この記事では以下の悩みや疑問を持つ方にオススメです。
- YouTubeを始めたけど、全然伸びない!
- なんで自分が底辺YouTuberのままなのか分からない
- 動画は面白いのに全く伸びない!なぜ?
今や小学生のなりたい職業ランキングに毎回ランクインするYouTuberですが、多くの人がYouTubeドリームを夢見て挑戦し、失敗・諦めています。
私も登録者数1万人のアカウントを持っていますが、何種類ものアカウントで諦め、挫折し今に至ります。(ハッキリ言って私自身にYouTubeの才能は有りません)
そこで、これからYouTuberを始めたい方が同じ失敗や挫折をしない為に私自身の経験を踏まえて
底辺YouTuberに共通する7つの特徴
を解説します。
記事作成者cHask
*ブログのアイキャッチ(サムネ)にはCanvaを用いています。
底辺YouTuberに共通する特徴7選
この記事では、「底辺YouTuber=1年経っても収益化出来ていないチャンネル」とします。
実績・肩書き・特徴、何も無い
1番底辺YouTuberに共通している事は分かりやすい特徴や実績が何も無いことです。
通常、YouTubeで伸びるためには一般人とは異なる「何か」が必要になります。
例えば以下のようなものが当てはまります。
- ボクシングの大会で優勝した事がある
- 学生時代に模試で一位になった事がある
- 副業で月100万以上稼いだ事がある
上の実績は誰が聞いても凄いと思えるほど、分かりやすくて伝わりやすいため一気に人気が出やすいです。
しかし、多くの底辺YouTuberには伝わりやすい実績や肩書きなどを持っていません。
また、本当は実績を持っているのに活かしていない又は活かし方が悪いケースも多いです。
例えば「AさんはApple信者です」と紹介しても大した事が無いように聞こえますが、「Aさんはこれまで100万円以上もApple製品を買うほどのApple信者です」と紹介すると前者よりも「Apple信者」という肩書きが分かりやすくなります。
出来るだけ実績や特徴を数値化すると、知らない人にも分かりやすく伝わるためオススメです。
また、必ずしも良いことだけが実績になる訳ではありません。
先ほどの「Apple信者」である事は世の中にとっては別に良い事でも悪い事でもありませんが、「100万円」という数字が付くだけで何だか凄い実績に見えます。
他にも下のような普段の生活では役に立た無い実績もYouTube上では立派な実績です。
- 100回フラれた事がある
- リボ払いで200万の借金をした事がある
- 40年間毎日欠かさず牛乳を飲んでいる
- 20代で禿げた
一気に伸びているYouTuberは持っている実績を上手く表現しているので、まずはあなたが提供出来る実績を見直すと良いかもしれませんね。
動画制作が仕事だと思っている
底辺YouTuberの多くは動画を作る事がYouTuberの仕事だと思っている特徴があります。
しかし、YouTuberの仕事は動画を作る事ではありません。
YouTuberの仕事は視聴者の需要を見極める事です。
実際に、多くのチャンネルが漫画動画を上げていますが、あの動画はほとんどが外注で出来ています。(外注方法解説→ココナラで外注する方法)
そのため、チャンネル責任者は動画自体の制作にはほぼ関わりません。
では漫画動画のチャンネル責任者の仕事は何かと言うと、彼らの仕事はどんな内容の動画が伸びるのか需要を見極める事です。(それすらも外注する場合も有り)
企業で例えると、企画やマーケティングを行なっている社員と同じです。
したがって、YouTuberはどんな動画なら視聴者の需要に答えられるのか考える必要があります。
しかし、底辺YouTuberのほとんどは需要が存在しない自己満足の動画を上げているため伸びません。
とは言っても、需要を見極める事は企業の花形職である企画やマーケティングに相当する仕事であるため非常に難しく、需要が無い動画を作ってしまう事は仕方ないのかもしれません。
ライバルが自分に近い底辺YouTuber
底辺YouTuberは自分と同じ様な境遇の人をライバル視して頑張っている人が多いです。
しかし、底辺YouTuberのライバルは同じような底辺では無く、同じジャンルの人気YouTuberです。
最初から人気YouTuberに勝てるような動画を出していないと視聴者から「〇〇さんの劣化」という印象を持たれるだけです。(印象すら持たれないかも)
そのため、同じジャンルの人気YouTuberよりも優れている部分を強調していく必要があります。
- 企画や動画編集のセンス
- YouTuber自身の実績や容姿
- 分かりやすい表現や話し方
自分と同等の人間と比較するのでは無く、上に存在する人間と比較して優れている部分を強調する事が大切です。
一貫したコンテンツを提供してない
底辺YouTuberの多くは投稿している動画のジャンルがバラバラという特徴があります。
基本的に動画のジャンルは統一した方が視聴者は続けて動画を見やすく、再生回数と登録者数が増加しやすいです。
いわゆる「やってみた系YouTuber」の場合はジャンルを統一する事は難しいですが、伸びているYouTuberには動画に一貫したコンセプトや雰囲気があります。
- 大量にお金を使う
- 数字や物理系の動画を出す
- 地元ノリを大切にしている など
上のようなジャンルとまではいかなくても、何か雰囲気で伝わるチャンネルの空気感やコンセプトがあると、それを気に入った視聴者は同じコンセプトの動画=チャンネルの他の動画を見ようとします。
そのため、何か一貫したチャンネルのジャンルやコンセプトを持つ事が大切です。
しかし、他の人が真似しやすいジャンルやコンセプトはライバルが大量に発生しやすく、自身が開拓したジャンルであってもオワコンと呼ばれてしまうケースが多いです。
- Vtuber
- Vlog
- ランキング比較 など
上のジャンルは比較的流行ってから新しいジャンルですが、多くの人が簡単に参入出来たため競走が激しく、再生回数が一気に落ちるケースも珍しくありません。
そのため、出来るだけ他の人には真似しづらいジャンルやコンセプトをオススメします。
【参考記事】稼げるジャンル選びが大切な理由
3か月経つと動画投稿を止めている
底辺YouTuberの動画を見ていくと面白いのに動画本数30本・3ヶ月ほどで辞めてしまう人が非常に多いです。
正確なデータは載っていませんでしたが、一部のブログでは
「新人YouTuberの90%以上が3ヶ月も継続出来ずに動画投稿を辞めている」
と紹介されていました。
しかし、今人気YouTuberになっている方も3ヶ月以内に収益化出来た人は少ないです。
実際に、現在チャンネル登録者数400万人を超えている「水溜りボンド」さんでも登録者数1000人突破まで3ヶ月以上かかっています。
現在はYouTuberの数が非常に多い為さらに伸びにくい状態です。
そのため、少なくとも1年くらい動画投稿を続ける気持ちで運営していないと、先に心が折れて底辺YouTuberのまま辞めることになります。
視聴者の快楽物質を発生させてない
底辺YouTuberの特徴として新しい事や誰も見たことない事に挑戦していない事があります。
視聴者は常に新しい事や普段手に入らない考えを求めています。なぜなら人は新しいモノや知らなかったモノを知ると、快楽物質であるドーパミンが発生して喜びを感じるからです。
ドーパミン系は、予期せぬものを見出したり、新しいものを期待したりすることで活性化される
ワシントン州立大学の神経科学者ヤーク・パンクセップ
そのため、視聴者は自分では想像も出来ない動画を常に求めているので、本気で人気になりたいYouTuberは常人では予想できない動画を作らなければなりません。
動画投稿をする時は自分の動画で視聴者にドーパミンが発生するのか常に意識しなければなりません。
簡単に視聴者の快楽物質を刺激出来る手段として以下の方法があります。
- 動画内に役立つ情報量を多くする
- 情報に疎い視聴者をターゲットにする
- 新しい情報を扱う、既存の情報と比較する
大量の情報を扱うランキング動画やアプリゲームのアプデ動画は上の手段に当てはまっており、簡単に視聴者の快楽を発生させています。
ただし、完全なオリジナルコンテンツで視聴者の快楽物質を刺激することは非常に難しいです。
そのため、完全な動画投稿初心者であれば既存コンテンツの情報を利用した動画を作ることがオススメです。
小手先の努力しかしていない
底辺YouTuberの多くが「自分が伸びないのはサムネやタイトルが悪いから」と考えていますが、一番大切なのは視聴者に何を提供できるかです。
そのため、下のような小手先の努力ばかりに時間を費やしているYouTuberは時間を無駄にしています。
- ひたすら魅力的なサムネの追求
- 動画編集のテロップや効果音を増やす
- 検索・関連動画に表示されタイトルを考える
もちろん、全く効果が無いわけではありませんが、そもそも提供するモノが悪くては意味がありません。
ただのゴミを外見だけダイヤモンドにしようと努力しているのと同じです。
仮にゴミを魅力的に見せて人気が出たとしても、毎回ゴミを魅力的にするのは非常に大変であり、絶対に長く続きません。
そのため、最初からダイヤモンドを提供出来るように正しい努力をすることが大切です。
まずは提供するモノを見極めて、YouTubeのシステムを理解することがオススメです。
【参考記事】バズる為にはブラウジング機能?
まとめ
底辺YouTuberに共通する特徴は以下の7つ。
- 実績・肩書き・特徴、何も無い
- 動画制作が仕事だと思っている
- ライバルが自分に近い底辺YouTuber
- 一貫したコンテンツを提供してない
- 3か月経つと動画投稿を止めている
- 視聴者の快楽物質を発生させてない
- 小手先の努力しかしていない
特徴に気付いても、これらを完全に改善することは非常に難しいです。
そのため改善できるものは改善して、ある程度の妥協をすることがオススメです。
また、下の記事では初心者YouTuberの平均再生回数について解説しているので一緒に読むとオススメです。
【参考記事】初心者YouTuberの再生回数最初はどれくらい?