この記事は下記の考えや疑問を持つ人にオススメです。
- ゲーム実況者はライブ配信をすることが当たり前
- ゲーム実況でライブ配信するデメリットは何?
- 動画編集はめんどくさいからライブ配信をしたい
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。

ゲーム実況市場では常にライブ配信をする実況者へ需要があります。
しかし、まだ無名の底辺ゲーム実況者にとっては小さなメリットと大きまデメリットしかありません。
今回はゲーム実況で収益化を達成した経験もあり、現役で動画投稿もしているちゃすくがなぜ底辺ゲーム実況者にライブ配信をオススメしないのか解説していきます。
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底辺実況者がライブ配信してはいけない理由7選

上記の考えなら、そもそもこの記事を開かないと思うけどね
誰もライブ配信を見に来ない
まず、底辺実況者がなんとなくYouTubeでライブ配信しても誰も見に来ません。
芸能人やインフルエンサーでない限り、初じめてのライブ配信から誰かが見てくれる事はほぼあり得ません。

それにもかかわらず、「長時間配信していれば誰かが見に来てくれる」と考えている底辺実況者は多いです。
YouTubeが今ほど認知される前であれば可能でしたが、今では魅力的なゲーム配信者が多いのでわざわざ底辺の配信を見る視聴者は少ないです。

インプレッションされないから知られることすら無い
そのため、今からゲーム配信をする場合は最低でも下記を意識しないと、なかなか視聴者が集まりません。
- どんな視聴者をターゲットにするのか
- 配信で視聴者へ何を提供できるのか
- 他配信者と差別化できる点は何なのか
下の記事では視聴者が来ない理由と対策をまとめてあるので、合わせて読む事をオススメします。
動画よりも一気にバズる事が無い
ライブ配信はコンテンツの都合上、動画よりも一気にバズることがありません。
動画や配信のアーカイブがブラウジング機能でバズるためには下記の2点が大切です。
- サムネのクリック率
- 動画の視聴者維持率

ブラウジング機能が何なのか知らない人はこちらへ
配信のアーカイブは再生時間が1時間を超える場合も多いため、ほとんどの視聴者はクリックしません。
仮にクリックしても大半の視聴者は面白そうな部分しか再生しないため、視聴者維持率が非常に低くなります。
そのため、配信のアーカイブは通常の動画よりも圧倒的にバズりにくいです。
バズらないという事は一気に再生回数や登録者数が増えることもありません。
実際に私は登録者10万人超えVtuberの運営相談を受けていますが、動画をアップするようにアドバイスしたら登録者の増加スピードが倍以上になりました。

また、企業勢Vtuberの場合も集客方法はライブ配信よりも切り抜き動画がメインになっています。
底辺ゲーム実況者の場合は最初に「集客」が必要なので、ライブ配信よりも動画投稿を優先した方がオススメです。
YouTubeの収益化審査が通らない
YouTubeの収益化審査は下記の条件だけだと思っている人が多いですが、本当は少し違います。
- チャンネル登録者数1000人以上
- チャンネルの総再生が4000時間以上
実際に私もゲーム配信で上記の条件を達成した時に収益化審査を申し込みましたが、半年以上も音沙汰がない状態でした。

その後、別チャンネルも合わせて3回収益化してきた経験から考えると、詳しい収益化条件は下記になります。
- チャンネルを自然に登録し、定期的に動画を再生する登録者が1000人以上
- 総再生時間4000時間の内9割以上が自然な視聴者であり、半年で十分な時間を得ている
- 転載である動画を主軸にして登録者数&再生時間を増やしていない
- 収益化条件(チャンネル登録者数&総再生時間)を余裕で到達する(見込みがある)
- 反社会的、実際の人物や団体に迷惑をかける動画を出していない
- YouTubeに「チャンネルの価値が無い」と判断されない動画を出している
- YouTubeの利用規約に違反する動画を出していない
ゲーム配信ではコツコツと登録者を増やす運営方法になりやすいため、上記の1.と4.を達成しづらいです。
もしゲーム配信の目的が「YouTubeで稼ぐこと」である場合は収益化条件を達成する為にも、ライブ配信より動画投稿を優先するべきです。
ゲーム配信と収益化審査の関係性については下記事でさらに細かく解説しているので、興味がある場合は確認してください。
編集技術や企画のセンスが磨かれない
ライブ配信をする人の中には「編集や企画をするのが嫌だから」という人もいるでしょう。
しかし、YouTubeで活動を続けていく時は必ず編集や企画の知識&経験が必要になります。
実は「ライブ配信で登録者1000人突破してから編集を始めればいいでしょ?」と私も最初は考えてました。
しかし、1000人突破しても視聴者がどんな動画を求めているのか分かりませんし、企画の発案にも慣れていないので上手くいきません。

また、「編集は外注すれば良い!」と思う人がいるかもしれませんが、自分自身に編集の知識や経験がないと外注しても相手ばかりが都合の良い条件になりやすいです。
実際にクラウドワークスでは動画へ慣れていない企業が編集を依頼した時に、高すぎる金額で見積もりが提出されることがあります。
編集の大変さや技術を知っていれば下画像のように格安で編集を外注出来るので、自分でやってみることは大切です。

登録する視聴者の性質が偏る
当たり前のことですが、視聴者はそれぞれ違う人間なので「Vlogが見たい人」「ゲーム実況が見たい人」「雑談が聞きたい人」のように性質が違います。

チャンネルの視聴者が一定のジャンルを求めていることは良いのですが、ライブ配信の場合は大きなデメリットがあります。
実はライブ配信を見る視聴者はチャンネルに求めるモノが「配信者とのコミュニケーション」になりやすいです。
コミュニケーションは非常に大切ですが、下記の様なデメリットが発生しやすいです。
- 視聴者が普通の動画を求めない様になる
- 同接が増えると相手にされない視聴者が増える
- プロデューサー気取りの視聴者が増える
特に上記の2.は1番大きなデメリットであり、「相手にされないから」という理由で他の配信者へ視聴者が流れてしまいます。

配信者が視聴者全員とコミュニケーションを取るのは無理…
そのため、ライブ配信中心で登録者を増やすと登録者数や活動歴の割に同接が少ない状態へなりやすいです。
強力なライバル配信者が多い
YouTube上ではいつでも誰かがライブ配信をしており、ライバル配信者が多いです。
しかも、YouTubeの視聴者は男性の方が多いので、ルックスの良い女性ゲーム配信者へ視聴者を奪われやすいです。


総務省情報通信政策研究所によって男性視聴者が多いのは明らか
また、最近ではルックスに自信が無い女性実況者でもVtuberになることで大きな人気を得ています。
その人気を得ている様子を見て他の女性も参入してくるため、女性が人気になりやすい活動スタイルはレッドオーシャンになりやすいです。
レッドオーシャンになれば女性でも人気になることが難しいため、ゲーム配信はあまりオススメしません。
ゲームが上手くならない
ゲーム配信経験がある人は分かると思いますが、配信中は実況やネタよりの行動が原因となって通常プレイ時よりもゲームのスキルが上達しません。

プロゲーマーもガチる時は黙るね
しかし、視聴者がゲーム実況市場に求められているコンテンツは「上手なゲームプレイ」の割合が年々大きくなっています。
そのため、今後のゲーム実況者は他の実況者よりも強い事が大切になってきます。

それにもかかわらず、無駄にライブ配信をしてゲームスキルを磨かけないのは大きなデメリットです。
底辺ゲーム配信者の場合は1時間のライブ配信をするよりも黙ってゲームを1時間プレイし、ハイライトをクリップとしてアップした方がオススメです。

ハイライトなら短いから後付け実況もやりやすい
しかも、ゲームが下手な場合はライブ配信で視聴者が来てもめちゃくちゃバカにされます。
「底辺+ゲーム下手+配信」の組み合わせは最悪なので、ゲームが下手な場合は動画がオススメです。
底辺ゲーム実況者は動画投稿がオススメ
ここまで解説してきた通り、底辺ゲーム実許者はライブ配信よりも動画投稿を頑張った方がリターンは大きいです。
今はAdobe社が販売しているPremiere Proの様に「自動字幕起こし機能」を搭載した動画編集ソフトも珍しくありません。

AIが動画内の音声を自動で字幕にしてくれる
動画編集に慣れてない人でも時間をかけずにゲーム実況動画を編集できるので使ってみてください。
動画編集ソフトは自動字幕起こしがある
AdobeのPremiere Proがオススメ!
\今なら無料体験版もある/
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