この記事は下記の悩みや要望を持つ方にオススメです。
- Macしかないけど、ゆっくり実況を作りたい!
- Windows以外ではゆっくり解説を編集できない?
- Macユーザーがゆっくりを使う時の注意点は何?
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしているちゃすくです。

ゆっくり実況・解説を編集するときは基本的にゆっくりムービーメーカー(YMM)を使いますが、実はMacだとYMMが使えません。
そこで、この記事では実際にゆっくりを使っている私がMacでゆっくり実況・解説をする方法について解説します。

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【追記】今からゆっくり系動画を投稿するのは〇〇
Macでゆっくり系動画を編集したい人へ絶対に知ってほしい事実があります…
実は、2022年からYouTubeの収益化審査が厳しくなり、これまで以上にゆっくり系動画は収益化剥奪を受けやすい状況になりました。

AIの誤判断収益化停止を受けた様子↓

今までは収益化を剥奪されても再審査請求を送ることで半数のゆっくり系チャンネルは収益化状態へ戻っていましたが、今後は動画の撮影や編集の様子を伝える再審査用の動画が必要になります。
しかし、再審査用の動画を審査する人は日本人では無いうえ、ゆっくり系動画は普通の動画に比べると非常に異質です。

ゆっくりみたいな動画は日本でしか流行ってない
そのため、ゆっくり系チャンネルは再審査で非常に落ちやすく、2022年から数多くのゆっくり系YouTuberが収益化剥奪状態から戻っていません。
つまり、現在のゆっくり系チャンネルはAIによる収益化剥奪を受けたら、復活が難しい状態になっています。
ゆっくりの収益化剥奪対策にはコレ!
そもそも、ゆっくり系動画が収益化剥奪を受けるのは「ゆっくりの音声」が原因であると考えられます。
そのため、ゆっくりを使っている動画投稿者はゆっくり音声よりもAIの誤判断を受けにくいVOICEROIDの導入をオススメします。
VOICEROIDは実在する人間の声がベースとなっており、ゆっくり音声よりも収益化停止を受けにくい音声になっています。
しかも、VOICEROIDはゆっくりムービーメーカーで使用できるため、編集の手間や方法はゆっくり霊夢&魔理沙と変わりません。
YouTubeは一度始めた規制を緩める事は絶対に無いため、今からゆっくり系動画を作りたい場合はVOICEROIDがオススメです。

オススメのVOICEROIDはこちら↓
Macでゆっくり実況・解説する方法は主に2つ
まずMacでゆっくり実況・解説する方法には下記の2パターンあります。
- MacでWindowsを動かし、YMM4を使用する
- Macへ対応しているゆっくり音声ソフトを使う
この記事ではMacへ対応しているゆっくり音声ソフトの使用をメインにしていますが、MacでWindowsを動かす方法についても簡単に解説しておきます。
MacでWindowsを動かす方法
MacでWindowsを使えるようにする方法は下記の2つです。
- Macの中にWindowsの仮想環境を作る
- MacかWindowsを選んで起動出来るようにする
1.はMacを起動した後にアプリやソフトウェアの感覚でWindowsを起動できるため、MacのアプリとWindowsを同時に使用することも可能です。
ただし、Macの中で無理やりWindowsの仮想環境を作っているため、PCへの負担は大きいです。
ノートPCのMac bookシリーズでは「Windowsの仮想環境」+「動画編集」は耐えれないことが多いため、あまりオススメ出来ません。
一方で、2.はMacとWindowsを同時に使うことは出来ませんが、PCへの負担も少ないのでMac bookシリーズでも快適にゆっくりの動画編集が出来ます。
どちらも最初は下記の手順でWindowsのインストーラー(ISOファイル)を作る必要があります。

下記手順はWindowsのPCが必要!
- Windows11のライセンスとUSBメモリ(16GB以上)を用意
- Microsoft公式サイトから「メディ作成ツール」をダウンロード&起動
- 指示に従って「ISOファイル」を作成&USBメモリに保存、同時にWindows11がISOファイルにダウンロードされる
- 「ISOファイルをDVDにコピー~~」と表示されたら「完了」をクリック&終了

Windowsのライセンスはこんなの↓
USBメモリにISOファイルを作成してMacに接続したら、下記の1.または2.の方法でWindowsを使うことが出来ます。
1.VirtualBoxを使ったWindows仮想環境の作り方
- MacにVirtualBox公式サイトからインストーラーをダウンロード&起動
- インストーラーの指示に従ってVirtualBoxをインストール
- VirtualBoxを起動し、「新規」から仮想環境の設定を順に決める
- 設定完了後、「ストレージ」の「光学ドライブ」からUSBメモリ内のISOファイルを指定
- 「起動」をクリックすると、仮想環境にWindowsがインストールされる
2.BootCampアシスタントでWindowsを起動する方法
- Macアプリケーション内にあるBootCampアシスタントを起動
- 指示に従って進め、「ISOイメージ」でUSBメモリのISOファイルを選択&保存先もUSBメモリに選択
- 途中で管理者のパスワードを求められたら入力
- 完了後、一旦Macをシャットダウンして「オプションキー」を押しながら起動するとWindowsを選べるようになる
1または2完了後、YMM4をダウンロードする
Macで用意したWindowsにゆっくりムービーメーカーをダウンロードすることで、通常のWindowsと同じようにゆっくりの動画編集が可能です。
注意:ゆっくりムービーメーカーは(株)アクエストの音声合成ライブラリを使用しているため、収益化にはライセンスを購入する必要があります。
Macへ対応しているゆっくり音声ソフトを使う方法
2022年時点だと、Macで使えるゆっくり音声付きの動画編集ソフトはありません。
しかし、既存の動画編集ソフトと下記のゆっくり音声を作成できるソフト・サービスを一緒に使うことでゆっくり実況・解説を作れます。
個人的にはMac上で動いてくれるMYukkuriVoiceが1番オススメです。
では、それぞれの特徴と導入方法について解説していきます。
注意:上記3ソフトとも(株)アクエストの音声合成ライブラリを使用しているため、収益化にはライセンスを購入する必要があります。
ゆくも!の特徴と導入方法

ゆくも!の特徴
- 収益化しない場合は完全に無料(収益化はライセンスが必要)
- ブラウザ上で動くため簡単に利用できる
- 29種類の音声の中から選べる
- Pro版(無料)で細かい設定も可能
- MP3で保存するため編集ソフトで扱いやすい
ゆくもの導入方法
- ゆくも!公式サイトにアクセス
- 簡単な設定の場合はそのまま、詳細な設定をしたい場合は「Pro」をクリック
- セリフを入力して確認、MP3でダウンロード
- 編集ソフトでMP3の音声ファイルを読み込む
ゆっくろいどの特徴と導入方法

ゆっくろいどの特徴
- 注意:現在Macで動かない不具合が発生中!!!
- 収益化しない場合は完全に無料(収益化はライセンスが必要)
- ダウンロードして使うため回線が無い場所でも使用可能
- 使用者が多いので不具合があってもネットの情報が多い
- MP3で保存するため編集ソフトで扱いやすい
ゆっくろいどの導入方法
- ゆっくろいど公式サイトにアクセス
- ゆっくろいどをダウンロード
- セリフを入力して確認、MP3で保存
- 編集ソフトでMP3の音声ファイルを読み込む
MYukkuriVoiceの特徴と導入方法

MYukkuriVoiceの特徴
- ゆっくろいどが動かなかった為製作されたソフト
- 収益化しない場合は完全に無料(収益化はライセンスが必要)
- ダウンロードして使うため回線が無い場所でも使用可能
- 更新情報を上の動画で発信してくれるため有難い
- MP3で保存するため編集ソフトで扱いやすい
MYukkuriVoiceの導入方法
- MYukkuriVoice公式サイトにアクセス
- MYukkuriVoiceをダウンロード
- セリフを入力して確認、MP3で保存
- 編集ソフトでMP3の音声ファイルを読み込む
Macでゆっくり音声ソフト使用時の注意点
上で紹介したソフト・サービスを使えばMacでもゆっくり音声は作成出来ますが、下記の注意点があります。
- 立ち絵の口パクや瞬きが出来るわけでは無い
- 音声をセリフごとに保存するため手間がかかる
- YMM4に比べると使用者は少ない
- 通常の動画編集ソフトが必要になる
そのため、頑張ればMacでも高クオリティなゆっくり実況・解説は作れますが、Windowsよりも余計な時間やお金がかかってしまします。
また、高解像度&高fpsのゲームをゆっくり実況する場合、Macはグラフィックボード(GPU)を搭載していないモデルが多いため、「動画の出力に時間がかかる」や「プレビューが滑らかに動かない」などが起きます。
したがって、お金に余裕がある場合はMacよりもWindowsのPCを買った方が良いです。
オススメのWindowsPCはこちら
下記事では人気実況者やVtuber、ゆっくり投稿者が実際に使っているモデルを紹介しているので、用途に合わせてWindowsPCを選んでみてください。