この記事は以下の悩みや要望を持つ方にオススメです。
- YouTubeのチャンネルを運営する時はどの年齢層を狙えば良いの?
- 視聴者の年齢層によって登録者数や再生回数に差は出る?
- 今からYouTubeを始める場合、どの年齢層を狙えば良い?
以前の記事でチャンネル登録者数を増やす方法で視聴者の年齢層を考える必要があると説明しました。
【参考記事】体験談!6ヶ月間YouTubeに動画投稿して月収○○万円達成!5つのポイント
そこで今回は具体的に「チャンネルの年齢層が登録者数や再生回数へどのように影響するか」話していきます。
*ブログのアイキャッチ(サムネ)にはCanvaを用いています。
そもそもYouTubeの年齢層とは?
YouTubeの年齢層っていうのは視聴者さん達がだいたいどれくらいの年齢なのかを表しています。
視聴者の年齢層はチャンネルの伸び方にも大きく影響しており、動画投稿を始める前に絶対にどの年齢層を狙うのか考えておく必要があります。
例えば私はこれまでに3つのチャンネルを運営・収益化していますが、どれらも別ジャンルであるため視聴者の年齢層はそれぞれ異なります↓



視聴者の年齢層は投稿する動画の雰囲気やテーマなどによって大体決まります。
つまり、同じドッキリ系動画であっても10代に好まれる動画と40代に好まれる動画は異なってくるでしょう。
- 10代→学校関連や流行モノ
- 40代→仕事関連や家族関係
10代と40代どちらの視聴者を狙えば良いかは後から解説しますが、どの年齢層でも大切になるのは各動画で狙う年齢層を統一しておくことです。
なぜなら、狙う年齢層がバラバラな動画を一つのチャンネルにまとめていてもコアなファン=チャンネル登録者は定着しにくいからです。
そんなの当たり前じゃん!って思うかもしれませんが、登録者が100人にも達していないチャンネルでは年齢層がめちゃくちゃな場合が非常に多いです。
例えばゲーム実況だと、小中学生がメインターゲットのポケモンシリーズ動画と高校生や大学生がメインのモンハンシリーズの動画を交互に上げているチャンネルが存在します。
大物実況者であれば実況者自身のブランド力で視聴者がついてきますが、そうでない場合はメインターゲットが定まらず、登録者数・再生回数が安定しません。
仮に1本の動画が運よくバズっても、他の動画と年齢層が違い過ぎればファンとして定着する可能性は低くなります。
また、年齢層が異なると視聴者同士での争いも増える傾向にあります。
視聴者同士の争いはチャンネルの評価にも繋がるので避けておきたいことです。
したがって、新しくチャンネルを作り始める時は視聴者の年齢層をある程度絞って狙う必要があります。
ちなみに、チャンネルのジャンル&テーマまでバラバラの場合はさらに定着しないです。
【参考記事】メリット大!YouTubeは稼げるジャンル選びが大切な理由
特に、やってみた系やゲーム実況では狙える年齢層の幅が広すぎるあまり、動画ごとに狙える年齢層がバラバラになりやすいです。
逆に、ジャンル&テーマを明確にしている場合は年齢層を意識しなくても、自然と年齢層を絞り込む為チャンネルの視聴者に一貫性が生まれやすく、チャンネル登録率も高くなります。
また、現在のYouTubeは専門性が高いチャンネルを大切にする傾向があり、ジャンル&テーマに一貫があるチャンネルはバズりやすくなっているためジャンル&テーマを明確にすることはオススメです。
私も経験上、色んなジャンルの動画を投稿していた時はチャンネル登録者数が減る事も多かったです。
【参考記事】YouTubeのチャンネル登録者数が減る理由3選!
では、視聴者の年齢層は一体どの年齢を狙う事が正解なのでしょうか?
次の章では、若い世代=学生、大人の世代=社会人、これら二つの視聴者層を狙った場合のメリットとデメリットについて話します。
YouTubeで学生層を狙うメリット&デメリット
ここで学生層とは主に10代から20代前半までのこととします。
学生層を狙うメリット
ユーザー数が多い
ユーザー数が多い事はチャンネル登録者数を増やすうえで最も大切な事です。
また、ユーザー数が多ければ多いほどチャンネルが伸びる速度が早く、最大チャンネル登録者数も大きくなりやすいです。
これは実際にトップYouTuberの多くはメインターゲットとなる年齢層が若い人たちである事からも分かります。
一人当たりの視聴時間が長い
仕事に疲れて動画を見る体力もない社会人に比べて学生は非常に元気なうえ、学生は社会人よりもお金が無いため無料で楽しめるコンテンツであるYouTubeを長時間見る傾向にあります。
現在のYouTubeでは動画を長くみてもらえるほどYouTube運営から質の高い動画と評価される為、このメリットは非常に大きいです。
【参考記事】YouTubeの動画時間は短いのと長いのどっちがいい?
そのため、大きくバズりたい場合は若い世代を狙った方がオススメです。
SNSや口コミで拡散されやすい
学生にヒットすると一気にバズる原因にはSNSや口コミもあります。
若い世代ほどSNSを上手く活用する為、自然と動画が拡散されて新規視聴者を獲得しやすいです。
また、学生には学校というコミュニケーションの場が設けられているのも利点の一つです。
給料を貰っている会社でプライベートな事は話しづらいですが、学校ではYouTuberについて気楽に話す場合が多く、話し合いに参加していない人物でも同じクラス内にいれば自然と話が聞こえる事もあるため若い世代は拡散力が大きいです。
これだけメリットがあると、学生を狙った方が良いのでは?と思うかもしれませんが、デメリットもあります。
学生層を狙うデメリット
ライバルと先駆者が多い
若い世代狙うことは非常に大きなリターンがあるため、ライバルや先駆者が非常に多いです。
例えばYouTube界で絶対的な地位に君臨しているHIKAKINさんや色々話題になっているコムドットさんなど、強力なライバルが大量に存在します。
当然ですが、先駆者やライバルがいると自分のチャンネルに視聴者が回ってきませんし、回ってきても自分より面白い人に視聴者を奪われてしまいます。
そのため、YouTubeチャンネルが伸びるまでは地獄のような道になり、伸びた後も熾烈な視聴者の奪い合いが起きます。
ネタや流行についていけなくなる
若者の文化や言葉はSNSの発展によって急速に変化しています。
いわゆるJK語をイメージしてもらうと分かりすいです。
流行したワードがあっても1、2年経てば死語扱いされるため、常に流行に対するアンテナを張っていないとすぐについていけなくなります。
投稿者自身が若ければ気にならないかもしれませんが、歳をとれば誰でも若い世代の流行についていけなくなるため大きなデメリットです。
また、若い世代を狙うと流行に便乗した動画がチャンネルに増える傾向があありますが、そのような動画は賞味期限が短いため不労所得を得たいと思ってYouTubeを運営している人には向かないでしょう。
炎上&オワコン化しやすい
学生は社会人に比べれば失敗経験が少ないため、他人の失敗に対しても高圧的になりやすい傾向があります。
その結果、小さなことでも炎上の火種になりやすいです。
また、炎上が一気に広まるため真偽がねじ曲がって広がる場合もあり、過剰にユーザーから叩かれる傾向にあります。(例.チョコレートスモーカーズ)
しかも、過剰に叩かれる状況になっても、炎上している本人が真偽を否定しても効果が薄い(薄いどころか悪化するケースもある)ため、どうしようもなくなります。
以上のことから一回炎上すると復帰も難しく、若い世代を狙うとオワコン化しやすいです。
【参考記事】オワコンYouTuberの未来は?復活できる?
以上のことから、学生世代を狙った場合はハイリスク&ハイリターンになりやすいです。
社会人層を狙うメリット&デメリット
ここでは主に20代前半以降の方を社会人層として扱います。
社会人層を狙うメリット
ここまで見ると分かると思いますが、このメリットは学生層を狙ったデメリットの反対です。
反対にしただけなので、ここでは詳しい説明は省略します。
社会人層を狙うデメリット
ユーザー数が少ないと拡散されにくいは学生層のメリットの反対の為、詳しい説明は省略します。
専門性が求められる傾向あり
年齢が上がれば、自らのスキルや利益のために動画を見ることが多くなります。(ビジネススキル、料理のレシピ、DIY、副業系など)
その為、社会人層に向けた動画は社会的な価値や利益につながる知識を求められる傾向にあります。
しかし、社会的な価値や利益につながる知識を提供することは誰にでも出来ることではありません。
また、知識や経験を提供する場合はある程度の信頼できる実績が無ければ視聴者は納得しにくいため、資格や過去の実績などが無い人には伸びる動画を作る事が難しいです。
【参考記事】底辺YouTuberに共通する特徴7選!【体験談】
動画を作るのは大変ですが、その分動画には社会的な価値があるため流行などに左右されにくいチャンネル運営が可能になります。
以上のことから、社会人をターゲットにした場合はローリスク&ローリターンの運営になりやすいです。
まとめ
- 学生をターゲット→ハイリスク&ハイリターン
- 社会人をターゲット→ローリスク&ローリターン
と分析しました。
もちろん、人それぞれな部分もあるため例外は存在します。
YouTubeで動画投稿する目的も人それぞれであるため、この記事を参考にどの視聴者層を狙うか考えていたたければ幸いです。
また、下の記事ではチャンネル登録者数1000人突破するまでの過程を記事にしたので参考にしてみて下さい。
【参考記事】チャンネル登録者1000人到達までにやってよかったこと