2021年、世界規模のウイルスの影響で動画市場の需要は急速に大きくなりました。
その結果、既存のサービスであったYouTubeやニコニコ動画も大きく発展しましたが
新規の動画&配信サービスも数多く誕生、或いは大きく認知されるようになりました。
今、新規動画サービスの中ではTikTokが最も勢いがあるでしょう。
そのため、「動画投稿をしたいがYouTubeとTikTokどっちが良いか分からない」という方もいると思います。
そこで今回は、現役でYouTubeに動画投稿している私が
YouTubeとTikTokどちらに動画投稿するべきか
解説します。
YouTubeとTikTokの概要
まず、YouTubeとTikTokの比較をしましょう。
YouTube
- 動画時間は数十秒から数時間まで幅広い
- 日本での月下利用者6500万人超
- 収益化が可能
TikTok
- 動画の最大時間は60秒
- 日本での月刊利用者数950万人
- 視聴回数が増えやすい
TikTokuは口パク動画やカジュアルなダンス動画などが多く投稿されています。
YouTubeにもそのような動画は投稿されていますが、再生回数が多いものはプロのダンスであったり、YouTubeで配信されているMVであることが多いです。
YouTubeとTikTokでは特色が異なるため、それぞれの特徴を確認しながらどちらが良いか説明します。
収益化の有無
YouTubeの動画が広告収益を得られることは有名ですが、TikTokはどうでしょうか?
現在、TikTokで収益をいただく方法はありません。
(視聴者さんからの直瀬的なプレゼントは除く)
そのため、収益をもらうために動画を投稿したい方は最終的にYouTubeを行う必要があるでしょう。
追記
TikTokは動画時間が短いため、あまり動画広告には向いていません。
広告を出してしまうと動画よりも長くなる可能性がありますからね。
そのため、投げ銭やメンバーシップのような機能は今後追加されていくでしょうが、動画広告がつく可能性は低いでしょう。
ファンの増え方
ファンの増えやすさは圧倒的にTikTokの方が増えやすいです。
YouTubeの場合は新規チャンネルの動画は投稿し1ヶ月経っても、再生回数が一桁なのはザラにあります。
詳細は下の記事参照
2021年:初心者のYouTube再生回数、最初はどれくらい?動画投稿者解説
しかし、TikTokではサイトの性質上、新規投稿者であっても二桁くらいの視聴回数は簡単に得ることができます。
視聴回数の増加≒ファンの増加であるため、視聴回数が増えやすいTikTokの方がファンが増えやすいでしょう。
また、TikTokは動画時間が短い上、TikTok上で動画編集を行うため新規投稿者と既存の投稿者の動画クオリティの差が開きにくいです。
一方、YouTubeは既存の投稿者は動画投稿に時間をかけている分、動画のクオリティ(編集やトークなど)が新規投稿者よりも高いです。
YouTubeの視聴者はそのようなハイクオリティの動画を見慣れているので、新規投稿者の動画では「面白くない」「わかりにくい」と感じることが多いです。
当然、ネガティブな感情をもたれるとせっかく見てもらえても、ファンになることはないでしょう。
その結果、YouTubeはTikTokよりもファンが増えにくいです。
YouTubeでチャンネル登録者数を増やす場合は下の記事にまとめてあるようなことに気を付けなければならないので大変です。
動画のジャンル
TikTokはユーザー層やサイトの雰囲気から、「教育的価値のある動画」よりも「エンターテイメント向き動画」の方が需要があります。
そのため、専門性の高い動画を投稿している方はあまり居ませんし
そのような動画を求めてTikTokを見ている視聴者もいないでしょう。
その結果、TikTokに投稿できる動画のジャンルはそれほど多くありません。
一方で、YouTubeは視聴者さんが分からないことを調べるためのツールとしても用いられているくらい、ジャンルが広く専門性の高いチャンネルがあります。
そのため、マイナーなジャンルに動画を投稿したい場合や専門性の高い動画を投稿したい場合はYouTubeの方が適しているでしょう。
YouTubeのジャンル選びの参考に!↓

動画サイト自体の将来性
では、動画サイト自体の将来性はどうでしょうか?
これは流石にYouTubeが圧倒的に将来性があるでしょう。
まず、日本国内においてYouTubeの月間利用者数はTikTokの6倍以上います。
ユーザーがいなくなれば、サイトの存続が危うくなるので6倍も差があるのは大きいでしょう。
また、YouTubeは天下のGoogleが運営しているサービスの一つです。
そのため、動画サイトの安全性&安定性&将来性は圧倒的です。
正直、TikTokでは安全性、安定性、将来性どれをとっても勝ち目がありません。
さらに、TikTokは中国産アプリということで、一部の方からはサービスの実態を実際以上に悪く言ったり、批判的な意見を投げられたりしています。
事実がどうであれ、このようなユーザーがいるとアプリの信頼性が落ちるのは間違い無いでしょう。
まとめ
以上より、ファンの獲得ではTikTokが優勢であるが、それ以外の点ではYouTubeの方が優勢である。
このような結論となりました。
気軽に動画投稿を楽しみたい場合はTikTok、長く専門的に他のしたい場合はYouTubeに動画投稿することをお勧めします。
YouTubeのファンの増やし方は以下の記事で対策することが可能なので、読んでいただけると嬉しいです。
