この記事は下記の悩みや要望を持つ方にオススメです。
- ゲーム実況で一生暮らせるようになりたい!
- ゲーム実況やVtuberで人気になりたい
- 今からゲーム実況やVtuberで人気になることは可能?
はじめまして。ブログ運営と動画投稿をしている「ちゃすく」です。
実は私もゆっくりのチャンネルを運営しており、現在はチャンネル登録者数2万人と3万人のチャンネルがあります。

しかし、現在のYouTubeで人気になるのは非常に難しいうえ、そもそも今のゆっくり実況&解説には致命的な問題があります。
そこで、この記事では「今からゆっくり実況&解説を始めても人気になれるのか」私自身の経験をもとに解説していきます。

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今からでも人気のゆっくり実況・解説になれるのか
どれくらいのチャンネル規模だと”人気”と呼んで良いのか曖昧なため、この記事では「YouTubeで収益化できる=人気」としておきます。(要はチャンネル登録者数1000人以上)
また、今回の記事ではYouTube経験が無い初心者を想定しています。
まず結論から言うと、今から始めて半年以内に人気チャンネルへなることは難しいです。
ちなみに、期間を半年にした理由は半年間でチャンネルを収益化出来なかった場合、90%以上のYouTuberがチャンネル運営を諦めるからです。

では、なぜ半年以内に人気チャンネル、つまり収益化条件を達成することが難しいのでしょうか?
主な理由は下記になります。
- ゆっくりは費用も手間も大きすぎる
- 外注系ゆっくりチャンネルが多すぎる
- YouTubeとの相性が最悪すぎる
- ゆっくりは収益化を剥奪されやすい
上記の詳細については順に解説していきますが、これらを克服できれば人気チャンネルへなれる可能性は大きくなります。
ゆっくりは費用も手間も大きすぎる
ゆっくり実況・解説で人気になることが難しい理由1つ目は「ゆっくりは費用も手間も大きすぎる」です。
まず、普通のやってみた系YouTuberであれば今の時代はスマホ1台あれば全ての作業が出来ます。
しかし、ゆっくり実況・解説の場合は10万円程度のPCがほぼ絶対に必要です。
なぜなら、ゆっくり実況・解説の編集には「ゆっくりムービーメーカー(YMM)」という動画編集ソフトがほぼ必須であり、スマホで利用することが出来ません。

YMMは下動画で使ってる編集ソフト
このYMMを快適に動かすためには10万円程度のPCが必要になり、ゆっくり実況でPCゲームをプレイする場合はさらに高いスペックのPCが必要になります。

FPSやMMORPGをプレイするなら最低でも15万円は欲しい…
また、ゆっくりの音声と立ち絵にも費用がかかる場合があります。
例えば、ゆっくり実況・解説でよく使われている「ゆっくり霊夢」と「ゆっくり魔理沙」の音声は「AquesTalk」というソフトがもとになっています。
この「AquesTalk」はYouTubeやニコニコ動画で広告収益を得る場合、有料のライセンスが必要になります。
ゆっくりの立ち絵についても必ず無料で商用利用自由という訳ではありません。
オリジナルの立ち絵が欲しい場合は1人につき数万円かかるため、ゆっくり系動画に必要な費用は意外と高いです。

実際に依頼した時の様子はこちらの記事で解説

これだけ費用がかかるゆっくり実況・解説ですが、最も地獄なのは編集の作業量です。
以前、超人気YouTuberであるコムドットさんが「1本の編集作業に12時間以上かかる」と軽く話題になり、心配されていました。

コムドットさんの動画は1本45分〜60分くらい
ゆっくり実況・解説の場合は10分の動画を編集するのに12時間以上かかるのは当たり前です。
私のゆっくり解説(↓)はかなり手を抜いて編集していますが、それでも1本15時間前後はかかります。
たぶん、ゆっくりは全動画ジャンルで1番コスパの悪い動画編集です。
したがって、ゆっくり実況・解説は費用も高いうえ、編集の作業量がとんでもなく多いため、人気チャンネルへ成長する前に諦めてしまう人が多いと思います。
外注系ゆっくりチャンネルが多すぎる
ゆっくり実況・解説で人気になることが難しい理由2つ目は「外注系ゆっくりチャンネルが多すぎる」です。
おそらく、ゆっくり実況・解説を始めたいと思った人なら見た事あると思いますが、今のゆっくり界隈は外注系ゆっくりチャンネルが半端じゃなく多いです。
メジャーどころだと「2ch〜」「反応集」「闇ニュース系」「ランキング」などですが、最近は下画像のように外注系ゆっくり実況も流行っています。

ちなみに、上チャンネルはやり込み系なのにエミュレーターを使ってたので炎上し、数人のスタッフで動画を作っていたことが明らかになっています。

エミュレーターだとカスタマイズされた環境でゲームプレイが出来る
このような外注系ゆっくりチャンネルは更新頻度が高く、動画のクオリティも高いため、1人で時間をかけて動画を作っているとYouTube上で完全に埋もれてしまいます。
実際に、外注サイトとして有名なクラウドワークスでは私の動画を参考にして脚本を制作する仕事が大量に出ています。


上の依頼で参考にされているのは下の動画
結果的に私のチャンネルも大量の外注系チャンネルへ埋もれてしまい、再生回数は一気に落ちてしまいました。
つまり、今のゆっくり実況・解説は他人の動画をパクる事が当たり前であり、人気チャンネルになれたとしてもすぐにパクられてオワコンになりやすいです。
そのため、今のYouTubeで人気になるためには「誰にも真似出来ないコンテンツを作る」か「外注サイトを使って大量にコンテンツを作る」のどちらかになります。
YouTubeとの相性が最悪すぎる
ゆっくり実況・解説で人気になることが難しい理由3つ目は「YouTubeとの相性が最悪すぎる」です。
現在のYouTubeは他の動画投稿サイトと差別化を図るため、再生時間が長い動画をバズりやすくしています。

再生時間が長いと下画像みたいにリーチが拡大されやすい

しかし、ゆっくり実況・解説で動画の再生時間を伸ばすことは非常に大変です。
前章でも書きましtが、ゆっくり系動画は10分の動画でも編集作業へ10時間以上かかるため、長時間の動画を作ることはマジで地獄です。

40分のゆっくり解説とか、4ぬレベルの作業(経験済み)
一応、動画編集作業を効率よく行うことで再生時間を増やすことは出来ますが、それでもゆっくりの作業量で動画時間を伸ばすことは難しいです。
しかも、外注系ゆっくりチャンネルは人員がいる分、動画時間を長くしやすいため、視聴者を奪われやすいです。
そのため、YouTubeへの動画投稿をメインで考えるのであれば、ゆっくり実況・解説よりも生声で実況・解説している方が将来的にはバズりやすいと思います。
声にコンプレックスがある場合や自信がない場合はボイスチェンジャーを使えば十分カバーできます。
ゆっくりは収益化を剥奪されやすい
ゆっくり実況・解説で人気になることが難しい理由4つ目は「ゆっくりは収益化を剥奪されやすい」です。
現在、新規のゆっくり実況・解説チャンネルでYouTubeへ収益化申請を送っても、だいたい半分のチャンネルは「コンテンツの繰り返し」が原因で審査に落ちています↓

実際には毎回別の動画をアップしているのに「コンテンツの繰り返し」と誤判断されてしまう原因はゆっくりの音声です。
どうやらYouTubeのAIはゆっくりの音声を機械によって大量生産されたコンテンツとして認識しており、ゆっくり系チャンネルの収益化を拒否しています。
しかも、既に収益化したチャンネルであっても同様の理由で急に収益化剥奪を受けることがあり、実際に私も収益化剥奪を受けたことがあります。
そのため、現在のYouTubeではゆっくり音声を使用するリスクが非常に高いです。
したがって、今からゆっくり系チャンネルを始めたい場合はVOICEROIDの利用をオススメしています。
VOICEROIDであれば実在する人間の声がベースになっているため、コンテンツの繰り返しによる収益化停止のリスクを減らせます。

オススメのVOICEROIDは下記事へ
【まとめ】ゆっくり実況・解説で人気になるのは難しい
というわけで、ゆっくり実況・解説で人気になるのは正直なところかなり難しいです。
しかし、ゆっくり実況・解説以外のジャンルであれば、まだ希望はあります。

YouTubeで「稼ぎやすい」「バズりやすい」ジャンルは下記事で解説しているので参考にしてみてください。
また、当ブログ「ちゃすろぐ」ではちゃすくの経験をもとに色んな記事を制作しているので、良かったら読んでください。



特に、Twitterの裏技は知らない人も多いと思うので、オススメです。