天証券も最低積み立て額が100円なので、楽天会員なら気軽に投資できます。

ただし、サイトによっては最低金額が1000円の場合もある
分散投資でリスク低減できる
積立NISAでは分散投資を行うことでリスクを抑える点も特徴的です。
もし1つの会社へ投資した場合、会社がつぶれてしまうと投資は失敗してしまいます。
これだと当たるか、外れるかの二択になってしまうので、とてもリスクが高いです。
でも、積立NISAでは一つの会社ではなく、会社を分散して投資できます。

例えば、人気1位銘柄でよく聞く「S&P500」はアメリカの主要企業500社に分散投資しています。
そのため、たとえアメリカのいくつかの企業が落ち込んでも、アメリカ全体の株が落ち込まなければ、投資家が失敗するリスクを少なくできます。
しかも、積立NISAで投資できる銘柄は金融庁が審査しているため、基本的に悪質な銘柄がありません。
なので、投資初心者でも積立NISAなら安心して投資出来ます。
長期積立で複利効果を期待できる
積立NISAは20年という長期間で運用するため、複利効果を得やすい点も特徴的です。
みなさんは「複利」という言葉を知っていますか?
あの有名なアインシュタインの名言に「『複利』は人類史上最大の発見」という言葉があるように複利の力はすさまじいです。

そもそも金利には「元本が変わらない単利」と「利息を足して元本が増えていく複利」があります。
例えば単利で40万円投資し、毎年5%の利回りだったと仮定すると毎年の運用益は2万円です。
次の年も元本は40万円のままなので利息は毎年2万円ずつ増えていきます。
一方で、複利の場合は1年目の利息は同じ2万円ですが、元本に利息が追加されるため2年目は21000円が利息になります。
そして、3年目は441000円を5%で運用するため、下の画像のようにだんだんと差が広がっていきます。

複利の効果は長期間の運用であればあるほど大きくなるため、積立NISAによる資産形成へ大きく貢献します。
積立NISA失敗事例6選
ここからはつみたてNISA失敗による失敗事例を紹介していきます。
今回紹介する失敗事例は全てよくあることなので、参考にしてください。
暴落に耐えられず、売ってしまう
1つ目の失敗事例は「暴落に耐えきれず、損切りしてしまうこと」です。
リターンが大きい投資先には大きな損失もつきものです。
投資信託は常に儲け続けるのではなく、過去を振り返ると必ずどこかのタイミングで暴落が起きています。

最近だとコロナショックが有名ですし、現在も株価が暴落しています。
2018年から2019年は儲け続けたけど、2020年に起きたコロナショックで元本割れし、自分の資産が減り続けることへ耐えられずに売ってしまうパターンがあります。
しかし、これまでの歴史を振り返ると暴落が起きてもいつか必ず経済は回復しています。
だから、暴落が起きても絶対に売ってはいけません。
儲かったので、売ってしまう
2つ目の失敗例は先ほどと逆で「少し儲けたので売ってしまう」です。
少し儲けただけで売ってしまっては複利の力を活用できていません。
複利は時間をかけてこそ力を発揮するため、少し利益がでたからといって絶対に売ってはいけません。

貴重な非課税枠なので長期間使おう!
積み立てNISA口座を作ったが、株を買っていない
3つ目の失敗事例は「口座だけを作り、株そのものを買っていない」です。
これは結構あるあるであり、アンケートを取ると下記のような理由が出てきます。
- どの株を買ったらいいのか分からない
- 口座をつくってからめんどくさくなった
- 投資しても意味が無い気がしてきた
上記のような悩みは分かりますが、せっかく口座を作ったのに運用をしないのはもったいないです。
特に、積み立てNISAでは時間をかけることが大切なので、出来るだけ早めにどの銘柄を積み立てするのか選ぶことをオススメします。
積立金額を高くしてしまった
4つ目の失敗事例は「積立金額を高くしすぎた」です。

積立NISAの年間積立額の上限は40万円であり、12ヶ月で割ると月々33,333円になります。
複利の力を最大限生かすためには上限額である約3万円の積み立てが望ましいですが、年齢や環境次第では月々約3万円の積み立てが難しい人もいると思います。

給料が低いままなので結構きつい…
無理に上限額を積み立てたことで途中でやめたり、積立額を頻繁に何度も変えてしまったりすることは積立NISAにとって最悪です。
必ず毎月支払える金額に設定しておきましょう。
証券会社を適当に選んでしまった
5つ目の失敗事例は「証券会社を適当に選んでしまった」です。
積立NISAが利用できる証券会社はいくらでもあり、皆さんがいつも利用している地方銀行でも利用できる場合が多いです。

しかし、窓口のある銀行では基本的に手数料が高いため、長期投資では不利になりやすいです。
そのため、SBI証券や楽天証券、マネックス証券などのネット証券がオススメです。

窓口の可愛いお姉さんに釣られるな!
適当に投資先を選んでしまった
6つ目の積み立てNISA失敗事例が「適当に投資先を選んでしまった」です。
ネットで調べると大抵の記事では「米株や全世界株を買っておけば間違いなし!」と書いてあります。
もしそれを鵜呑みにして「みんなが買っているから」「人気があるから」と適当な気持ちで投資先を選ぶのは非常に危険です。
積み立てNISAを利用する目的や生活環境、年齢などはみんなバラバラなので、自身のビジョンに合わせた投資先を選ぶ必要があります。
誰かの意見ではなく、自分の意思で投資先を選ばないと何度も投資先を変えることになりやすいです。

ネットの意見なんて参考程度にしかならない
積立NISAで失敗しないための対処法
ここまで説明してきた失敗事例を防ぐ方法があるので紹介していきます。
多くの人がやっているので、参考にしてみてください。
はじめる目的を明確にする
まずは、自分が積立NISAをはじめる目的を明確にすることが大切です。
目的は「こどもの教育費」「老後の資金」「資産形成」など多数あると思います。

自身の目的を明確にすることで証券会社選びや投資先も決めやすくなり、適切な運用が出来るようになります。
自己防衛資金を貯める
積立NISAをはじめる前に貯金がない人は自己防衛資金を貯めておくことがオススメです。
自己防衛資金とは「失業した時に備えるお金」「病気や怪我によって収入が無くなった時に備えるお金」のように緊急の事態に備えるお金です。
自己防衛資金の金額は家庭環境によって異なりますが、収入の3ヶ月分以上とするケースが多いです。
もし自己防衛資金がないと急にお金が必要となった場合、せっかく積み立てしている投資資金を切り崩さなければいけません。
そのため、投資も大切ですが、まずは純粋な貯金をオススメしています。

積立NISAをやりながら自己防衛資金を少しずつ貯めるのもアリ!
「そもそも貯金が出来ない!」と悩んでいる場合は生活費を抑えられる経済圏を利用してみてください。
ネット証券会社を選ぶ
証券会社を選ぶときはネット証券会社がオススメです。
2022年5月現在のおすすめ証券会社は「楽天証券」「マネックス証券」「SBI証券」です。
最近は楽天グループの改悪が目立っているので、マネックス証券とSBI証券の人気が高い傾向にあります。
しかし、生活でよく利用するサービスやクレジットカードなどによって、3社のうちどれがオススメかは変わってきます。

改悪があっても楽天経済圏にいるなら楽天証券がオススメかな
そのため、自身が利用しているサービスや生活スタイルに合わせて選んでください。
自分の考えで投資先を選ぶ
米株や全世界株が人気ですが、周りに流されて投資先がコロコロ変わらないように自分の考えを持って選んでください。
私の場合はアメリカの株へ集中的に投資していますが、目的によっては日本企業へ投資することも全然アリですし、債券を集中的に買うのも良いと思います。
また、市場の平均以上の利益を出したい場合はアクティブファンドへ集中的に投資する方法があります。(実際に利益を出せるかは別として…)
ざっくりとした考えでも良いので、自分で考えて投資先を選ぶことがオススメです。
また、当ブログでは他にもお金に関する記事があるので良かったらどうぞ↓



特にビットコインは今後も伸びると期待されているのでオススメです。