この記事は以下の要望や疑問を持つ方にオススメです。
- Mac bookしか持ってないけど、Switchの実況をしたい
- iMacでps5のゲーム配信をしたい
- Mac対応のキャプチャーボードってどれ?
- MacのOSに対応する動画編集ソフトってある?
上の悩みはMacしか持っていないけどゲーム実況したい人にはよくあると思います。
私もMac bookでゲーム実況を録画して編集していたので気持ちは非常によく分かります。
そこで、この記事ではMac実況者だった私が
MacでSwitch&PS5のゲーム実況のやり方
を解説します。
記事製作者cHask
*ブログのアイキャッチ(サムネ)はCanvaで制作しています。
任天堂SwitchやPS5をMacで実況する方法
まずはゲーム実況と聞いて一番想像しやすい任天堂SwitchやPS5などのゲームハードの実況方法を解説します。
特に任天堂Switchはpcが無いと十分なゲーム実況が出来ないため、この記事では任天堂Switchを例として解説します。(PS5も接続方法は同じなので置き換えてください)
任天堂SwitchのゲームをMacで実況する大まかな流れは以下の通りです。
- キャプチャーボードでMacにSwitchを接続
- MacにSwitchのゲーム映像・音声を取り込む
- Macの録画ソフトでゲームを録画&実況
分からない機材もあるかもしれませんが、順番に解説していくので安心してください。
*もしまだMacを持ってない場合、私はこちらの理由からWindowsをオススメしてます。
キャプチャーボードでMacにSwitchを接続
MacでもWindowsでもゲームハードの映像・音声を取り込むためにはキャプチャーボードが必要になります。(下画像)

上の画像のようにSwitchとMacをHDMIケーブルで接続することで、Macの画面にSwitchのゲーム映像・音声を取り込めます。
後は取り込んだ映像・音声を配信・録画ソフト(OBSなど)で表示することでゲーム実況を行うことが出来ます。
そのため、Macでswitchのゲーム実況をするにはキャプチャーボードが絶対に必要です。
キャプチャーボードは価格が2000円~30000円ほどで幅広いですが、Macの場合は絶対に「安い」という理由だけでキャプチャーボードを選んではいけません。
なぜなら、キャプチャーボードの中にはMacに対応していない商品もあるうえ、安いキャプチャーボードはソフトウェアエンコード=pc側でゲーム映像の変換作業を行うからです。
【関連記事】Mac対応!初心者におすすめのキャプチャーボード
GPUを搭載しているiMacであればソフトウェアエンコードでも十分対処出来ますが、GPU非搭載のiMacやMac bookシリーズでは変換作業が処理できず、低画質(360p)でしか録画出来ない場合があります。(しかも、エンコード方法を表記して無い悪徳商品も多い)
実際に私が2000円ほどの安いキャプチャーボードを使ってMac bookで実況映像を撮影すると、画質は悪く、音ズレも酷かったため絶対にエンコード形式には気を付けてください。
そのため、キャプチャーボードを買うときは必ずMaac対応のハードウェアエンコードのキャプチャーボードにしてください。
また、ハードウェアエンコードはキャプチャーボード側でゲーム映像を処理するためpc上に映像が映るまでラグ(遅延)が発生します。(0.1~1秒ほど)
そのため、ラグが無い状態でゲームがしたい場合は遅延の無い映像を別モニターに出力するパススルー機能が必要です。(下画像がパススルーの様子)

下の表では、「Mac対応・ハードウェアエンコード・パススルー機能付き」のキャプチャーボードをまとめてあるので参考にしてください。
商品名 | AVerMedia Live Gamer Portable 2 PLUS AVT-C878 | AVerMedia Live Gamer Portable AVT-C875 | iFormosa HDMI USB キャプチャーボード | I-O DATA キャプチャーボード GV-HDREC |
商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
画像引用元 | https://www.avermedia.co.jp/ product-detail/GC513 | https://www.avermedia.co.jp/ product-detail/C875 | https://amzn.to/3giWuiI | https://amzn.to/3pPPT2d |
価格 | 23,760円(Amazon) | 8,493円(Amazon) | 5,980円(Amazon) | 11,373円(Amazon) |
録画画質 | 1080p/60fps | 1080p/60fps | 1080p/30fps | 1080p/60fps |
特徴 | 4Kのパススルーに対応。 簡単に配信・録画出来るソフト付き。 動画編集ソフトPowerDirector付き。 microSDへ単体録画可能。 | パススルーに対応。 簡単に配信・録画が出来るソフト付き。 SD カードに単体でも録画可能。 | 4Kのパススルーに対応。 シンプルイズベストな商品。 | pcに画面を映さずUSBに保存するタイプ。 pc接続で直接保存も可能。 付属ケーブルでレトロゲームにも対応。 |
Amazon/楽天 | Amazonで評価を確認/楽天で評価を確認 | Amazonで評価を確認/楽天で評価を確認 | Amazonで評価を確認/楽天で評価を確認 | Amazon で評価を確認/楽天で評価を確認 |
個人的にAVT-C878 PLUSは使いやすくて私も愛用しており、最俺の「キヨ」さんも使っていたのでオススメです。
MacにSwitchの映像・音声を取り込んで実況
キャプチャーボードを用意したら、Macと接続してください。基本的にUSBのケーブルをpcに挿すだけなので簡単に接続できます。(下画像のように接続)

もしMac以外にディスプレイを用意できない場合はゲーミング用モニターなどを購入するか、遅延しているMac上の画面でゲームする必要が
これで接続は完了しましたが、この状態ではゲームの映像はMacに映りません。
なぜならゲームキャプチャーで取り込んだ映像・音声は録画・配信ソフトで開かなければ確認出来ないからです。
そこでキャプチャーボード付属のソフトかフリーソフトのOBSを使います。
この記事では幅広い動画投稿・ライブ配信サイトで使えるOBSで解説を進めます。
以下の手順でMac用のOBSをダウンロードしてください。
- OBS公式サイトへアクセス、「mac OS 」のインストーラーをダウンロード
- ダウンロードファイルを実行、許可するとインストーラーが起動
- インストーラーの指示に従い、OBSをApplicationに追加
- Applicationを確認するとOBSがインストールされている
OBSの詳細なダウンロード方法と初期設定の仕方は下の記事にまとめてあるので、心配な方は下の記事から確認してください。
【参考記事】OBSのダウンロード方法から使い方まで解説!
OBSダウンロード後、Switchの映像をMacに表示する手順は以下の通りです。(Switchを起動した状態で行ってください)
- OBS起動後の画面にある「ソース」の「+」をクリック
- 「映像キャプチャデバイス」をクリックして追加(名前は何でもok)
- デバイスを選択すると映像が表示(キャプチャーボードを選ぶ)
- 音声出力モードは「音声のみをキャプチャ」にする
これでOBS上にゲームの映像が映ります。ゲームの音声はMac上からは聞こえませんが、右下に表示されているキャプチャーボードの音声が動いているので取り込んでいます。(もし動いてない場合は「デスクトップ出力に切り替える」)
基本的に自分がゲームをする時に聞く音声はパススルー先の音声を聞いてください。
次に、実況の声を入れるためにマイクの設定を以下の手順で行います。
- マイクをMacに接続(内臓マイクの場合は必要なし)
- ソースの「音声入力キャプチャ」を選択して追加
- 実況に使用するマイクを選択
- 正しく接続されると右下のバーが声に合わせて動く
マイクの音量は音量バー下のシークバーで調整出来るので、ゲーム音声も同様に調整して最適な音量にしてください。
マイク選びで悩んでいる場合は論破王である「ひろゆき」さんも使っているマイクを紹介しているので参考にしてください。
【参考記事】ゲーム実況にオススメのマイク3選!
後は、「録画開始」か「配信開始」を押すと始まります、終わるときは「録画終了」「配信終了」を押してください。
これでMacでゲームハードの実況を行うことが可能です。
Macでゲーム実況の動画編集
ゲーム実況の撮影が終わったら、Macで動画編集する必要があります。
Macで使える良い動画編集ソフトは非常に少ないので、オススメのソフトを紹介しておきます。
(詳細な解説はこちらの記事でしています。)
商品名 | Filmora | Adobe | iMovie | Final Cut Pro |
商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() | |
画像引用元 | https://filmora.wondershare.jp | https://www.adobe.com/jp/ products/premiere.html | https://www.apple.com/jp/ imovie/ | https://www.apple.com/jp/ final-cut-pro/ |
価格 | 9,980円(Amazon) | 買い切り版17800円 月払い版6248円(1ヶ月) | 無料 | 36800円(公式サイト) |
販売方法 | パッケージ版/ダウンロード版 | パッケージ版/ダウンロード版 | ダウンロードのみ | ダウンロードのみ |
特徴 | YouTuber向けのため使いやすい。 映画並みの動画は作れないが、 有名YouTuberレベルの動画なら普通に作れる。 | 買っておけば出来ないことは無い編集ソフト。 機能が多い為慣れるまでは大変。 YouTubeなら買い切り版で十分。 | Mac標準アプリの一つ。 カット編集などは楽に出来るが、字幕を 一か所にしか入れられない欠点が大きい。 | Apple公式動画編集ソフト。 iMovieの使いやすさのまま高機能になった。 これのためにMacを買う人もいる。 |
Amazon/楽天 | Amazonで評価を確認/楽天で評価を確認 | Amazonで評価を確認/楽天で評価を確認 | Final Cut Pro – Apple(日本) |
個人的には動画編集初心者の場合、ゲーム実況に一切テロップ・字幕を付ける気が無い人はiMovie、自由に字幕やテロップを付けたいならFilmoraがオススメです。
字幕やテロップは付けた方が視聴者維持率が伸びるので、どちらかと言えばFilmoraの方がオススメです。
【参考記事】ゲーム実況に字幕は必要?
まとめ
Macでゲーム実況に最低限必要なのは以下の二つです。
- Mac対応キャプチャーボード(ハードウェアエンコード)
- Mac対応の動画編集ソフト
また、下の記事ではゲーム実況のクリック率を上げる方法を解説しています。
【関連記事】ゲーム実況のクリック率を上げる効果的な方法5選!
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